セカンドライフを考える 旅行編
定年退職した方の過ごし方
定年退職した方の過ごし方の本を読んでいると、今まで我慢してきたやりたかったことをやってみたい。それで実際にやってみると、半年や1年でやり尽くしてしまって、時間を持て余してどう過ごしていいかわからない。
こんな内容の本をよく目にします。
現在、私はセカンドライフを開始して、もうすぐ1年が経とうとしています。やりたいことをやり尽くしたとは、まだ言い難い。と言うよりやりたい事は何だっけという感じです。
退屈しているわけでも、時間を持て余しているわけでもありません。
母親のケアを兼ねて毎月実家に滞在したり、
セブ島でのボランティアに出掛けてみたり、
毎日書いているnoteに向き合ってみたり、
友人たちと語りあったり、
WorkShopグループでの活動に参加したり、
気が済むまでギターを弾いてみたり、
そもそも、会社員時代に我慢してやりたい事を押さえ込んでいたことはありませんでした。息抜きは十分に実施しており、数年をかけてフェイドアウトしたので、突然セカンドライフが始まったわけでもなかったのが背景にあるのだと思います。
◇
旅行がしたい
自由が欲しくて、セカンドライフを開始した理由の1つに旅行してみたい目的がありました。
退職を決意していたけど、まだ会社には申し出てない時期に描いたセカンドライフ旅行編マインドマップを眺めてみました。

書いたときの気持ちを思い出しました。こんなにたくさんの国々に旅行したんだなぁ。世界は広いんだし、もっといろんなところに出かけてみたいな〜。
今それが実行できるステージに立っているのに、思いのほか、旅行している感じがしていません。
夫婦で旅行に行ったり、
子供たちと旅行に行ったり、
一人旅をしたりと、
在籍していた時にはできなかった事は明らかに増えました。来月5月にセブ島の飛行機チケットは既に購入済みですし。
他者から見られて判断することではないと思いますが、友人からは活動的だと言われます。しかし、私自身はそれほど活発に動いている感覚がなく、多くの時間を持て余しています。
自重しているわけでも、我慢しているわけでもないのに、何かまだ、もやっとした感じがあります。
それは充実感の判断を、自分自身ですればいいだけの話です。それなのに対象として息子たちの活動量や、会社員時代の仕事量と比較してしまうんです。
◇
長男の活動量
長男は大学を卒業して、4月入社するまでに1ヵ月の休みができました。2月まで国家試験のためにずっと勉強していたので、その反動で解き放たれた1ヵ月の到来です。
彼の行動は、国内旅行3回、海外旅行3回がこの1ヵ月間に行った行動でした。私もそこに巻き込まれているところはありますが、あまりの活動量の多さに、その充実度たるや、とても素晴らしく、憧れを感じました。
京都旅行から夜中の22時に帰ってきて、翌朝早朝に成田からタイに向かうスケジュールは、さすがに私の年齢で組む事はありません。体力がある限り動きまくる、遊びまくる、その活動性に我が息子ながら驚きが隠せませんでした。
息子たちと比較するわけではありませんが、会社員としてとても充実していました。分刻みならまだしも、同時刻に複数の会議に参加するなど、充実を飛び越えて、多忙であったことは事実です。
◇
多忙だった時の感覚からの脱却
マーケティング部所属が、今までの会社員人生で1番忙しかった時期でした。その期間に、フィリピン5日間の短期英語留学を決行したことがありました。会社のPCを持たずに、純粋に英語だけを勉強するために与えられた5日間でした。
英語学校のスケジュールは、50分間のマンツーマンレッスンが8コマ、それに伴う予習、復習だけです。起きている時間が16時間あるとすると、勉強時間は10時間ほど。食事や運動の時間を除いても自由時間がかなりたっぷりあります。
わずか2,3時間でも、仕事を考えなくてよい自由時間が、これほどゆっくりできるんだ、嬉しいな〜って感じたことを今でも覚えています。
◇
一方、その学校で出会った同じカリキュラムの若い社会人や学生さんたちは、今までにこれほど忙しく、過密なスケジュールを過ごしたことがないと言っていました。体力を使い果たして、ヘトヘトで動けないと話していたことに、強烈なインパクトを覚えました。
その時、もしかして、私は凄まじい超過労働を毎日過ごしているのかもしれないと、客観的に感じたんです。それが当たり前だと思っていた仕事人間でしたので、疑いもせず、一日中仕事をしていた時期でしたから。
◇
さて、セカンドライフを開始してもうすぐ1年。そろそろ、多忙がデフォルト状態から、1日のスケジュールが真っ白に慣れてきた頃です。30年以上も働き続けて身に染みついた合理的生活スタイルを、隠居スタイルに変更しつつあります。
ゆっくり自由時間を楽しめるようになる移行期間が今なのだと思っています。あせらず、のんびり生活ができるような時期がくるのでしょう。
そろそろ、この生活からの、新しい自分を発見し始めたいなと感じています。
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