見出し画像

セブ島滞在記 月収1万円の現実を変える農業支援

セブ島のタップタップ地区で開梱農業を見学してきました。NPO法人DAREDEMO HEROのインターン加瀬野禅さんの取り組みです。

下記YouTubeが3分にまとまっています。実際に訪問して、急斜面の農地を歩いてきたので、そのことをnoteに書きます。





YouTubeの内容

この動画の内容は、フィリピンのセブ島で活動するNGO DAREDEMO HEROに所属する加瀬野禅さんによる農業支援プロジェクトについてまとめられています。

<主な内容>
・セブ島のタプタプ地区の農家は、毎日懸命に働いても月に約1万円程度しか稼げない過酷な状況にあります。

・禅さんは、子どもたちが安心して学校に通え、家族全員がより多くの食事を摂れるように、彼らの家計にゆとりを生み出したいと考えています。

・この活動は、彼自身が2年前にセブ島に留学した際、家族全員で懸命に働く姿を見て「何かできることはないか」と感じたことがきっかけです。


具体的な活動内容
・禅さんは、タップタップの農家に対して正しい農業知識や収量を増やす方法を教えています。

・彼が借りている土地は「実験場」として使われており、タップタップの既存の資源を活用しようとしています。


<フィリピンの人々との交流>
・フィリピンの人々は、資材小屋を自分で木を削って建てたりするなど、何でも自分でできる非常にポジティブな方々だと感じています。

・彼らと一緒にいると自分自身もポジティブになれると語っています。


<加瀬野禅さんの哲学>
・彼にとっての最高の幸せは、三食食べられて雨風をしのげる場所があり、誰かと繋がりがあることだと述べています。

・そして、世界もそのような「あたたかい感じ」になれば嬉しいと願っています。

希望の畑|DAREDEMO HERO|加瀬野禅|フィリピン・セブ島


急斜面の農場で感じたこと

先日、フィリピン・セブ島のタップタップにある農場を訪問しました。そこは、NGO DAREDEMO HEROの支援活動の一環として、加瀬野禅さんが取り組んでいる農業プロジェクトの拠点です。

YouTubeで紹介されているこの活動を、内山順子理事長の案内のもと訪問させていただく機会を得ました。

◇   ◇   ◇

農場は急斜面の棚田のような場所にありました。一歩一歩足を進めるたびに息が切れるほど。平地での農作業とはまったく違う体験です。農機具も十分に揃っておらず、草刈りだけでも重労働です。開墾を目の当たりに見たのは初めてだったので衝撃でした。

粘土質の土壌を、野菜育つ土にする作業を行っていました。途方もない作業工程です。農業の厳しさを痛感します。

それでも、見晴らしは絶景。眼下に広がる景色はまるで山岳リゾートのようで、自然の雄大さに励まされて、深呼吸がとても気持ちのいい場所です。


子どもたちの笑顔と力強さ

この日、同行してくれた小学生二人が大根や空芯菜の収穫を手伝ってくれました。禅さんがよく育った野菜を指さしながら「これを抜いて」と子どもたに指示を出すと、笑顔で野菜を抜き取る姿は、とても頼もしかったです。

「この野菜はNPO法人DAREDEMO HEROの奨学生たちの食材になるんだよ」と聞いた子どもたちは、さらに力を込めて収穫していたのが印象的でした。小さな体からあふれるエネルギーが、地域の未来を象徴しているように見えました。

子どもは、この急斜面の上り下りも平気な顔でこなしています。うらやましい。


禅さんから伝わる気迫と哲学

現地で禅さんと直接話すと、農業を通じて地域に貢献したいという強い思いがひしひしと伝わってきました。

タップタップの農家は、どんなに働いても月に1万円ほどしか得られない現実があります。禅さんは、子どもたちが安心して学校に通え、家族が一日三食をとれる生活を実現するために、農家に正しい農業知識を伝えています。

禅さんが借りた畑は「実験場」。機械も肥料もない状態から、鍬一本で土地を開墾し、腐植のほとんどない痩せた土を改良しながら、時間をかけて野菜が育つ環境を整えています。

「めちゃくちゃ大変です。でも、少しずつ変化が見えてきました」と話す禅さんの目は、疲労を超えた充実感で輝いていました。

さらに印象的だったのは、彼の哲学です。

「三食食べられて、雨風をしのげる場所があって、誰かと繋がっていれば、それが最高の幸せだと思います。世界もそうなれば嬉しいですね」と穏やかに語る禅さん。現地の人々が何でも自分たちで作り出すポジティブさに触れながら、自身も前向きであろうとする姿勢に深く共感しました。


私が感じたこと

今回の訪問で、農業は単なる食料生産ではなく、人と人をつなぎ、未来を支える営みだと実感しました。

しかし、その野菜が子どもたちの食卓に並び、成長を支える栄養となることを思うと、心が温かくなりました。

土地もあり、人もたくさんいます。お金と知識がない状態です。禅さんの取り組みが、村民にやればできる、収穫できるようになれば、収益が得られると感じさせることができれば、この支援はうまくいくだろうなって気がしまいた。

一緒に同行したゲストには、大学教授がおられました。大学生が英語留学と合わせて、ここで農業支援をすることで、単位がもらえるプランができれば、若い力も使えるかも、なんて妄想話に花が咲きました。

禅さんの活動は、小さな畑から始まっていますが、その影響は地域全体、そして未来へと広がっていくに違いありません。私自身も「自分にできることは何か」を改めて考えるきっかけとなった訪問でした。

クラウドファンディング

下記期間でクラウドファンディングをしています。

【クラウドファンディング概要】

あきらめと貧困の連鎖を断ち切る、子どもたちの夢を支える農業を

実施期間:2025年8月20日(水)~9月30日(火)
目標金額:1,000,000円
URLhttps://congrant.com/project/daredemohero/18597

支援金の使途:モデルファームの拠点整備費、モデルファームで様々な農法を実証するための農業資材購入費、TAPTAP地区農家への農業研修と組織化にかかる費用





いいなと思ったら応援しよう!

まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com

この記事が参加している募集