正直でちょっと残酷な「子どもの言葉」
病棟看護師:二丁目夏子です。
夏を言えば、お化け。
お化けといえば・・・で思い出したことを
綴ってみます。
今日も、ゆる〜くどうぞ☕️
「うわ〜、バケモノ!!!」
これは、誰が、誰に向かって言った言葉でしょう?
正解は・・・
子どもの患者さんが、高齢の患者さんに向かって
言った言葉です。
意味が分からないですよね。
分かる方は、とっても少ないと思います。
病院では、「空床(くうしょう)」=空いているベッドがあると
当然ですが、経営上、よろしくありません。
*アパートなどの「空室」と同じだと思って下さい*
そこで、ある年代から
「空床利用」が行われるようになりました。
例えば、循環器病棟に、小児科の患者さんが入院する
そんな状況が生まれるようになったのです。
先ほどの言葉は
高齢の女性患者さんに向かって
子ども(未就学児)の患者さんが言った言葉です。
*言われた高齢の患者さんは、運よく?難聴です*
私は、子どもって
ずいぶん酷いことを、しかもハッキリ言うなあと
思っていました。
でも、そこで気がついたことがあるんです。
それは、世の中の構造の変化と関係があります。
超高齢化と核家族化が同時進行していたことです。
このケースの場合を、解説すると
超高齢者=しわくちゃ、白髪でボサボサあたま
核家族化=超高齢者を見たことがない子ども
子どもには、目の前にいる超高齢の患者さんが
ヒトに見えなかったのです。
そこで、子どもが導き出した答えが
アニメなどで見た「バケモノ」という
用語になったのではないか?
こうして、「空床利用」で入院した
子どもの患者さんは
人生初の超高齢者と接する機会を得ることになりました。
*高齢の患者さんも、子どもの患者さんも
無事に、元気になって退院なさいました*
暑い夏がやってきました。
こわ〜いお話を期待された方には
ちょっと肩透かしになってしまいましたね🙏
病棟に長くいると、いろんな出会いがあるものです。
そして、いろんな言葉を聞くことにもなります。
子どもの言葉って、正直だけどちょっと残酷だなと思う
今日のコビトちゃんです🧚
🧚今日の短歌
「子どもって嘘がつけないまっさらな
心を持った光る存在」
by コビトちゃん
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