【東京エッセイ153】日は西に沈む
『西から昇ったお日様が東へ沈む』
これがすぐに分かった方は、なかなかで、深い感銘を受けます。
世界には、地球は平面・円盤であると信じている人々がかなりの数いると聞きます。
天空はドーム型であるものの、それは平面な地球を覆う丸い天蓋であるとのこと。
これは、『地球平面説』といって、古代から現在に至るまで、世界各地でそれを信じている人々がいるといいます。
未だに?というのは、文明人が未開人へ最初に投げかける慣用句ですが、僕たちが文明人であるかどうか、一体何処の誰が決めているのでしょうか?まさか、自分自身でしょうか?
因みに、僕は自分を文明人とは思っていません。
その理由は単純です。
文明の定義が頭の中にないからです。
では、未開人なのか?
それも違います。
仮に未開人であるならば、どうしてこの社会に何の問題もなく溶け込み、あろうことか周囲から信頼されて生きていられているのが、説明不可能だからです。
文明人ではなく、未開人でもないならば、一体それは何人なのか?との問いかけは想像できますが、常に、答えは留保しています。
とはいえ…なんだそれ?との釈然としないお気持ちに、何らか寄り添うためにも、こんな風な答えはいかがでしょう。
文明人であり、未開人であり、文明人ではなく、未開人でもない。
それは答えになっていない、とお困りでしたら、こう思っていただけますと幸いです。
量子のような存在、と。
量子は、観測者によって決定・確定されるそうですが、近年ではAIによる観測的研究が進められています。
ますます分からない、という方にお勧めなのは、『シュレーディンガーの猫』ではどうでしょう。
映画やドラマ、漫画やアニメーション、ライトノベル、小説等々にも取り上げられることの多い『シュレーディンガーの猫』。
僕は猫ではありませんが、まあ、有り体に言えば、そういうものです。
ただ、それと決定的に異なるのは、こうして言葉を紡ぎ文章を書いていることです。
頭の中で遊んだり、心の中で遊んだりするのは、人間だけに備わっている能力ではないことが、様々な最新の研究結果及び研究論文で明らかになってきています。
個人的には良い傾向と思いますが、一方で嫌がる方々もいらっしゃるようです。
冗談言ってもらっちゃ困る、というのはこちらのセリフです。本気も本気、正気も正気、真面目な話です。
狂っている、というのは最高の褒め言葉です。
タイトルの回収をいたしましょう。
東から昇ったお日様は西に沈みます。
