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朗読 音の灯り〜Voice drops vol.④【灯りのカケラ:甘雫】読み切り〜今日を活きるあなたへ〜


《本文》

まだ夢と現実のあいだを漂いながら、
そっとカーテンを開ける。
窓辺から差し込む朝の光は、
ぼんやりとした心をやさしく照らしてくれる。

「今日も一日が始まる」
そう思いながらも、眠気はなかなか手放せない。
けれど、ふわりと漂うコーヒーの香りが
小さな合図のように背中を押してくる。
コーヒーの香りと共に心の奥の小さな灯りがふっと揺れる…
一口ふくめば、胸の奥に温もりが広がり、
やっと「よし、動き出そう」とつぶやけた。

ぼんやりした頭で湯気を見つめながら、
この静けさに少し癒されている自分に気づく。

でもカレンダーに並んだ予定を思い出すと、
胸の奥が少し重たくなる。
だからコーヒーの香りを深く吸い込んで、
好きな朝食をひと口。
「大丈夫」って気持ちをなんとか取り戻そうとする。

頑張ろうとするあなたの姿は、
もう十分に内なる光(灯り)が輝いている。
たとえ気持ちが重くても、
それを受け止めながら前に進む力がある。
完璧じゃなくてもいい。
今日もあなたの灯りは、ちゃんとここにあるから。

大丈夫。
深呼吸をひとつして、
目の前の今日を少しずつ進めばいい。
そのこれまで積み重ねてきた一歩一歩が、
きっとあなたを優しく支えてくれるから。


《サンプル音声》約8秒


※全文と朗読に多少の差がありますが、
“声で届けたい温度”を大切にして読んでいます。

ここからは生の声が聴けます。上手く朗読できてるかな………

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68字 / 1音声
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感じた想いを少し分けてもらえたら、 次のしずくを紡ぐ力になります。