TUG評価記録用紙|測定条件まで残せる臨床シート
理学療法士・作業療法士の皆さんへ。
臨床でTUG(Timed Up and Go)を測るとき、「秒数」だけをメモしていませんか。実は、同じ患者さんでも教示の言い方・椅子の高さ・補助具・距離が変わるだけで、秒数は平気で数秒ズレます。だから「前回12秒・今回15秒=悪化」と決めつけると、判断を誤ることがあります。
そこで、測定条件と動作の質まで一緒に残せる「TUG評価記録用紙」を無料で配布します。印刷して、そのまま臨床で使ってください。
このシートでできること
✅ 教示の文言・開始/終了の定義・距離・椅子・履物・補助具をチェック式で記録
✅ 練習試行+2回の測定値と採用ルールを整理
✅ 立ち上がり/直進/方向転換/着座の動作の質をメモ
✅ 5回分の経過記録欄つきで、変化を正しく読み取れる
使い方
1. 下のPDFを保存して、A4で印刷してください(コンビニ印刷でもOK)。
2. 測定のたびに条件にチェックを入れ、秒数と気づいたことを書き込みます。
3. 次回も同じ条件で測ると、数字の変化が信頼できるものになります。
📥 印刷用PDFをダウンロード(A4でそのまま印刷OK)
https://ptotst-next.com/dl/d.php?s=tug
「何秒から転倒リスク?」の基準値について
よく聞かれるのが「何秒を超えたら危ないの?」という基準値(カットオフ)です。ただ、この数字は対象(地域在住の高齢者・脳卒中・パーキンソン病など)によって変わり、秒数だけで判断するのは危険です。
疾患別の基準値と、数字に頼りすぎない転倒リスクの読み取り方は、ブログでくわしく解説しています。
👉 TUGの基準値と疾患別カットオフ|転倒リスクの読み取り方
ほかの評価でも「条件ごと記録」を続けたい方へ
TUGの記録に慣れてきたら、同じように測定条件から残せるバランス評価(FBS・FRT)の記録用紙も順次公開していきます。あわせて使ってみてください。
このnoteが役に立ったら、スキ・フォローをもらえると次の記事を作る励みになります。TUG以外の評価記録用紙もこれから順次公開予定です。
ブログ「PTOTST-Next」では評価の解釈や臨床での使い方を毎日更新中です。
https://ptotst-next.com
