生涯給料ランキングを見て思うこと
今月の東洋経済オンラインで「生涯給料ランキング【全国版】」という非常に興味深いデータを目にしました。
一般的なサラリーマンの平均生涯年収は約2億4000万円と言われる中、トップ10の企業群は完全に別次元の数字を叩き出していますね。

今回は、この驚異的な数字の背景や、ランキングには出てこない外資系企業の実態、そして最終的に「お金と時間」について私が思うことを書いてみたいと思います。
近年の急激な給与上昇の背景
改めてランキング上位を見てみると、1位のM&Aキャピタルパートナーズは推計で9億以上。2位のインテグラルも約9億円、3位のキーエンスで約8億円と、平均の3〜4倍という圧倒的な金額。
実は、これらのトップ企業の給与はここ数年でさらに跳ね上がっています。AIに聞いて調べてみると、それには明確な理由があります。
・M&A仲介会社(1位、9位):
中小企業の後継者不足という社会課題を背景に、M&A市場が空前のブームです。基本給に加え、成約ごとのインセンティブが非常に高いため、業績拡大に伴って平均年収が2,000万円を突破しています。
・総合商社(4位、6位、8位):
資源価格の高騰や円安の追い風を受け、過去最高益を連発しています。業績連動型の賞与を採用しているため、ここ数年のボーナス額が桁違いに増えています。
・キーエンス(3位):
驚異的な高収益を、業績賞与としてダイレクトに社員に還元する仕組みがあるため、会社の成長とともに生涯年収も右肩上がりです。
これらの企業で働いている社員たちが、どれほどのプレッシャーの中で、どれだけの働きをしているのか、それは、これだけの給与をもらっているのですから、当然それに見合う成果を出していることでしょう。
ランキングには載らない「外資系企業」のリアル
さて、このランキングを見て一つ気づくことがあります。それは「外資系企業」が全く入っていないということです。外資系は日本国内では未上場なので有価証券報告書の提出義務がないので、こうしたデータには現れません。
Apple、Google、Amazon、Metaなどの世界トップ企業はランキングに含まれません。おまけに4社とも株式会社ではなく合同会社です。合同会社のメリットは多いですからね。
私はかつて、アメリカ資本の製薬会社で働いていました。お偉いさんたちの給料はそれなりにもらっているようでした。
AIに聞いた見たところ、外資系製薬会社の生涯年収は、一般的な平均(2.4億円)を大きく上回り、約4億円〜5億円。ベースとなる基本給が高いことに加え、ターゲットボーナスやインセンティブの比重が日系企業よりはるかに大きい。
との回答でした。かなり多いですね。私は早期退職しちゃったから、そんなにもらえなかったけどね。
そっか、多くの同僚が早く辞めちゃうのは、生涯年収で2ー3億円ほどもらったあたりで、早期退職している気がしてきました。
大切なのは稼いだ額よりいつリタイアするか
ランキングの数字や、外資系のタフな環境を振り返りながら、改めて思うことがあります。
高い生涯年収は確かに強力な武器です。しかし、本当の目的は「お金をたくさん稼ぐこと」そのものではなく、その先にある自分の時間を自由に使える権利を手に入れることだと思うんです。
いくら稼ぎが良くても、それに合わせて生活レベルを上げすぎてしまえば、いつまでも働き続けなければならないラットレースからは抜け出せませんからね。
私は2022年に早期リタイアし、現在FIRE生活が4年目に入りました。現役時代に得た貯蓄をただ消費するのではなく、計画的に債券投資からの利金をいただけているので、今の穏やかな生活があります。
「タイムリッチ」という最高の贅沢
リッチはマネーリッチじゃなくてタイムリッチのほうが、贅沢な気がしています。生涯年収が平均の2.4億円だったとしても、若いうちから金融リテラシーを高め、着実に資産形成を行えば、経済的自立は十分に達成可能です。そうすることで、タイムリッチが得られます。
毎朝のウォーキングや体操で体を整え、ギターやドラムの練習に没頭し、時にはふらっと日帰り旅行に楽しんだり、今月末はセブ島のビーチでのんびり過ごす予定です。
そんな「タイムリッチ」としての自由を味わっていると、数億円というランキングの数字も、どこか遠い世界のエンタメのように面白く眺めることができます。
みんなは、一つの雑誌記事の生涯給料ランキングを見て、何を感じ、どんな人生のゴールを描くのかな〜。
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