『サンタ帽』 -みんはいアドベントカレンダー-
今回は旧みん俳の皆さんの主催による「アドベントカレンダー」の企画で記事を書かせていただきました。
12月5日「クリスマスケーキ」からバトンを受け継ぎました。
(おいしそうなケーキたくさん^^)
僕は変な文章しか書けませんが、読んでいってください^^
では、はじまりはじまり。
わしは無名のサンタ。
よく絵本とかに書かれている、白いひげのおじさんだ。

もうすぐクリスマスイブだから、いつもの衣装を用意しようと思ってタンスを見たら、自慢の帽子が見当たらない。
困った。トナカイ君たちにどこかで見なかったかと尋ねたんだが「知らないよ」とそっけない。
「サンタ帽をかぶってないサンタクロースなんて、ただの優しいおじさんじゃないか」
なんて笑われてしまった。よかった。優しさだけはわしの取柄なんだ。
ないものはしかたない。今どきは通販で買えるしア●ゾンでポチっとくか・・と思ったのだが・・・
え?在庫なし?あの店も、この店も?

帽子ならここだったら売ってそうだ、と思って近所のイ●ローハットに問い合わせた。

「うちはタイヤしか置いてないよ」
と言われてしまった。
困ったなぁ、と思って少し離れた場所にあるリン●ーハットに電話してみた。

「うちはチャンポンしか食べれないよ」
と軽くあしらわれた。ワシだって帽子を食べる習慣はない。
藁にも縋る気持ちで、ニッポンにいる友達の、忍者ハッ●リくんにメールしてみた。

「すまん。我らは頭に頭巾をかぶる習慣しかないでござる。ニンニン」
と、彼もつれなかった。
若い頃、帽子の歌を歌ってたという、●原俊彦くんに電話した。
「ハッ!として~~って歌詞の曲、確かに歌ってたけど、サンタ帽は持ってないなぁ」
自慢の服装を着ていないただの優しいおじさんは、帽子を探すついでに夕飯を食べようと、街に繰り出した。
アルバイトらしき二十歳くらいの眼鏡をかけた男の子が、サンタのような恰好をしてケーキ屋の前で呼び込みをしている。
待てよ?この人に聞けば、帽子を1個くらい、分けてもらえないだろうか?
そう思って声をかけてみた。
「すみません。ワシ、サンタなんですが、帽子を分けてもらえませんか?」
「おじさん、どうしたんですか?」
「プレゼントを配るために必要なんだが、なくしてしまったのだ。困っているのだ」
「それは大変ですね。じゃ、僕のかぶってるこの帽子をあげますよ」
「そんな。それではあなたが困るでしょう」
「大丈夫。アマ●ンで注文すれば明日には届きますから。僕が被ってたから綺麗じゃないですけど、どうぞ」
「かたじけない。洗って返す。いや、倍にして返すよ」
「いらないですよ。あなたも世界を飛び回って、これから大変なんでしょうから。子供たちが待ってるでしょう?」
この男の子は、突然目の前にサンタが現れたといわれても、驚くこともなく、サンタ帽を差し出してくれた。人を見抜く力でも持っているんだろうか。
「ありがとう。名前だけでも聞かせてくれないか」
「僕ですか。凡造です。ぼんぞ~」
「ぼんぞうくんか。わかった。いつかお礼をしよう。助かったよ、ぼんぞうくん」
帽子を手にわしはその場を立ち去ろう・・としたが、少し歩いたところで振り返り、店の場所をスマホで撮影しておいた。
今度、ケーキを買いにこよう。その時に、ぼんぞうくんにお礼をしよう。
・・・
数日後、お礼を持って再びケーキ屋さんを訪れた。
ふわふわの髪の毛のかわいい女の子が呼び込みをしていた。
「すみません。ワシ、サンタなんですが、ぼんぞうくんはいませんか?」
「ぼんぞ~? あぁ、私のオトモダチ?あれ?カレシだったっけ・・?まぁいいや。どうしたの?」
「彼には親切にしてもらったのだ。知り合いなら、これを渡してほしいのだ」
「返してもいいけど、あなた、サンタさんなんでしょ。直接渡してあげたほうが喜ぶよ」
「それもそうだな。どこにいけば会えるだろうか」
「その前に、ぼんぞ~にはサンタ帽より黒頭巾のほうが似合うよ」
「そうなのか。黒頭巾はどこに売っているのだ?」
「アマゾ●で注文すれば明日には届くよ」
しかたない。今夜はブラジルにいるアマゾン川のほとりで店をやってる知り合いの家までひとっとびするか。

すみません、文才がないもんで、変な文章しか書けませんでした(笑)
ごくごく一部で盛り上がってる、ぼんぞ~くんで僕も1本、作ってみました。わけがわからなくてもなんとかなる、不思議なキャラクターです。一説には忍者の末裔だったらしいとか、なんとか。
黒頭巾 赤く染まれば サンタ帽
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明日は、藤家 秋さんと島風ひゅーがさん!
そして最後に、宣伝です!
明日、僕が25年前に作った曲をリメイクして動画にしよう、という私的プロジェクト「イメージ」がいよいよ、完結します。
午後8時ごろ、動画で公開しますので、ぜひ見に来てくださいね!
今回の話に出てきた「ぼんぞ~」という謎の男性は、このプロジェクトから派生してできたキャラクターだったのです。
というわけで、最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
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