空も飛べるはず
ある日曜の早朝に妻と営んでいると軽快でリズミカルな音色が聴こえた。
それは当時保育園に通っていた娘の軽やかな足音だった。
起きるの早えよ!!
‥まぁ妻がカギかけたし、やっとモーターのコイルもあったまってきた所なので娘が泣き始めたら中断しよう。
と営みを続けた。
‥そしていよいよグランドフィナーレを迎えようとしたその時‥
軽快でリズミカルな音色が私達の部屋の前で止まり「カチャッ」と音がした。
カチャッ?
振り返るとドアが静かにゆっくりと開いていく‥
嫁てめえカギかけてねぇじゃねぇか!!
私は約0.02秒で掛け布団を被るのと同時に妻に覆い被さった。
人間二人分の「こんもり」としたお布団に興味深々な娘は、なんとか中身を見ようと掛け布団を四方八方から黙々とフルパワーで剥がしにかかる。
何が何でも娘に中身を見られてはならない私は掛け布団の四隅を両手両足で死に物狂いで押さえ込んだ。
その様はまるで
忍法ムササビの術でした。
ご愛読ありがとうございました。
まんまる先生の次回作にご期待ください。
