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「お金が減っても困らないマインド」の醸成

お金は使ってこそ価値があるはずなのに、「お金が減ると困るマインド」が人の心を占拠しています。

今日は、FIRE達成者向けの記事です。資産形成終了した方を意識して記事を書きますが、達成前のどなたでも参考になるお金の使い方についても考えてみます。



多くの方が、老後資金のためや万が一のために必要以上の貯蓄をされています。実際に年齢とともに貯蓄額は増えているデータがそれを証明しています。

書籍「Die with ZERO」に代表されるように、人は死ぬ時が1番お金を持っているようです。そして使いきれずに寿命を迎えます。

となると、
人は何のために貯蓄をしているのでしょうか?

安心のため?

では、いくらあれば安心ですか?

「いくらでもあれば、あるだけいいじゃん」
なんて答えた方が、寿命を迎えた時に一生で最大の資産額を保有したまま、この世を去る方なのかもしれませんね。

お金は使ってこそ価値がある

お金は使ってこそ、その価値が発揮されます。最大価値を発揮するためには、多くの経験を吸収できる年齢の時に使うことこそがお金が活きる使い方だと考えられます。つまり若い時に自分の価値を上げるために使うべきです。

では若いというのは何歳なのか? 
50歳以上はすでに対象外であると自分の経験上わかります。

できれば20歳代が理想的で、おそくとも30歳代のうちは、お金は借りてでも経験値に変えることで価値が発揮できます。

お金の貯め方や増やし方が上手な人の話は多いのですが、お金の使い方が上手な人にはあまり出会っていません。

単なる浪費家の方はおられるのですが、有意義なお金の使い方で魅力を感じるロールモデル例が少ないですね。

お金はないと困りますが、減っても困らない

さて、お金はないと困りますが、減っても困らない考えをしっかり根付けたいものです。必要なモノ、価値のあるモノ、生活を豊かにするモノにお金が使えるようになりたいと心がけています。

そこで我が家では最低資産下限値を設定しています。この資産額を下回らなければ、いくら使っても大丈夫と基準を作ることで、財布の紐が少し緩んで有意義なものに使えるのではないかと考えました。

資産下限値は2つ設定しています。
ひとつめ:最低資産下限値=年間生活費×25年分
ふたつめ:退職時の金融資産額

退職時の金融資産額を最低ラインに設定するということは、その後定期収入は無いわけですから減る一方かと思われますよね。しかし、30年も投資していると、この種銭が資産運用のみで生活費ぐらいなら賄えることが既にわかっています。

逆に資産は増えるので、書籍「Die with ZERO」に出てきたように、まるでゲームの最高スコアを目指すように、マネーフォワードのグラフが積み上がっていく資産を見てニヤニヤしてしまいます。これは悪趣味です。

一方、資産額が減ると、ネガティブな気持ちになります。

だから、最低資産下限値を下回らない限りは、いくら減ってもネガティブな気持ちにならないようなマインドが必要だと考えました。

これを
「お金が減っても困らないマインド」
と呼びます。(まこ命名)

「お金に困らない」という表現は、十分な定期収入があったり、十分な貯蓄があるときに使います。そんなたちでも、お金が減ると心配したり、ネガティブになり、困るものです。いくら貯蓄しているかにかかわらず、「お金が減っても困らない」ことがポイントです。

「お金が減っても困らないマインド」

まだ貯蓄金額が少ない方の場合は、「お金がないと困る」という発想が出るのは当然だと思います。しかし私の友人、同僚たち50歳、60歳を過ぎており、既に十分な資産を持って退職しています。貯蓄してない人はいません。しかし、「お金が減ると困るマインド」を全員が持っています。

「お金が減ると困るマインド」のままで生活をしていくと、お金はどんどん増え続けてしまいます。

お金が増えることは良いことだから気にしなくていいんじゃないかと思う考えは浅はかです。この「お金が減ると困るマインド」のままだと死ぬ時が最大の資産額になってしまうんですよ。

くどいようですが、お金を使ってこそ価値を発揮します

「お金が減ると困るマインド」から「お金は減っても困らないマインド」へ移行しましょう。もっと自分のしたいことを解放して、自由に生きる道を選択したいです。

「お金が減っても困らないマインド」を持つことには、次のようなメリットとデメリットがあります。


「お金が減っても困らないマインド」のメリット

まず精神的に安定します。理由はお金の増減に対する不安やストレスが軽減されるため、心の平穏を保ちやすくなります。投資がうまくいかなくても、◯万円損しても、冷静に次の行動を考えられるようになります。

そして、リスクテイクが可能になります。 経済的な失敗を恐れずに新しい挑戦やビジネスチャンスを追求することができます。

また、ライフスタイルに柔軟性が生まれます。経済的な制約に縛られず、自分の価値観や趣味に従った生活がしやすくなります。本来の自分に素直に向き合い、やりたいことが自由に行動に移すことができるようになります。

「お金が減っても困らないマインド」のデメリット

デメリットというか懸念点がありますよね。

それは、財布の紐が緩んだ状態のままだと、
生活レベルがどんどん上がってしまうのではないか? 
毎月の出費がかさみすぎて老後の資金が枯渇するのではないか?
と不安があるかもしれませんね。

減っても困りませんよ。この年齢まで倹約する癖があるから資産花形成できたのです。そんなに簡単に大量消費マインドに変更されることはありませんから。

その対策として防衛ラインがあります。資産下限値を設定してあるのですから、そこまではお金の価値を最大に発揮することを考えてみませんか?

◇   ◇   ◇

お金は減っても困りませんよ。絶対的に資金が用意してあるわけですから。

FIRE達成者対象に書きましたが、「私の家計はそんなに貯蓄がありません〜」と嘆く方が多いのは知っています。しかし、よく話してみると将来ライフシミュレーションもしないで、必要な金額も知らない方がほとんです。それじゃ、足りているかどうかも判断できないじゃないですか。

この絶対的な資金と言うのは、人によって違います。100万、1,000万円でも十分な家庭と、1億円でも不十分な金銭感覚と千差万別。それぞれの家庭に応じて、資産下限値を設定ラインを決めるのが1つアイディアとしていいかなと思って我が家は実践しています。


学生は「お金が減っても困らないマインド」を持っている

学生の頃は貯蓄も乏しく、その日暮らしでした。アルバイト代で1万円を稼いで、残さず使ってしまいます。お金はないと困りましたが、お金が減っても困るマインドはありませんでした。使うことにも躊躇しません。減って困るほどの貯蓄がそもそもないので、減ることに対する恐れがないのかもしれませんね。

「お金が減って困るマインド」が作られてきたのは、いつ頃からなのでしょうか?社会人になって、貯蓄額は一定基準を超えたり、家族が増えたり、社会的責務が増すと、お金が減ると困るマインドが作られてきたのかもしれません。

大学生や若い社会人の時は、貯蓄もなく、独り者で、税金を払っている意識がなく、責任感さえない世代です。それは将来の不安を感じるよりも、自分の未来の可能性が上回っているから、明るく生活できるのでしょう。

生活の安心とは?

生活の安心を貯蓄額に求める方はとても多いですね。お金なんて、ちっぽけな無機質なものに安心を求めるより、個人に応じた安心の基準を見直すのはいかがでしょうか?

私は、人生の優先度を『健康>生きがい>お金』 と順位づけをしました。

この順位づけをしてからは、生活するのがとても楽になりました。すべてをお金に換算して、つまらない人生を送るよりも、自分に正直に満足した生活にこそ安心があると考えられるようになりました。健康であれば、すべてOKと優先順位を明確にすると、とても安心した生活が送れます。

生きがい>お金

生きがいとは、
・自分に素直にやりたいこと
・欲しいモノ
・やりがいを感じること など

生きがい大なりお金ですから、
この優先順位に従いお金が使うべきって意味です。

具体的には、家族との会話や食事、朝の散歩、猫たちと遊んだり、友人たちとのコミュニティ、旅行、趣味などを優先順位を高く位置付けています。

そうすることで心が豊かになり、安心して生活ができるようになったと実感しています。


「お金が減っても困らないマインド」醸成の状況

かなり倹約して50歳まで歳を重ねました。倹約マインドから有意義なセカンドライフへと退職後2年が経過しました。「お金が減っても困らないマインド」醸成には、まだ到達できておらず、財布の紐が硬くやりたいことを我慢している自分に気づきます。

20代のふたりの息子たちに比べると、明らかに50代の私たち夫婦は活動性が低く、抑制した生活が身に付いてしまっているのが否めません。

息子たちをけし掛けて、レストランを予約してもらったり、旅行計画を立ててもらったりするとお金も出しやすいのですが、夫婦ふたりで動くとなるとなかなか重い腰が上がりません。

こんなことを考えるだけでも、少しでも行動性を上げるために良いトレーニングかと思って、今日はnoteに書いてみました。


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まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com