No.0055 John Coltrane / Ascension
基本情報(ChatGPTより取得)
発売日(リリース日)
1966年02月01日
発売時のメンバー(担当パート)
John Coltrane:tenor saxophone
Freddie Hubbard:trumpet
Dewey Johnson:trumpet
Marion Brown:alto saxophone
John Tchicai:alto saxophone
Pharoah Sanders:tenor saxophone
Archie Shepp:tenor saxophone
McCoy Tyner:piano
Art Davis:bass
Jimmy Garrison:bass
Elvin Jones:drums
収録曲(トラックリスト)
『Ascension - Edition I / Pt. 1』
『Ascension - Edition I / Pt. 2』
『Ascension - Edition II / Pt. 1』
『Ascension - Edition II / Pt. 2』
総評
ほぼ全編にわたり、いい意味でごちゃごちゃとした演奏が続くアルバムだった。4曲あるものの、それぞれがPt.1とPt.2に分かれているため、感覚としては実質2曲の長大な作品を聴いているような印象がある。それでいて全体で1時間20分近いので、かなりのボリュームだった。
他のフリージャズ作品と同じく、最低限の枠組みの上に各プレイヤーが自由にアドリブを重ねていく作りだと感じた。ただ、混沌としていても音楽として完全に崩壊しているわけではなく、誰かのソロが前に出る場面では他の楽器が引いていて、全体としての流れは保たれている。そのため、ただ雑然としているのではなく、大人数で秩序と無秩序の境界を行き来している面白さがあった。
おそらくセッションの一発録りのような緊張感がありながら、この長時間で目立った破綻やミスを感じさせないのは、やはり演奏力の高さゆえだと思う。聴けてよかった作品ではあったが、他のフリージャズ作品と同様に、繰り返し聴くかといわれると少し迷うところもある。
感想
一言:いい意味でごちゃごちゃした演奏が続くアルバム!
いつ聴いた?:2026年02月28日
聴くのは何回目?:初めて
なぜ聴いたのか?:コルトレーンのフリージャズを聴いてみたかったため
お気に入りの曲:2
点数:7/10
気になったところ/印象に残ったところ
1は8分くらいで音数が少なくなって、ピアノがよく聞こえるようになる。
1の10分過ぎでは、ドラムのスネア連打をきっかけにまた一気にトランペットなどが入ってくるため、やはり何らかの合図や最低限の構成はあるのだと思った。
1はじゃーんと終わってフェードアウトし、その少し前から2が始まる流れになっている。
2の7分過ぎの、全員がひたすらに演奏しているような混沌とした場面が特に好きだった。
2の9分過ぎからは叫び声のようなものも聞こえ、演者のテンションがかなり上がっているように感じた。
3の12分過ぎからのサックスらしき演奏はかなり荒々しい。
3は15分過ぎで終わるのかと思いきやまだ続き、最後は唐突に終わる印象があった。
4も8分30秒くらいで終わるかと思いきや、そこからさらに盛り上がっていく。
4の11分頃からはほぼピアノソロのようになり、その後はバイオリンとベースのソロのようにも聞こえる場面がある。
4の17分過ぎにまた他の楽器が入ってきて、「きたきた!」という気持ちになった。
参考になりそうなこと・学んだこと
フリージャズは普通のジャズ以上に各々が自由に演奏するぶん、必然的に曲の時間が長くなるのだと感じた。
もう少し短く、それでいてフリージャズ感が強い作品も探してみたいと思った。
オーネット・コールマンの『Song X』は候補かもしれないが、自分の感覚ではやや整えられすぎている印象もあった。
