見出し画像

コンプレックス(劣等感)からの解放

コンプレックスから解放されることで、セカンドライフはとても豊かになります。いや、セカンドライフをすること自体がコンプレックス対策なんです。退職するとほとんどは無くなりました。

今日はコンプレックスについて考えてみます。



早期退職からはや3年。会社員時代に感じていたコンプレックスのほとんどが、今や「どうでもいいこと」として過去に追いやられています。いや、当時からどうでもいいことだったんですが、そのことに気づかなかっただけなんですよね。

セカンドライフを歩み始めたこと自体が、実は長年抱えてきたコンプレックスの特効薬だったのかもしれません。現役時代は、コンプレックスの解消に焦りや負い目を感じ、もがき苦しんでいた時期もあります。

今振り返ると、そのストレスや苦悩の多くは、会社という競争、評価、人間関係の土壌で生み出された虚像だったように感じます。

しかし、コンプレックスがあったからこそ、克服に時間をかけて、成長にもつながったとも感じています。


コンプレックスを2つに分けると

コンプレックスには、大きく分けて「対策が打てるコンプレックス」と「対策しようがないコンプレックス」の2種類があると考えてみますね。この分類は、コンプレックスとの向き合い方を決める上で非常に重要なんですよ。

行動で変えられる「対策可能なコンプレックス」

これは、努力、学習、習慣の改善によって克服が可能なタイプです。スキル全般、資産形成や経済的なもの、キャリアに関する不安などがこれにあたります。

私のケース1:
人に物事を伝えるスキル 。かつて、私は人に自分の考えを論理的に伝える能力が劣っていることに強いコンプレックスを抱えていました。

事実さえ正しければ、伝え方など二の次という姿勢だったため、プレゼンテーションが上手なだけで、内容が薄っぺらい同僚を軽蔑までしていました。しかし、内容じゃなくて、伝え方の方が重要だと気づいた時、そのスキルがない自分に落ち込みました。

でも、これは行動で変えることができました。

書籍による情報収集、噺家さんのスキル研究、NLP(神経言語プログラミング)などの各種伝達手法の学習、そして何より話し方教室をはじめとする実践トレーニングの積み重ねによって、このコンプレックスは解消へと向かいました。コンプレックスが自分を成長させた良い例でした。

私のケース2:
英語力の低さです。 アメリカ資本の会社に勤めていましたが、日常業務で英語は必須ではありませんでした。それでも、英語が話せないことは私にとって大きなコンプレックスでした。

若い頃に努力しなかった自分の責任なのに、「留学経験のある人はいいな」と環境のせいにしてごまかそうとした時期もあります。

これもヒアリング力、スピーキング力アップのため、短期留学を繰り返したり、オンライン英会話を積み重ねることで、一定レベルまではスキルを上げることができます。

いまだに苦手意識は残りますが、ビジネス討論ができなくても、自分の伝えたいことをシンプルに伝えられるレベルと合格ラインを下げることで、くよくよ悩む必要はなくなりました。

対策が可能なコンプレックスは、克服のプロセスが自己成長に直結します。そしてその行動はセカンドライフの充実にもつながっています。


受け入れ方を変えるしかない「対策不可能なコンプレックス」

一方で、外見、家庭環境、年齢、過去の失敗など、自助努力で変えることが難しいコンプレックスもあります。これらは、克服ではなく、受け入れ方や解釈を変えるしかありません。だって、事実は変えようがないんですから。

私のケース3:
身長ですね。 私は一般男性に比べて背が低いことに、コンプレックスを感じていました。特にビジネスの場面では、背の高い男性のほうが安心感があり、物事が相手に伝わりやすいように感じることもありました。だから意図的に私より背の低い人の横に立つなど、姑息な行動に出たりもしました。

女の子にもモテたいために、シークレットブーツが流行るほど、多くの男性が抱えるコンプレックスの一つかもしれません。

これは変えようがない事実です。どれだけ悩んでも身長は伸びません。だから、私は悩むのは時間の無駄だと割り切り、身長以外の部分で信頼を得ることにエネルギーを注ぐようになりました。

コンプレックスは、なぜ退職で消えるのか

会社員時代のコンプレックスの多くは、退職後の生活では驚くほど、あっけなくなくなります。それは、コンプレックスが育つ土壌から離れたからだと考えると腑に落ちます。

退職によっての相対評価からの解放がでかいんです。企業社会は、常に他人との比較を求めます。競争の中で生き抜くために、給与、役職、スキル全般など、すべてが相対的に評価されます。この相対評価こそが、コンプレックスの温床なんです。

退職後は、人生の評価基準が「自分自身」になります。

もう、企業内の他社員と業務内容、給与、役職などを比べられることはありません。プレゼンの優劣で仕事の成果が決まることもありません。海外経験の有無で優越感を感じる必要もありません。

セカンドライフでは、自分が満足できればそれで良いのです。人からどう見られるかではなく、自分がどう生きたいかにフォーカスできます。

他にも、コンプレックスが退職で消える理由は、過去の失敗は「どうでもよかったこと」になるんです。

現役時代には、業務上のいくつかの失敗や、目標に届かなかった成果に、ひどく落ち込み、くよくよもしました。しかし、退職した今、それらのほとんどは「どうでもよかったこと」に変わっています。

もちろん、その時の真剣な努力は無駄ではありません。その経験が今の自分を作っていますから。しかし、人生全体から見れば、会社という枠の中での小さな成功や失敗に過ぎなかったのです。

小学生の時、テストにドキドキした気持ちは、大人になると、流石に達観して振り返れますよね。会社員時代の凄まじいストレスは、やめちゃえば、小学校のテストと同じレベルです。


セカンドライフを豊かにする「人生の最良の対策」

現在、現役の会社員の友人たちが、「人と比較しないほうが生きやすい」「自分のやりたいことをすべき」と頭では分かっていても、実行できないと悩む声をよく聞いています。私も退職までに8年を要したのですから、そうでした。

しかし、人生を変えるための最大の対策は、環境を変えることです。

人の目を気にせず、自分を見つめ、本当に好きなことに時間を使えるようになるための最も確実な一歩は引退という退職。それが無理なら、働き方の劇的な変更や転職だと私は考えます。

変えようのない過去や容姿にウジウジ悩むのは、時間の無駄で後ろ向きなマインドです。それよりも、セカンドライフという新しい環境を最大限に利用し、コンプレックス解消から得た経験を活かして、新しい挑戦にエネルギーを注ぐ方がはるかに建設的です。

セカンドライフとは、人生のフェーズが変わるってこと。不要な荷物を一気に下ろすことができます。身軽になると、びっくりするぐらい新しい人生に出会うんですよ!

コンプレックスに縛られない、自由で豊かな時間が、たくさんあるんです。会社員のままでは絶対のお目にかかることができない世界があるんですよ!


関連書籍


いいなと思ったら応援しよう!

まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com