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置き去りにされる若者票:なぜ大学に期日前投票所を設けないのか?

今週は選挙が行われます。期日前投票を済ませる人、当日投票に行く人、それぞれの意思が一票となって政治に反映される大切なタイミングです。

老人ホームに入所している母親を訪ねると、期日前投票が老人ホームで行われていました。

今日はこのことについて考えてみます。




老人ホームで進む “囲い込み投票”

老人ホームを訪れた際、私は奇妙な光景を目にしました。

そこで印象的だったのは、多くの入居者が外出困難であるため、施設内での投票が可能になっていたことです。これは「特定施設内不在者投票」と呼ばれる制度で、選挙管理委員会の職員が施設を訪問し、入居者の投票をサポートする仕組みです。

病院入院中や老人ホーム入居者を対象に設けられている制度のようです。たぶん、この投票って、選挙管理委員会の職員が施設を訪れ、ひとりひとりに投票用紙を配り、票を集めていく。形式上は「投票」でも、実態は「回収」に近いものなんじゃないのかな?

老人たちは情報が全くありません。情報収集もできないし、理解もできない人たちが多いのです。失礼な言い方ですが、将来の短い人たちです。入所している老人たちから聞こえてくる会話の端々からは、何の政党も知らず、政策にも興味がない高齢者が「なんとなく」自民党に投票している実態がうかがえました。

つまり、もはやこれは、自民党による“票の囲い込み” なんですね。


自民党が高齢者票を重視する理由

この制度はルールに則り行われているとは思いますが、とても違和感を感じました。こんなことが黙認されていていいのかな? いいんでしょうね。だって、自民党が高齢者を、政治にとって最も扱いやすい票と考えているんだから。

情報に接する機会が少なく、変化よりも安定を好み、「今のままでいい」と思いやすい。そんな高齢者は、自民党にとってこれ以上ない支持基盤なのです。だからこそ、彼らが集まる老人ホームに次々と投票所を設置し、「わざわざ票を取りに行く」のです。

私の住む三鷹市の選挙投票会場や、期日前投票を調べてみたところ、30カ所以上の老人施設で施設内投票が行われていました。もはやこれは、選挙という名の固定票の確保作業に過ぎませんね。


若者は無投票層として放置されている

その一方で、若者の票はどうでしょうか?

大学に通う学生たちは、将来を担う存在です。社会保障や経済政策、働き方改革、子育て対策など、若者の未来に直接関わる政策が議論されているにもかかわらず、彼らの投票環境は著しく軽視されています。

「若者は投票に行かない」などと言われますが、投票に行きにくい環境が放置されている事実のほうが重大です。平日は授業、アルバイト、通学で時間がない学生が、わざわざ役所に足を運ぶのは容易ではありません。

そもそも興味がないって言われていますが、それなら、授業がある平日に、大学校内に期日前投票所を設けれはいいのに。

これもネットで調べてみると、今回の参議院選挙で、期日前投票が大学校内で設置されたのは、全国でなんと6校のみ。

選挙当日の日に、地域住民も投票する場所提供として大学を使う例はありますが、期日前投票を大学の敷地内で実施が6校だけとは。

50人規模の老人ホームには投票所を持ち込むのに、数千、数万人が通う大学には設置しないっておかしくないかい?  三鷹市だけで老人ホーム30カ所で期日前投票ができるのに、全国で期日前投票ができる大学が6校しかないなんて。

ついでに大企業でも会社内で、期日前投票ができるようになればいいのにね。コロナワクチン接種会場を企業内に作ることができたんだから、選挙会場くらいは簡単でしょ。 

老人優遇の凄まじいバランスの歪みを感じました。こんな不公平がまかり通っているのが現実なんですね。

自民党にとって「若者の票」は都合が悪い?

この歪みの背景には、自民党の本音が透けて見えます。

若者が政治に関心を持ち、行動を起こし、自分たちの将来のために票を投じるようになれば、現政権にとっては不都合です。若者は変革を望み、現状に批判的な視点を持つ傾向がある。つまり、彼らは自民党に入れてくれない票になりやすいのです。

だから、若者に投票しやすくする政策は、政権維持の観点から無視されているのかな? これは邪推かな? 闇を感じながら、裏でいろんなものが蠢いている、そんなふうに私は感じました。


大学校内での投票を義務化レベルで推進せよ

では、どうすればこの状況を変えられるのか?

まず第一に、大学に期日前投票所を設置することを制度化すべきです。合わせて1,000人以上が勤務する大企業も、期日前投票を会社内でできるようにすべきです。

50人の老人ホームで実施している現実があるんだから可能でしょ。

スマホで投票できるようにもしてほしいね。このような仕組みを整えれば、忙しい学生や、忙しい会社員も投票が可能になります。

政治が変わらないのは、票を入れる場所が偏っているからなのかもしれません。老人ホームでは投票できるのに、大学校内ではできない。これでは、日本は過去の政治に支配され続けますね。

選挙に行ける人だけ有利な社会じゃ、日本が行き詰ってしまいそう。

少子化対策をしてこなかったことも、自民党の保身と考えると、変に納得しちゃいます。自民党政治家に「若者の票が怖い」と思わせること。それが、私たちに残された最初の一手なのかもしれませんね。


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まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com