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上腕二頭筋や上腕三頭筋が肩関節運動に与える影響とは 理学療法士

今回は上腕三頭筋や上腕二頭筋が肩関節運動に与える影響について、自身の考えをまとめていきます。

上腕二頭筋と上腕三頭筋は肩甲骨と前腕を繋ぐ、2関節筋であります。

2関節筋の特徴としては、筋の長さやボリュームがあることから強い力を発揮できるメリットがあると同時に大きく、関節から少し離れた位置に付着するため、緊張することで関節内に偏位を起こす可能性があります。

上腕二頭筋は肩甲骨関節窩の上側に付着し、上腕三頭筋は肩甲骨関節窩の下側に付着します。

そのため、上腕二頭筋や上腕三頭筋が過緊張するということは関節窩を上腕に近づけることと同意であり、それは関節窩を下方に下げてしまうことに繋がります。

肩甲骨では、下方回旋の動きが起こることが推測されます。

しかし、肩関節の挙上や外転運動では肩甲骨関節窩は上側を向いていくように上方回旋の動きが必要になります。

そのため、上方回旋筋である僧帽筋や前鋸筋を過度に緊張させることで肩甲骨の位置修正や運動を行おうとすることが推測されます。

この上方回旋筋と上腕三頭筋や上腕二頭筋が綱引きのように釣り合うことで肩甲骨の動きが不十分となり、上腕骨頭を肩甲骨関節窩が追従できずに肩関節の運動制限に繋がるケースは意外と多くあると思います。

例で挙げると土方や農家など前腕や上腕を酷使する仕事の方や肩腱板断裂術後の装具装着時期で上腕に過緊張が起こっている方、脳卒中などで上肢が痙性等で過緊張状態である方などがあります。

それらの方に上腕二頭筋や上腕三頭筋の過緊張を改善することで肩甲骨運動の改善や頸部の過緊張の改善し、頸椎・胸椎や肩関節の動きが改善するケースは多いので参考にしてもらえると嬉しいです。

ご意見ありましたらコメントしていただければと思います。

※この内容は個人の解釈がありますので参考程度にお願いします。



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