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✨【噛み癖】手首から肘まで傷だらけだった私が、噛み犬トリミング動画を見て思うこと。

YouTubeで、定期的に見ているチャンネルがあります。
それは、「噛み犬のトリミング」。

結構前から見させてもらっているのですが、当初はトリマーさんがお一人でした。
小型犬から大型犬まで1人でこなす姿に、もう驚きと共に、毎回「噛まれませんように🙏」と祈るような気持ちで見ていました。

それから何年か経って、今はもう1人トリマーさんが増えました😌
2人の連携プレイが素晴らしく、しかも噛み犬さんもいつの間にかリラックスしながらトリミングされています。

来店しているわんちゃんの飼い主さんは、みなさん穏やかで優しそうに話をされているのですが、きっと悩んで悩んで、ここに辿り着いたんだろうなって思います。

シェルティは基本的にカットは必要ないけれど、毎月のようにカットが必要な犬種の子がもし噛み犬だったら、サロンを探すのも、自分でするのも本当に難しいですよね。

私が今までクーをサロンに預けていた時、ブラッシングで背中に傷をつけられたり、深爪で流血させられたり、思いっきり尻尾を掴まれて引っ張られたり……そんな悲しいことも過去にはありました。
でも幸い、クーは噛み犬にはならなかった。
きっと痛かったり、怖かったりしたはずなのに、人間に牙を向けることはありませんでした。

実は、私がクーに教えてきたことの一つに、「噛み癖を完璧に直すこと」がありました。
今では考えられないけれど、クーのパピー期は噛み癖が本当に酷くて、本当に大変だったんです。
当時の私の両手は、手首から肘まで噛まれた跡でいっぱいで、半袖を着ることができないくらい傷だらけでした。

「歯が生え変わる前に、どうにかしなきゃ!」
そう考えて、試行錯誤の末に徹底したのがこの5つの方法です。

① 少しでも歯が当たったら、大声で「痛い!」と叫ぶ。
② 噛んだらひっくり返して「股はさみ」。
③ おもちゃで遊んでいる時は、無理に取らずに「物々交換」。
④ おやつを途中で取り上げない。回収するなら「物々交換」。
⑤ ご飯中、あえて器に手を突っ込んでかき混ぜる。

これらを、永久歯に生え変わる前までに徹底的にやりました。

クーは食べ物への執着がもの凄かったので、おやつを無理やり取り上げようとした夫は、本気噛みされたことが2度あります。
私が「物々交換じゃないと危ない!」ってあれほど言っていたのに、威圧しながら無理に取ろうとするもんだから、それは噛まれても仕方ないよね🤣

①は、噛まれる前にどれだけ阻止できるかが勝負なので、極力大きな声で、短く「痛い!」とか、「あ!」と言うのが秘訣です。噛まれた後では遅いので。
遊びがヒートアップして、歯が当たった時は、即、遊びを終了して、別の部屋に私だけ移動することを徹底しました。

②は、万が一噛まれた時は、その場で現行犯の「ひっくり返し股はさみの刑」です。現行犯でやらないと意味がありません。
ひっくり返されるのは犬にとって急所を見せることになるので、「参った」と思わせるため。
でもね、当時のクーは悔しくて悔しくて、目に涙をいっぱいためてくるんですよ。
泣かれると弱い私がパッと離してあげると、「うぇ〜い!」って楽しそうに走り回るんです🫠 嘘泣きかよ!

③と④は、大好きなものを取られると人間だって腹が立ちますよね。だから、無理やり取り上げるんじゃなくて「物々交換」が一番すんなり行きます。
おもちゃの時ならおやつを見せて、おもちゃを離した瞬間におやつをあげて、その隙に回収する。
大きなおやつを途中で回収したい時は、それよりも大好物のスペシャルなおやつを見せて、離した瞬間にあげて回収します。

⑤は、結構やるのに勇気がいりました。でも「人間の手は怖くない、良いものをくれるものだ」って思わせることが大事。
最初は少しずつ手からフードをあげて、次は手からフードを器に入れながら食べてもらう。
そして器に入れたフードを食べている最中に、手を入れてかき混ぜる。
少しずつ、根気よく。
その後も毎日毎日同じことを繰り返していくうちに、途中で手が入ってきても全く気にしなくなりました。
大切なのは、途中で器ごと取り上げたりは絶対にしないことです。

そもそもシェルティという犬種は牧羊犬なので、ならではの「足首を噛んでくる習性」もしばらく直りませんでした😂
私が急いで早足になると、飛んできてカプッ。
だから、家の中では極力「ゆっくり大股で歩く」のが、当時の解決方法でした🤭

昭和は「叱って、褒める」。
令和は「寄り添って、褒める」。
私はやっぱり、前者の育て方かな、と思っています。

時には、本気で叱らなければいけない時もある。
でもそれは、心から愛情を持っているからこそできること。
これは、動物たちの親子関係を見て学んだ方がいいのかもしれません。
本気で愛を持って叱れば、ちゃんと心が通じ合う瞬間がある。
ただし、毎日というわけではなく、ここぞという時にだけ、ちゃぶ台ひっくり返すくらいに🤣

ちゃんと向き合うこと。諦めないこと。

トリミング動画を見ながらいつも思うのは、噛み犬になってしまって可哀想なのは、飼い主さんじゃなくて「犬の方」だってことです。

噛むことでしか、自分の感情を表現することができなくなってしまったこと。
噛まなければ自分を守れない、と思ってしまったこと。
噛めばみんなが言うことを聞いてくれる、と学習してしまったこと。

噛む理由にも、色々な背景があります。
どうしてそうなってしまったのか、原因を知って、その原因を一つずつ取り除いてあげるしかありません。
噛みたくて噛んでいる子なんて、本当はいないはずだから。
そう思うと、本当に切なくて悲しいですよね。

あのパピー期の傷だらけだった毎日、諦めずにクーと本気でぶつかり合って、本当によかったなと今しみじみと思います。
たくさん泣かされたし、嘘泣きにも騙されたけれど(笑)、あの時ちゃんと向き合ったからこそ、今の「人間の手が大好きな、絶対に噛まない優しいクー」がいます。

もし今、愛犬の噛み癖に泣きそうになりながら悩んでいる飼い主さんがいたら、どうか諦めないでほしいなと思います。
本気の愛を持って向き合えば、言葉は通じなくても、心は必ず通じ合える日が来ますから😌✨

それにしてもトップ写真のクーは、あなた誰?状態のキツネ期でした🦊🤣



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