あれ…? ちゃんと話してるはずなのに
前回の記事では、
「話しているのに、聞いてもらえていない気がする」
そんな違和感について書きました。
話し終えたあと、
相手はまだ言葉を続けているのに、
なぜか胸の奥が少し重たくなる。
肩の力が抜けず、呼吸が浅くなる。
この感覚に、
身に覚えがある人もいるかもしれません。
この違和感は、
コミュニケーションが苦手だから起きるものではありません。
もっと上手に話せば解決する、
という話でもありません。
多くの場合、
それは会話の構造そのものが
すでに噛み合っていない状態で起きています。
人は、
「話を聞いている」ときでさえ、
実は頭の中で
次に自分が話すことを考えています。
相手の言葉を受け取っているようで、
身体は前のめりになり、
意識
自分のターンに向かっている。
その状態では、
言葉は耳に入っても、
意味としては届きません。
話し手は、
相手の相槌や返事を見ながら
「聞いてもらえている」と判断します。
でも実際には、
言葉が届いた実感がないまま、
会話だけが進んでいく。
そのとき、
私たちの身体はとても正直です。
喉が少し詰まる。
お腹のあたりが落ち着かない。
言葉を続けるほど、
どこか消耗していく。
この違和感が残る会話では、
「理解」ではなく
「主導権」がやり取りされています。
どちらが正しいか、
どちらの話が価値があるか。
そんな無言の綱引きが起きていると、
会話は成立しているように見えても、
対話にはなりません。
だから、
「ちゃんと話したはずなのに疲れる」
という感覚が残ります。
それは、
あなたの説明が足りなかったからでも、
気遣いが足りなかったからでもありません。
その場が、
最初から「分かり合う構造」では
なかっただけなのです。
会話のあとに残る疲れは、
あなたの弱さではありません。
身体が感じた違和感は、
「ここは安全な対話の場ではない」
という、
とても静かなサインです。
そう理解できるだけで、
無理に合わせようとする癖や、
自分を責める思考から
少し距離を取ることができます。
それだけで、
次に同じ場面に出会ったときの
立ち位置は、
きっと変わってきます。
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ここは、
「迷いの中にいるあなたが、安心して戻ってこられる場所」
としてつくりました。
焦らなくていい。
比べなくていい。
あなたのペースで、大丈夫です。
心が整えば、人生はまた動き出します。
その一歩に、静かに寄り添えたら嬉しいです。
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