私が癌を治すまでの闘病日記27「待望の娘!暗闇を照らす星!〜三度目の正直編〜」
前回までのあらすじ。予定日だった5月13日から1週間過ぎた20日に出産のため入院した妻。しかし産まれる気配がなく退院させられて帰ってくるという珍事が発生。
退院した3日後、今度こそ!と入院の準備をして産婦人科に向かった妻とオカン(高松の実家からサポートに来てくれている。)
私は抗がん剤の副作用で、家でダウン中。そんな中、衝撃の展開が、、、!
本編!始まります!
私「なんだ、、、この倦怠感と、、、腹部の痛み、、、。意識が、、、。」
昨日の金曜日まで元気だったのに、何故か再び襲いかかって来た副作用(?)に完全敗北した私。妻を見送った後、息子に看病されながら気絶しました。
「ただいま〜〜!!」
そんな声で、意識が戻った私。
私「、、、、!あ、オカン、、かな?妻は、無事、入院出来たn、、」
オカン・妻「ただいま!!」
私「、、、、?あれ、、。副作用って、幻覚あるのかな、、、。」
妻「入院前に診察があったんだけど、その時点で、まだ体が産まれる準備、出来てないってことで!退院して帰って来ました!」
私「それは、、、退院、、、、なのか、、、?」
なんと、まだ娘は出てこようとしていなかったのです。そんな、、、、!!そんなに!!そんなにお腹の中は心地いいのか!!!どんなだ!俺に教えてくれ!!!!そんなにか!!!え!?そんなに!?!笑
という事で、2度目の帰宅です。流石にみんなビックリです。
妻「次は25日に診察。ここが本当に締め切り!正産期がそれまでだから!その時もまだ産まれてくる感じなかったりしたら流石に良くないみたいで。帝王切開とかそういう話になってくるみたい、、。」
私「ま、、、まじか、、、、。ちょっと流石に不安な話になってきてるね、、、。」
妻「まぁ!25日になるまでに流石に陣痛来ると思うよ!!流石に、、、ね!」
私「せやな、、、!、、、、そう、、よな、、?」
流石に不安な空気が漂い始めました。追い討ちをかけるように、妻の帰ってきたその日の私の体調も酷い有様でした。
帰って来た妻の話を聞いた後、すぐに痛みと倦怠感に倒れ気絶しました。後からオカンに聞いた話だと、意識が混濁しており「娘は?産まれたの?妻は?」と、空虚に向かって話しかけていたようです。
夕方頃にやっと意識が戻り、何とか晩御飯を食べました。その後も体調は回復せず、少しの間、覚醒しては気絶を繰り返しました。
気づいたら翌日の朝でした。徐々に体調は回復しました。妻も元気に明るく振る舞ってはいるものの、どこか不安そうな感じです。
家の中も、表面上は明るく楽しい雰囲気でしたが、何か少し。少しだけ濁った空気が混ざっているような、そんな空気感でした。
結局、案の定 陣痛は来ないまま迎えた25日の朝。無理は禁物という事で、前回と同じくオカンが妻を産婦人科に送ってくれることになりました。
妻「今回は、もう帰らされることはないから!笑。頑張ってくる!!」
私「送れなくてごめん、、!でも無理してでも立ち会いは行くから!!陣痛が始まったとか!何かあったらすぐ呼んでください!行きます!」
妻「分かった!ありがとう!じゃあ!また後で!!」
私「また!!また後で!!!!!!!!!」
オカン・妻「じゃあ行って来ます!」
息子「ママ頑張って!!!!!!」
そうして、とうとう本当の締め切り日を迎えました。3度目の正直。今回、退院させられて帰ってくることはありません。
私も、いつ呼ばれてもいいように体力の回復に努めました。息子を保育所に送りましたが、息子も少し不安そうです。
25日。昼前の11時頃。妻からメッセージが届きました。
妻「人工破膜させられました!笑」
なんだ!?!?人工破膜って何!?人工的に破水させたってこと!?なんだ!?!?
私「もう行った方がいいってことか!?!?」
妻「いや!まだ大丈夫だとは思う!お昼食べてからこっち来て!」
私「分かった!急いでパスタ食べて行く!」
11時頃に大急ぎでパスタを食べて産婦人科に向かった私。しかし、向かう途中に体に異変が起こります。
私「い、、、、、いたい、、、、、、。何だ、、。この倦怠感と痛み、、、。」
昼飯を焦って爆速でお腹に詰め込んだ結果、癌に侵されている肝臓が処理しきれず、倦怠感と腹痛に襲われてしまいました。
妻にメッセージを送りました。
私「ごめん、、!ちょっと体の調子が、、。少しだけコンビニで休んで、すぐ向かう!」
妻「了解!こっちは大丈夫やから!安全運転で!安全第一で来てね!無理せずに!!」
コンビニに車を停めて、一時休息。
悔しい、、!何故、こんな時に、、、。いや、俺の早食いのせいだ、、。急がば回れ、を痛感しました。
結果、12:00到着予定でしたが30分ほど遅れて産婦人科に到着しました。
私「妻よ、、!ごめん、、!遅れてしまって、、、!体調はどんな、、、!?」
妻「陣痛!いい感じに来てる!お昼ご飯食べたいのに、定期的にくるから全然食べられんのよ、、笑」
私が到着した時は、それなりに痛そうではあるが、まだ!ほんの少しだけ余裕のある感じ?に見えました。
私「いよいよ、、やな、、、!全力でサポートするから!!一緒に頑張ろう!!」
妻「息子の時は、ずっと1人やったから。もう旦那居てくれるだけで、めっっっちゃ心強いわ、、。ありがとうね、、!痛たたた、、、、。」
そんな、他愛もない話をしていた、ほんの5分後くらいから一気に状況が変わりました。
妻「やばい、、、、ホンマに痛くなって来た、、、痛、、、いたああああああああい、、、!!!!」
私「や、、やば、、、!えーっと!腰を!テニスボール!これで何処らへん押せば!?」
妻「この辺!この辺!いたあああああい!!!いたああ!」
私を待っていたかのように本格的な陣痛が始まりました。私は自分がパニックになってはダメだと思い、冷静を装ってテニスボールで指定された場所を押すことしか出来ません。
あと、そっと手を握ってました。
妻「いたああああい!!!!いたたあああああああ!!」
私「俺もおるからね、、、!今回は1人じゃないから!」
初めて陣痛とはどんなものなのか。出産とはどんな大変なものなのか。この目で、耳で、肌で感じる事が出来ました。
5年前、長男の時は初めての事で、今回以上に妻は不安だったでしょう。それをたった1人で乗り切ったんだ。妻はこんな痛みに1人で耐えていたんだ。
そう思うと、私は涙が止まらなくなりました。
アレよアレよという間に、陣痛の感覚が狭まっていき痛みも強くなったようです。私が到着して、1時間も経たない内に分娩室へ移動になりました。
助産師さん「まるで、、娘さん、パパ待ってたみたいですね、、。」
妻「本当に、私もそう思います、、!ママ頑張るからね!」
私「よし、、、、!(娘)ちゃんも一緒に!みんなで頑張るぞ!!」
そうして、分娩室へ移動!とうとう!娘の顔を見れる瞬間が、目前に迫って来ました、、、!!!
福積一家!頑張るぞ!!!
続く!
