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真夜中にトヨタのCM(父と娘)を観て、涙腺が緩んだ話

最近、娘を寝かしつけた後、真夜中にインスタを見ていたら、ふいに動画が流れてきました。

トヨタのCM「父と娘」。
10年ほど前に公開された動画らしく、昔も見た記憶があります。
その日は父の日が近かったこともあって、誰かがUPしていました。

当時も「いい動画やな」と思ったような気がします。

でも、そこで終わっていました。
今回、親になった今あらためて見たら、全然違いました。

数分の動画なのに、途中から画面を見ながら、なんとも言えない気持ちになりました。

真夜中にひとりで見るには、どうしようもなく涙腺を緩ませてくる、危ない動画でした。

親になる前は、たぶん分からなかった

親になる前は、子どもが大きくなっていくことを、どこか明るいこととしてだけ見ていました。

できることが増える。
世界が広がる。
自分で選べるようになる。

それはもちろん、素敵なことです。

でも親になってからは、そこに別の気持ちもあると分かるようになりました。

子どもができることが増えるほど、親の出番は少しずつ減っていく。

手をつなぐ時間も。
抱っこをせがまれる時間も。
「一緒に来て」と呼ばれる時間も。

当たり前のように続いている今が、ずっと同じ形では続かないこと。
頭では分かっていても、普段はあまり考えないようにしていること。
この動画は、そんな気持ちを、あまり大げさに言葉にせずに見せてくれます。

見守ることは、何もしないことではない

子どもが小さいうちは、親ができることがたくさんあります。

危なくないように見ている。
眠そうなら抱える。
困っていたら手を出す。
帰る時間を決める。
行く場所を決める。

でも、子どもが成長していくと、親が代わりにできることはどんどん減っていきます。
むしろ、何もできないまま見守るしかない時間が増えていくのかもしれません。

それは寂しいことでもあるけれど、子どもが自分の人生を歩いている証でもあります。

この動画を見ていて思ったのは、親の愛情は、何か大きなことをしてあげることだけではないということでした。

本人が気づかないところで気にかけていること。
言葉にせず、そっと見ていること。
必要なときに、そこにいること。

そういうものが、あとから少しずつ伝わっていくこともあるのかもしれません。

今の娘にも、いつか終わりが来る

娘はまだ小さくて、寝る前になると「パパ来て」と呼びます。
外では手をつなぐこともあるし、疲れたら抱っこをせがみます。
正直、余裕がない日もあります。

早く寝てほしい日もある。
自分の時間がほしい日もある。
何回も呼ばれると、つい「あとでね」と言ってしまう日もある。

でも、この動画を見たあとだと、その「あとでね」が重く感じます。

いつか、呼ばれなくなる日が来る。
「パパ来て」と言われなくなる日が来る。

それはまだ先のことかもしれない。
でも、きっと急に来るわけではなくて、毎日の中で少しずつ、静かに変わっていくのだと思います。

親になった人に、ぜひ見てほしい動画

この動画は、父親と娘の話です。
でも、父親だけの話ではないと思います。

母親にも。
子どもを育てている人にも。
自分が子どもだった頃を思い出す人にも。

きっと、それぞれ違うところが刺さるはずです。

昔見たときには、ただの「いいCM」という感想でしたが、今は、子どもとの時間が限られていることや、親が少しずつ手放していくことを考えさせられる動画になっていました。

ネタバレはしたくないので、内容はここまでにします。

まだ見たことがない人も。
昔見たことがある人も。

親になった今、もう一度見てみてほしいです。

たぶん、10年前とは違う気持ちで、画面を見ていると思います。


気が付くと娘は寝息を立てて、ぐっすり寝ていました。

寝顔を見ながら、今日も急かしてしまったなと思いました。
もっとちゃんと話を聞けばよかったなと思いました。





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