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【アーティスト=この5枚】私のオススメするThe Stranglers!


はい!TheStranglersです!元祖パンクバンドの、私のおすすめの5枚のアルバムをご紹介します!


言うまでもなく、1977年デビューのロンドンパンク5大バンドの一つですね・・・他はなんでしたっけ?


SexPistols、The Clash、The Damned、TheJamでしたよね?


当時、パンクロックの洗礼を受けた私を含めた多くの人たちとは、私のこの5バンドの解釈はちょっと違うかもしれない。


私にとっては、パンクロックとはイコールSexPistolsで、もっと言うと、イコール「NeverMindThe Bollocks」なんですよね。


クラッシュはジョー・ストラマーのしゃがれ気味のウタがカッコ良くて、でも曲は一番抑揚のない感じで、

ダムドはVo.がビジュアル以外は意外と地味でラモーンズそっくりのバンドで、

TheJamはモッズのバンドで初期のキンクスとかTheWhoとかのとても優秀なフォロワー・・・。


わりと、それぞれのキャラがハッキリしてました。


その中で、まったく異質だったのがこのTheStranglersです。ちなみに私は、このストラングラーズとTheJamはかなり好きでしたね!

今になってみると、特にジャケット用なんかじゃない記念写真みたいなもの、それもカラー写真を並べてみると、この当時感じた異質なものの正体がすぐにわかるかもしれない...ということで、初めての視点ですが、完全に恣意的に選んだ写真のファッションチェックをいってみましょう〜...笑



ピストルズ・・・まだグレンがいるのでデビュー前ですね。

まったくパンク・ファッションではないですね...笑 みんなただの悪ガキですね〜

ジョニー・ロットン(のちのジョン・ライドン)のおしゃれさんっぷりがよくわかりますね!むか〜しの原宿みたい...笑


ダムド・・・デイヴ以外はMC5みたいな革ジャンとジーンズですね。

こんなところにもラモーンズぽさが...笑


クラッシュ・・・デビュー時からそれぞれ個性を主張してますね〜

ジョーのプレスリー好き、ロカビリー好きがファッションにも反映されてますね...笑


ジャム・・・ジャケット、シャツ、ボトムス・・・流石にモッズ!?群を抜いてオシャレですね〜...笑 

つい先日鬼籍に入ったドラムのリックの服も、生粋のモッズだったことがよくわかりますね〜...笑


さて、ストラングラーズです。

これは多分1977年のデビュー当時のものと思いますが、どうでしょう?・・・みんな、田舎町のスーパーかどこかについでに置いてある服でも調達したか、知らないうちに家にあった服を間に合わせにでも着ているかのようなチカラの抜け方...笑


他のバンドと比べると明らかに“フレッシュ感”がありませんね〜笑 


それもそのはず、他のバンドのメンバーはみんな20歳そこそこ辺りなんですけど、この時、ドラマーのジェット・ブラック(しかし凄い芸名ですよね〜これ、色の名称じゃん...笑 テキトーすぎだろ...笑)なんて38歳ですよ。


若者らしいオシャレ大好きみたいな出立と並べるとひときわ異彩を放つ「外見なんて、まったく興味がねぇよ!」

とでも言うかのようなダッサダサな格好・・・見るからに“正気を装っているかのような”目立たない服装にどうしても隠せないギラついた目つき・・・普通の若者であれば「なんかこのオッサンたち、ちょっと根っからヤバい気がする...あんまし絡まんとこ...汗」みたいな笑


親とか親戚の兄ちゃんとか、地に足をつけて働いている見慣れている年上の人とはどう見ても違うなってことだけはわかる雰囲気...笑

・・・しかしながらこのバンド、実はかなりの高学歴インテリバンドなんです!


話のついでに4人のメンバーを紹介しておきますね。


Vo.とg.のヒュー・コーンウェルは、

ノーベル賞受賞者をたくさん出していることで有名な英国屈指の名門校ブリストル大学を卒業して、大学在学中にのちにフェアポート・コンベンションでフォーク・ロック・プチブームを起こしたリチャード・トンプソンと級友で一緒にバンドしてたそうです。生化学の学士号を取っていてスウェーデンの大学で生物学の研究をしながらライヴしてたそうです。ロンドンの地主の息子だそうで、おそらく幼い頃から裕福な家庭で育ったのでは・・・とてもステージパフォからは想像できませんね...汗

ちなみに文才もあり、書籍も4冊も出してます。


b.のジャン=ジャック・バーネルは、

2つの大学で歴史学を専攻してました。ちなみに両親はどちらもフランス人で父親はフレンチレストランのシェフ。移民としての差別が激しかったそうで、その影響で、身につけた格闘技の技術と暴力的な演奏スタイル、そして三島由紀夫の文学に傾倒。本人はロンドン生まれで極真空手七段。現・士道館空手(極真から派生:顔面への攻撃もできる)のロンドン支部長です。

83年だったか・・・空手を通じて友人となっていたARBのドラマーのキースの依頼で、今では俳優としてビッグネームの石橋凌さん率いるARBのツアーベーシストをつとめたこともあります。確かサンジが・・・まいっか、ね・・・この時はホントむっちゃ、びっくりしましたね〜!


key.のデイヴ・グリーンフィールド(2020年コロナに感染して没。RIP.)は

メンバーで唯一、音楽学校でクラシック音楽を正式に学んでいて、卒業後はプログレ・バンドで活動してました。ファーストとセカンドでは主にオルガンを弾いてますが、デイヴのオルガンこそがストラングラーズをその他の全てのパンクバンドと異質なバンドにしています。ちなみに曲のバックでアルペジオを弾きまくるスタイルはよくドアーズ/レイ・マンザレクと比べられてましたが、b.のジャンジャックによって、デイヴがザ・ドアーズを知らなかったことが暴露されました。その時、デイヴは「LightMyFireくらいは知ってるよ...あとRiders...なんだっけ...笑」と返してます笑


ds.のジェット・ブラックは

本名はBrianDuffyと言い、1938年生まれですから、エルヴィス・プレスリー世代ですね...(3歳違い)笑 20代の頃からビジネスマンとして成功していました。複数のアイスクリームの移動販売車ビジネスと酒類販売店およびビール醸造設備会社のオーナーだったそうです...笑 でも30歳を超えて仕事を辞めて、プロのドラマーとして活動し出したそうです。芸名をジェット・ブラックとして...笑 ちなみに、音楽雑誌でヒューの「ドラマー募集」の広告を見て、ヒューと会ったときは、すでにドラマー、ジェット・ブラックは割と有名だったそうです!なんか・・・この人、けっこう凄いですね!・・・ずいぶん長いこと闘病していたようです...合掌(2022年 RIP.)。


少しは彼らの音楽についてもメモっておきましょう...笑


ストラングラーズは、サウンドも他のバンドとはまったく異なります。

基本的にジャンジャックのb.とデイヴのkey.オルガンが常に動いていて、

g.はリズムカッティングとアルペジオ主体、

ドラムは正確なリズムキープ主体という構造です。


音のラインナップとしてはオルガンが入っていることによって、ザ・ドアーズに近い構造ですね。ただ、ザ・ドアーズと根本的に違うのはストラングラーズにはゴリゴリの硬いプレシジョンの音でピックを使ってリフとフレーズを弾きまくるベーシストがいて、ほぼ全ての楽曲を引っ張っていきます。当時は、リードベースとか呼ばれてました。他のパンクバンドに比べると、キャリア的に当たり前のような気もしますが、演奏力は抜きん出ています。翌年デビューするThePoliceのような「テクニシャンがパンクっぽく演ってる」というのではなくて、ビートバンドとしての演奏力が極めて高いという感じです。

歌詞も他のパンクバンドとはぜんぜん違います。ROCKでは、例えばザ・ドアーズのジム・モリソンとか、NYパンクのパティ・スミスやテレビジョンのトム・ヴァーラインとか、詩人を志している人が時々いますが、そんな漠とした言葉遣いの感じではなくてもう少し直接的な、政治的な、コンテクストというか文脈と具体的な背景のストーリーを感じさせるものです。文学的という表現が近いかもしれませんが、マガジンのハワード・ディヴォートとかと似ています。でも、クラッシュのジョーの新左翼的な政治指向とは違って、あくまで「武器」の一つとして歌詞を使っていたフシが伺えます。出てきた当時は随分と物議を醸していたいろんな楽曲に出てくる「女性蔑視」の視点なども実は本人たちにとっては、それほど深刻には考えてなかったのかもしれません。あくまで「作品」だよ...くらいの。

パンク時代ということもあり、かなりビートは強いですが、POPなメロディもわりとあります。5作目のテクノアルバムは置いといて、6作目からはこちらのメロディックな曲調がどんどん増えていきます。

ただ、ストラングラーズの魅力はやはり初期のパンキッシュな、勢いのある楽曲だと思います。


では、ようやくですが、その特異なサウンドによるパンキッシュな名盤をご紹介します!



1st「Rattus Norvegicus」(1977年4月)


ファーストアルバム正式名称はドブネズミの学名「RattusNorvegicus」ですが、副題とでも言うかのようにジャケットには「Ⅳ」と記載されてます。これは“まる4年も演ってるんだぜ”って意味だそうです。

収録曲は

【A面】

①Sometimes

②Goodbye Toulouse

③London Lady

④Princess of the Streets

⑤Hunging Around

【B面】

①Peaches

②Grip

③Ugly

④Down in the Sewer


うーん、全曲、名曲ですね〜。あらためて歌詞を見ると、かなり文学的ですね!もちろん、時代的なものも反映させた暴力的なトーンが支配してますが、パンク/若者にありがちないろんなものにバッテンをつけて回るというよりも、ストイックな知性に裏付けられた暴力性とでもいうような感じです。例えば「Sometimes」にあるのは、「いつかお前の面を張り倒してやるぜ!」って内容なんですが、「時には、それしか道がないこともある 戦わなきゃいけないこともある」と続くんですよね〜

2nd「No More Heroes」(1977年9月)

セカンドアルバムのタイトル曲「NoMore Heroes」のイントロのベースでぶっ飛びますね!このアルバムも名盤ですね!ホントに捨て曲がない!

収録曲は

【A面】

①I Feel Like a Wog

②Bitching

③Dead Ringer

④Dagenham Dave

⑤Bring on the Nubiles

⑥Something Better Change

【B面】

①No More Heroes

②Peasant in the Big Shitty

③Burning Up Time

④English Towns

⑤School Mam

人種差別への批判を露骨に皮肉るA-1に始まり、かなり辛辣なテーマが並んでますが、全曲名曲でファーストに比べると曲調はPOPになりました。ジャンジャックのゴリゴリベースが絶好調ですね〜

3rd「Black and White」(1978年)

多くの批評家がBest of Punk Rockの一枚にあげるサード・アルバム「BlackandWhite」。のちの何かのコンサートでA-1.Tankをピーター・ハミルがゲストで歌っているものがあります!もうそのままハミルのK-Groupの演奏ぽくて無茶苦茶にかっこいいです!

収録曲は

【A面】

①Tank

②Nice'n'Sleazy

③Outside Tokyo

④Mean to Me

⑤Sweden (All Quiet on the Eastern Front)

⑥Hey! (Rise of the Robots)

⑦Toiler on the Sea

【B面】

①Curfew

②Threatened

③Do You Wanna

④Death and Night and Blood (Yukio)

⑤In the Shadows

⑥Enough Time

ここまでの初期3枚は、基本的にジャンジャックのゴリゴリベースとデイヴのオルガンが忙しなく動き続けながら、ヒューとジェットブラックのタイトなビートが全ての曲をパンキッシュな演奏として成立させています。B-4「Death and Night and Blood」は三島由紀夫へのオマージュソングです。「Nice'n'Sleazy」等のシングル曲のメロディラインもかなりキャッチーな感じで、飽きがこないアルバムとしておすすめできる名盤です。

あと2枚紹介したいのですが、私はヒュー・コーンウェルが参加している10枚目「Ten」までしか聴いていないので、申し訳ないですが、その中から2枚をピックすることにさせていただきます。

4th「The Raven」(1979年)

収録曲は

【A面】

①Longships

②The Raven

③Dead Loss Angeles

④Ice

⑤Baroque Bordello

⑥Nuclear Device(The Wizard of Aus)

【B面】

①Shah Shah a Go Go

②Don't Bring Harry

③Duchess

④Meninblack

⑤Genetix

あと2枚を選ぶのにはとても苦労したのですが、やはりよく聴いている順に。

この4作目の「The Raven」は、3作目までの“怒り”は影を潜めています。このアルバムは、例えば、アメリカという国を体験して批判した内容だったり、日本への・・・というより「葉隠」思想へのオマージュだったり、世界をヴァイキングの船に乗って旅をして〜みたいなコンセプトアルバムぽいアプローチです。TheRavenというのは北欧神話、ヴァイキング(文化)の象徴というわけですね。

例えばシングルとなった名曲「Duchess」の一節「And it sounds like an empty house Standing still And it′s quieter than a mouse Standing still」〜それは空っぽの家のようにひっそりとそびえている ネズミの足音よりもひっそりとそびえている〜

この曲のテーマは冒頭の「Duch of the terrace never grew up」〜テラスの公爵夫人は決して成長しない〜の一節からも明らかなように、欧州の底辺に根強く残る階級制度への風刺だと思います。

3作目までのストラングラーズは完全にROCKミュージックを通して、社会へのアジテーションを実行していました。そこは立脚地点が明確で、要するに切れ味鋭い「声明」であることが多かった。しかもその「声明」は文学的な言葉配置の美しさにより、聴く者それぞれの独特の趣向性を対象としてもっぱら響いていた気がします。この「攻撃性」こそがストラングラーズを他のパンクバンドやひいてはニューヨーク・パンクの連中ともまったく異なる存在感の源泉だと思っています。

だけど、この4作目からは、かなり強く“諦観”が侵食し出しています。指向としてはまるでテレビジョンとかパティ・スミスとかのニューヨーク・パンクの内省的で耽美的で芸術至上主義的な方角です。サウンド的にも大きな変化があります。ストラングラーズのサウンドの核は、ジャンジャックの前面に出てくるゴリゴリベースのリフとデイヴの運指の速いオルガンなのですが、このアルバムからは(正式には前作にもいくつかありましたが)オルガンの音はシンセの音に変わっています。結果として当時としては普通のモダンなサウンドに“合わせた”感じになっているのですが、この次の「Meninblack」ではこの傾向がさらに発展し、異様に軽い音、後のテクノの音になっていきます。例えると、ゲームの効果音のような軽くてオモチャのような音です。5作目以降の特徴となるこのサウンドの一大変化についていけなくなった人は多かったと思います。デビュー時からの熱狂的なファンは、多分、5作目以降はストラングラーズを聞いていないと思います。私もそうでしたね。

あらためて、まだストラングラーズを聴いたことがない人のためにメモらせていただくと、バンドとしてのストラングラーズはkey.のデイヴとds.のジェットブラックを失った2025年時点の「今」でも、まだ存在しています(解散宣言などをしていません)。では、そんなに長く続いているバンドの音楽性は・・・?というと、びっくりするぐらいに変わっています!デビュー時の『パンキッシュなリズムのタイトなストラングラーズ』は、実はもう跡形もなく消えています(と言ってもいいでしょう!!!)現在の、ストラングラーズは(ヒューが脱退してからはまともに聞いていないのですが・・・)いかにも欧州らしい陰りのある耽美派POPサウンドなんです。デビュー時からのファンにとっては、おそらく3作目でバンドは“消滅”していると思います。ただ、この180度転換したサウンド、すなわち、耽美派ストラングラーズサウンドは一般的にはデビュー時を凌ぐほど、評価が高いんです!私が持っている10枚の作品の中で、この変化の傾向がより顕著になるのは6作目の「LaFolie」からです。4作目「The Raven」の次の5作目「The Meninblack」(1981年)は完全にサウンドが違うバンド、いわゆるテクノバンドのアルバムになってます。ちょっと早すぎでしたね...笑

6作目「LaFolie」(1981年)、7作目「Feline」(1983年)は完全に耽美派の作品になってます。サウンド的に大きく変わったのはkey.のデイヴのパートですね。初期のオルガンを主体とした鍵盤を弾きまくるスタイルではなく、シンセの音で楽曲のトーンを奏でるプレイが中心になってます。初期からあった“文学的色彩”がより前面に出てきた感じです。ただ、同じように文学的色彩が前面に出てると言っても、テレビジョンはじめニューヨーク・パンクの芸術至上主義的志向とはちょっと違います。そこはやはり英国的にシニカルでPOPで軽薄です。この点はおそらく米国人より日本人の方が馴染みやすいかもしれません。

8th「Aural Sculpture」(1984年)

収録曲は

【A面】

①Ice Queen

②Skin Deep

③Let Me Down Easy

④No Mercy

⑤North Winds

【B面】

①Uptown

②Punch and Judy

③Spain

④Laughing

⑤Souls

⑥Mad Hatter

8作目になる「Aural Sculpture」は、誤解を恐れずに言えば、ヒューのソロアルバムみたいな感じです。

デイヴのkey.はシンセの音を中心にちょっとテクノサウンドぽさを残しながら、楽曲を包み込む感じの演奏で、ジェット・ブラックはおそらく打ち込みが中心です(多分...汗)。ジャンジャックのb.はあまり前面には出ずに楽曲のサウンドを抑揚をつける程度になっていて、そこにヒューの穏やかなvo.が乗っかる感じです。もはや「叫ぶ」ことはないです。

このアルバムをよく聴くのは、単純に、曲が、すなわち、メロディが良い楽曲が多いからです。落ち着いたり、穏やかな気持ちになったりするために「ストラングラーズを聴こう!」ということになるなんて、とても初期のアルバムからは想像できませんね...笑

ちなみにこのアルバムはけっこう難産だったようで、録音の時期の合間にオフの期間を挟んでいます。ジャンジャックはその間、日本でARBのツアーとレコーディングに参加したり、病床の父親にずっと付き添ったりしていたようで、実際、あまりレコーディングに参加していないようです。演奏上においても、ストラングラーズというバンドのアイデンティティの核とも言えるジャンジャックの存在が希薄な時期のアルバムがこんなに良いメロディの曲だらけになるのですから、ストーンズもそうですが、バンドって長くやってるといろいろあるんですね〜笑

蛇足ですが、ストラングラーズというバンドを象徴するようなメンバーのジャンジャックについて、もう少しメモっておきたいと思います。

ジャンジャックは「日本贔屓」みたいな言葉とはちょっと違って、“たまたま英国に住んでいる”江戸時代の日本人ぽい感じです。『葉隠』の思想を行動原理としていることを公言していて、1979年の2月の初来日時には単独行動で精力的にライヴハウスなどを回って、日本のバンドと友人になったそうです。リザードという日本のバンドのプロデュースもしてました。ジャンジャックにとって、憧れの「サムライの国」への初来日...その際に日本人の観客のおとなしさに腹が立ったらしく、雑誌のインタビューで日本人の若者に向けてと振られて有名な言葉を残してます「Don't smile so much, It makes you blind.」

その年の12月にもう一度来日しましたね。今度は、私もしっかり会場に行って、生涯唯一の観客としての大暴れLiveを経験しました!よく“我を忘れる”と言うのは正確には“我を偽るのを忘れる”と言われますが、あんなにグチャグチャな周囲を楽しめた私はあの時だけです。

もうサイコーのLiveでした。この人たちのLIVEは他のバンドではおそらく絶対にしないことをやるという印象があるのですが、それは、「同じ曲を何度も演奏する」ということです。私が行ったLiveでも確かStraighten Outを2回演ったと思います。アンコールで出てきて、きっとNo More Heroesだと思ってたら、Straighten Outだったので「えっ、また???」みたいな気がしたのを覚えています、他のセットリストなんかを見ると、特定の曲を3回続けて・・・とかもわりとあるので、そういうバンドなんだ、ストラングラーズなら、ま、ありか〜みたいな...笑 

彼らのLiveの極度の興奮状態の中では客はそんなこと気にしない!と彼らはわかっているんだと思います。実際、そのくらい興奮したLiveでした。「興奮する」っていう感覚は、ひょっとしたら、あの時が最後だったかもしれません。

このバンドが、私の中で、ちょっと特殊な立ち位置なのは、こんなことも影響しているのかもしれません。

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