小さく始めた会社、3期目のリアル。数字と向き合って見えた、私たちの「本当の一歩」
小さく会社を始めて、3期目。
日々、目の前の仕事に追われていると、どうしても後回しになってしまうものがあります。
それは、「自社の本当の課題」と向き合う時間です。
立ち上げた会社、MIRAIYA Lab(ミライヤラボ)のいまの一番のテーマは、ずばり「営業と利益のバランス」です。ありがたいことに少しずつ売上は立ち始めてきたものの、「動いている割に、手元に残る利益が少ないのではないか……?」という、漠然とした不安を抱えていました。
そんなモヤモヤを解消したくて、先日、商工会が主催するビジネスセミナーに参加してきました。
テーマは、会社の「数字」の動かし方について。
セミナーのなかで、深く胸に突き刺さる言葉がありました。
「売上が伸びていても、人件費や外注費がかさめば利益は残らない。大事なのは、表面の売上ではなく、その案件にどれだけの『実態の利益』があるかを見極めること」
この言葉を聞いた瞬間、ハッとしました。
まさに、いまの私たちの姿そのものだったからです。

立ち上げたばかりで、とにかく営業も手探り。がむしゃらに動いて、数字(売上)の大きな案件をいただけると嬉しくて飛びついていました。
でも、よくよく振り返ってみると……。
売上は大きくても、職人さんの手配(外注費)にほとんどが消えてしまったり、何度も打ち合わせを重ねて私たちの「動く時間(営業工数)」がかかりすぎて、実質の利益がマイナスになっていた案件もあったかもしれない。
逆に、売上は小さくても、スムーズに施工が進んでしっかり利益が残る、お互いにとってハッピーな案件もあったはずです。
「本当の利益=表面上の利益 ー(動いた時間 × 時間の価値)」
このシンプルな公式を、私は頭では分かっていながら、日々の忙しさを言い訳に、まったく計算できていませんでした。数字と向き合う怖さから、少し逃げていたのかもしれません。
完璧な体制なんて、まだありません。
資金に余裕があるわけでもありません。だからこそ、在庫を持たないように工夫をしながら、現場を必死に回す毎日です。
そして、学んだ知識を現場のリアルに落とし込むのが、私の役割です。
家に戻り、現場から帰ってきた夫に、今日学んだことを私なりの言葉でシェアしました。難しい理屈ではなく、「どうすれば私たちがもっと健やかに、良い仕事を続けられるか」という未来の話として。
まずは、案件ごとに「本当にいただくべき適正な単価」を即座に計算できるシミュレーションツールを、AIの力も借りながら作ってみようと思います。
感覚だけで「頑張る」のをやめて、私たちを必要としてくださるお客様に、長く、誠実な価値を届け続けるために。
空間の質(QOL)を高める仕事をするからこそ、私たちの働き方や、生き方の質も、少しずつ「よりよく」していきたい。
まだまだ手探りですが、一歩ずつ、等身大に進んでいきます。
同じように悩みながら走っている方へ、届きますように。
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