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とっておきの「オムツの話」〜進化する成人用オムツ〜

病棟看護師30余年:二丁目夏子がお届けする

成人用オムツの進化のお話です。

時代を遡って、オムツはどう進化したのか?

現場から最新事情をお伝えします!

その前に、この記事を書くきっかけとなったのが

おかの★きんやさんの

こちらの記事です👇👇👇



成人用のオムツのことって、

医療現場にいれば、日常の光景すぎて

気が付かないけれど

実際に成人がオムツを使うことになったら

いろんな不安があると思います。

そこで、オムツの歴史を

イラストにして

わかりやすくご案内しますね。

どうぞ🤲


❤️ただの四角い布から「漏れにくく、快適に、使いやすく」進化しています❤️


特筆すべきは

図③の、足回りの立体ギャザーです。

ギャザーがしっかり立ち上がることで

足の隙間からの漏れ防止効果がグンとアップしました!

*ギャザーのおかげで、ゆるめのうんちも漏れにくくなっています*

そして

図④の高分子吸収体(ポリマー)の採用です。

一度、吸収した水分をガッチリ抱え込んで

離さない性質が特徴のポリマー。

さらに、ポリマーの特徴として、高い吸水量が挙げられます。

ポリマー自体の重さの30〜70倍もの尿を吸収してくれます。

生理用品にも採用されていますが

ポリマーの採用によって

成人用オムツも 

「より漏れにくく より薄く」が実現しました。


また、テープも進化しています。

よりフィットするように

テープが左右に2枚ずつ、合計4枚になりました。

テープの止め方で、フィット感が調整できるのです。

さらに、オムツの表面素材も進化しています。

より通気性が良くて、肌離れが良い素材となり

長時間、オムツを当ててもかぶれにくくなってきました。


オムツを当てる「介護する方」への配慮もあります。

それが、背面にある「中心ライン」です。

この「中心ライン」が背骨に当たるようにすれば

オムツが自然とお尻の真ん中に当たるように

デザインされているのです。

図解したオムツと

「尿とりパット」を併用すれば

こまめに「尿とりパット」を交換できるので

さらに 快適に そして経済的に

オムツでの排泄ができるようになります。

気になるニオイについても

メーカー各社で様々な技術を取り入れています。

例えば:「活性炭」をシートの素材に組み込んで

物理的にニオイを吸着するものや、

消臭高分子吸収体(消臭SPA)の採用で

ポリマー自体がアンモニア臭をチャッチして、

中和・吸着するなど、

気になるニオイが外に広がるのを防いでくれる

工夫がなされています。

他にも天然由来成分の「茶葉エキス」など

植物由来成分をシート部分に配合している

商品もあります。


成人用オムツは

赤ちゃん用のオムツのように

体格に応じてサイズも豊富になってきました。

また、

動ける方、ご自身で交換できる方には

図⑤のようなパンツタイプのオムツもあります。

こちらもより薄く、漏れにくく、

より脱ぎ履きしやすいよう、年々進化しています。

デザイン性の高い商品も登場するようになりました。

気になるニオイ対策も、施されています。

成人用のオムツの進化の背景には

高齢化社会による需要の高まりと

よりよく 自分らしく生きるための

「生活のパートナー」としての側面があると感じています。

オムツは

「汚物を受け止める役割」から

「生活のパートナー」へと

立ち位置が変わってきたように思います。
       ***

改めて自己紹介をいたします。

現在、慢性期病院で勤務をしている

現役の病棟看護師:二丁目夏子です。

現在、勤務している病棟ではオムツ装着率100%です。

現場で感じることは

「回数が少なくても、漏れなくなったこと」

「排泄物のニオイが少なくなった」ことです。

科学の進歩が製品に生かされていることを

感じます。

もちろん、「絶対に漏れない」「全く匂わない」

というわけではありませんが、

確実にオムツの性能は良くなっています。

勤務している病院では「オムツの当て方」の研修も受けています。

講師は、オムツの製造元の方です。(オムツの当て方を教えるプロです)


成人用のオムツのお話、いかがでしたか?

排泄に関するお悩み解決に

少しでも役立つ記事になれたら

大変嬉しく思います。

お読みいただき、ありがとうございます。

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