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「乾燥肌」は関節運動制限に影響する?保湿の重要性とは 理学療法士
今回は皮膚の乾燥と関節運動の関係についてまとめていきます。
皮膚は皮下組織を含めて、層構造となっており、それぞれが関節運動に伴い滑走しあうことで動きを構成しています。
そのため、術後の創部周囲の皮膚滑走制限や浮腫に伴う皮膚滑走制限は関節運動に影響する因子として考えられています。
そして、今回取り上げる「乾燥」している状態も同様に皮膚の動きを制限している因子の一つとなります。
乾燥している状態とは皮膚のバリア機能が機能せずに水分を角質層にとどめることが出来ないことでカサカサ感やツッパリ感、神経過敏に伴う痛みやかゆみが起こる状態です。
この状態では、表皮は真皮との間で滑走が起こりにくく、そうすることで皮下組織自体の動くスペースも間接的に制限してしまうことに繋がります。
乾燥している部分の皮膚をつまんで評価してみると制限を確認することができると思います。
また、視診や問診でもそのような傾向がないかを把握することで仮説の一つとして捉えることが出来ます。
特に、創部周囲で乾燥が起こると動作への影響もより顕著になることが多いため、保湿剤を塗りながらマッサージしてもらうよう対象者に勧める場合があります。
保湿剤で創部に周囲をマッサージすることで皮膚周囲の循環改善、皮膚の再生に伴う滑走不全の改善、感覚入力など様々な効果を期待できるように感じています。
季節の影響もあり、乾燥しやすいため、関節周囲の乾燥や指などの乾燥へも配慮し、運動や痛みに関わる要素を広く捉えることが大事であると思います。
ご意見ありましたらコメントしていただければと思います。
※この内容は個人の解釈がありますので参考程度にお願いします。
