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1000の英語のことわざを暗記できるのか

英語のことわざを1000ほど覚えるとかなりの英語力を身につけられるのではないか、ひょっとしたらネイティブを超える英語力を身につけられるのではないか、と漠然と考えたのか、天啓を受けたというべきなのか! 15年ほど前に取り組んだことがある。
 英語のことわざの本を買って来て、1ページ目から暗記してみた。
 暗記してもすぐ忘れるのではないか、と皆様は思うであろう。その通りである。覚える端から忘れていく。忘れない工夫をいろいろ試みたが、どんどん忘れていくものだ。
 それでも、2冊くらいの英語のことわざの本をこのような感じで暗記した。そして忘れた。
 そのあと、5 - 6冊英語のことわざの本を買った。英語のことわざというものは無数にあるものである。このようなことをしていてもゴールが見えない。
 そのあと、何度か取り組んだが、尻すぼみとなった。

 5年ほど前に、なぜ覚えられないのか、と考えた。
 当たり前なことに気がついた。
 長い文章のことわざは覚えにくい。すぐに忘れる。長いというのは、3行、4行にわたるもので、構成する単語数も20単語を超えるものである。
 逆に短いことわざは覚えやすいし、忘れにくい。
 なるほど。短いことわざのみを覚えたら良いのである。
 7冊の本とネットを見て構成単語が10 - 15単語以下のものを取り出した。

よく見かけるもの、表現が面白いもの、含蓄に富んだものを1520則取り出してこれを暗記することにした。暗記することにあまり時間をかけたくはない。また自分にはその時間もない。そこで車の中で聞いて覚えることを主に行うことにした。
 聞くと言っても、その音声データはあるのか。
 CD付きの本もあるが、そうでないものも多い。CD付きの本は1冊きりである。
 ネイティブに頼もうか、とも考えたが、面倒なので辞めた。
 どうか、とも思ったが、自分で発音して録音した。これが非常に勉強になった。
 卑しくも録音するとなるとそれなりに発音も勉強する。

アクセントの位置や、発音など。
 自分の発音は上手な発音とは言えるものではないが、やってみた。
 やってみると自分の声はすごく頭に入ることが実感できた。

 1520のことわざを10則ずつ150のグループに分けて暗記することにした。
 車に乗るのは1日大体30分ほどであるが、このくらいで、10くらいのことわざならほぼ暗記することができた。
 1520則のことわざを一日10則ずつ暗記すると150日程度でおわることになる。
 なるほど、私は、180日、つまり半年ほどで終了できた。
 それで覚えられるのか、忘れはしないのか、と言われると、忘れていく。
 覚える端から忘れていくものである。

 次にもう一度暗記をし直した。
 忘れてはいるものの、覚えているものもあるし、頭に残っているものもある。
 今度は、1日に、20 - 30則進むことができた。
 すると、前回の半分の三ヶ月ほどで一通り終了することができた。
 それで覚えられたのか、と問われたなら、覚えられない。相当数忘れるものである。
 さらに、もう一度繰り返した。
 今度は、もっと早く一通り終えられた。だいたい、6週間で終えられた。
 さらにもう一度。今度は3週間で終えられた。
 ここまで来ると、忘れる早さより、覚える早さの方が格段に早くなる。
 これをあと2回繰り返した。
 3週間で一回り、というのは、繰り返すとまだまだ縮まるであろうが、いろいろテーマを課して繰り返した。例えば、書きながらやってみる、など。

 このようにすると1520則のことわざをほぼ覚えられたのではないかと思う。
  少なても1000は覚えられたであろう。
 英語のことわざ1000則はこのようにすると覚えられるということを実体験を以って語ってみた。
 皆様の参考になれば幸いである。


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