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恋愛短詩集 『きみとぼくのあいだ』 | 制作秘話

こんにちは。小森 信です。

恋愛短詩集 『きみとぼくのあいだ』― 離れていても幸せと呼べるまで ―

多くの皆様にお読みいただき、本当にありがとうございます。

今日は、noteの創作大賞2026に応募したこの作品が、どのように生まれたのかを書いてみようと思います。


なぜ五行詩なの?

私は、今年の三月頃から五行詩を書くようになりました。

最初は、五行という短さに戸惑いました。

けれど、読み返しているうちに思ったのです。

五行という短さだからこそ、
読者は自分自身の思い出を重ねられるのではないか、と。

長く説明してしまうと、それは私の物語になります。

でも、五行なら余白が残る。

その余白に、それぞれの恋や、大切な人との記憶を映してもらえる気がしました。


五行詩とイラストの組み合わせ

《五行詩とイラストの組み合わせ》、皆さんはどのように受け取っていただけたでしょうか?

私は、言葉だけでは届かない温度があると思っています。

夕暮れの色。
笑顔。
雨の日の空気。
抱きしめたくなるような静かな時間。

そんな「言葉にならない感情」を伝えるために、
一篇ごとにイラストを添えました。


詩集には未収録の作品です

言葉と絵が寄り添うことで、ひとつの作品が完成する。

そんな恋愛詩集を目指したのです。


同じふたりの物語

こうして、イラスト付きの五行詩を一作ずつnoteに投稿していきました。

「会いたい」 「ぎゅっ」 「よかったね」

そんな短い言葉たちを書き続けているうちに、あることに気づきました。

それぞれ独立した作品のはずなのに、どこか同じふたりの物語を描いているように見えたのです。



私が描きたかったこと…

この詩集を書く前、私はある人との時間を何度も思い返していました。

一緒にいる時は、本当に幸せでした。

ただ隣にいるだけで嬉しくて、同じ景色を見ているだけで心が温かくなる。

そんな時間が確かにありました。

けれど、その一方で、会えない時間はとても苦しいものでした。

不安になることもありました。
疑ってしまうこともありました。
嫉妬してしまうこともありました。

そして、ふと気づいたのです。

「これって、本当に相手を信じていることになるのだろうか?」

好きだからこそ不安になる。
大切だからこそ失いたくない。

でも、それは相手を信じることとは少し違うのかもしれない。

そんな答えの出ない問いを抱えながら、私は五行詩を書き続けました。

そして気がつけば、その一つひとつが、一編の物語になっていました。

この詩集は、そんな時間の中で生まれた作品です。

大切な人との思い出を、色褪せないように残したい。そして、離れていても続いていく《つながり》を信じたい。

そんな願いを込めて書きました。


一冊の恋愛物語へ

最初は単なる作品の寄せ集めでした。

しかし並べてみると、

出逢い ➡️ 距離が縮まる ➡️ すれ違う ➡️ 帰る場所になる ➡️ 離れていても幸せ

という流れが見えてきました。

そこで私は、詩を一冊の恋愛物語として再構成することにしました。


一番苦労した第三章

嬉しい詩だけを並べるのは、それほど難しくはありませんでした。

けれど、本当に人と人が分かり合うためには、雨の日も必要だと思いました。

だから第三章には、

「元気だよ」 「生きづらいね」 「やさしいひと」

など、少し苦しくて、不器用な作品を集めました。


『離れていても幸せ』という結論


この詩集で描きたかったのは、
「結ばれること」ではありません。
誰かを自分のものにすることでもありません。

離れていても、 相手の幸せを願えること。
そして、自分も大切にできること。

それを私は「幸せ」と呼びたかったのです。


創作大賞に向けて

応募した理由はとてもシンプルです。

私は、「プロ作家を目指している!」などというのはおこがましいですが、それでも自分の力がどこまで通用するのか、試してみたいと思いました。

この作品が多くの人に届くのか?
私の言葉は誰かの心に残るのか?

その答えを知りたかったのです。


最後に

この詩集は、恋愛詩集であると同時に、

「人と人は本当に分かり合えるのか」

という問いに対する、私なりの答えでもあります。

結果がどうなるかは分かりません。
それでも、この詩集を書いた時間は、私にとってかけがえのない時間でした。

そして、どんな未来が待っていようと、この作品を書いた時間は、私にとって大切な宝物です。

誰かとのつながりに迷う夜、
この詩集があなたに少しでも寄り添えたなら、嬉しく思います。

本当にありがとうございました。

一番印象に残った作品がありましたら、教えていただけると嬉しいです。


本編のリンクはこちらから


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