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ズーカラデル #ポイントネモ語り部~『ポイントネモ』

大好きなズーカラデルのアルバムが出た。

「ポイントネモ」


#ポイントネモ語り部
に入らせてもらったので、語りたいと思う。
私は音楽についての詳しいことはよくわからない。
でもズーカラデルのメロディも、音も大好き。
そしてなにより吉田さんの書く歌詞がすごくすごく好き。
今回はアルバム「ポイントネモ」から『ポイントネモ』を最近の自分の気持ちと合わせて語りたい。


「ポイントネモ」


アルバムが出る少し前に出たこの「ポイントネモ」。
この歌が出た頃、私は最悪な状況だった。
とにかく人が信じられない。
デジタルな物に文字を打つことすらこわくて、ひたすら紙に自分の気持ちを書きなぐっていた。
そんな頃最初に聴いた時には私の怒りを代弁してくれているかのように感じた。
自分に都合のいいようにしか歌詞は入ってこない。

今あなたに伝えたいことは
別にひとつもないけど

眠れない夜が君にもあるなら
わかり合えるかしら
無理だろうな

マイナスな感情は、マイナスな方向へしか読み取れずこの歌詞の抜き出した意味として受け取った。

汚れちゃった昨日が君を追い詰めても
助けは来ないらしいけど

雨が体を洗い流すぜ
風が吹くからそばにいようよ
雲の隙間がたまに眩しいぜ
あんたの心臓がうるさい

泣いた。
「助けは来ないらしいけど」
このフレーズ。
「来ないよ」でも「来ないかも」でもない。
「来ないらしい」
「けど」
みんなに平等に雨は降るし、風も吹く。
雲の隙間からはたまにお日様が顔を出す。

そしてこの時の私の答え

届かない場所にあると知ってたとして
あんまそのことは関係なかった
本当の心は分からなかったから
代わりになりそうな偽物ばかり集めてた
いつまでも

私の欲しいものは手に入らないものばかり。
みんなが普通に持っているたくさんの普通の物。
それはもうあきらめていたはずなのに、どこかでそれを求めてその隙間を埋めるために集めてしまっていた物。
偽物ではないけれど、結局本当に欲しい物とはちがうから、最近それがやけに眩しくてうらやましい。

「ポイントネモ」というのは"地球上のすべての陸地から最も遠い場所"という意味。
また、人工衛星が打ち捨てられる場所でもある。
人と人とが分かり合えない距離感、孤独をあらわしているというこの言葉はなんてピッタリなんだろうと思う。

最悪な日々を抜け出して聴いている今は、全然違う意味として聞えている。伝えたいことはひとつもないというより言えるようなことはひとつもない。
何か伝えようとしても言葉にならないもどかしさは嫌というほどわかる。
わかり合えることもない。
どうしても人の心の奥の奥まではわかりたくてもわからないから。
だけどそばにいてくれて、よりそうことはできる。


そして最後に

くだらなくて素晴らしくて
笑っちゃうくらいに君が好きだ

こんな風に救ってくれる私の応援ソングになっている。
もう好きとかそういうレベルじゃない。
命の恩人のような。


他の曲も本当にいい!
とにかくいい!(笑)

何とも贅沢なことにSpotifyでメンバーの楽曲解説と共に楽しめちゃう。
すごい時代だ!

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