略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます✒️挨拶状のマナー深掘り解説
今回は挨拶状(書中)でのご挨拶となり、簡単で申し訳ないですが~というような意味です。
礼儀を示す一文として、挨拶状の最後に決まり文句として用いるのが一般的です。
どういう意味なの?
略儀:本来の方法を簡略化したかたち
書中:手紙の文中、挨拶状にて
という意味ですので、
お会いしてお伝えするべきところ、今回は挨拶状でのお知らせとさせていただきます
という意味になります。
礼儀を示す決まり文句
案内状や招待状のように入れないものもありますが、一般的な挨拶状であれば決まり文句といってよいでしょう。
もともと挨拶状で済ますというのが「略儀」なので、現実的には「最初から挨拶状でお知らせしようと思っていた」というつもりだとしても、入れておくのが礼儀です。
表現のバリエーション
言葉を変えることで様々なニュアンスを付け加えることができます。
甚だ略儀ながら書中にて~
「甚だ」がついても同じ意味で使えます。
お会いしてお伝えできないことが申し訳ないというニュアンスが強まる印象になります。
ばずは略儀ながら書中にて~
「まずは」がついても意味は変わりません。
「先ずは」ということですので「何れお会いして」ということを示しているということでしょうか。
略儀ながら取り急ぎ書中にて~
「取り急ぎ」も同様の意味です。
物凄く急いで~というよりは、すぐにお知らせできる挨拶状で先にお知らせしますというニュアンス。
略儀ながら取り敢えず書中にて~
これも同じ意味ですが「取り敢えず」の印象が良くないかもしれません。
「取り敢えず」とは「とるものもとりあえず」からきた言葉で、もともとは「他は後回しにして」「急いで」という好意的な意味ですが、現代の「取り敢えず」は「簡易的」「その場しのぎ的」な悪い印象に取られがちです。
「挨拶状を出すことを優先した」という意味ですから、むしろ丁寧な表現ですので例文には普通に使われています。
使っても全く問題の無い表現ですが、耳障りが悪いという方にはお勧めしません。
どれも使ってもまったく問題はありませんが、
遅くなったお詫びが入っている場合は気を付けて下さい
遅れた挨拶状に「取り急ぎ」「取り敢えず」は避けましょう。
さらに丁寧にする
一文を付け加えて更に丁寧に「お会いできずに」挨拶することをお詫びすることもできます。
本来であれば拝趨のうえご挨拶申し上げるべきところ
「略儀ながら」がお会いできずに挨拶状で~という意味を込めているので、不要といえば不要ですが、前置きすることで「お会いしてご挨拶したかったのに」という自分の気持ちを強調することができます。
お礼状などに出てくる表現です。
・本来であれば拝趨のうえご挨拶申し上げるべき処
・早速拝趨のうえご挨拶申し上げるのが本意でしたが
として「~略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます」と続けます。
≪ちなみに≫
拝趨:こちらから先方へ出かけて行くことを表します
拝眉:お会いしてという意味
拝顔:お会いしてという意味(拝眉と拝顔はほぼ一緒)
お礼かたがたご挨拶~など締めくくり
お礼状やお祝い状・案内状などに使う場合などは、書き方を変えると内容に添った締めくくり方ができます。
お礼状 ~お礼がたがたご挨拶申し上げます
お祝い状 ~お祝いかたがたご挨拶申し上げます
などがよく使わるパターンですが、それ以外にも「定年退職」や「会葬礼状」などでは、スピーチ調の締めくくり方もよく使われます。
~ご挨拶とさせていただきます
具体的に ~定年退職のご挨拶とさせていただきます
◯関連リンク(挨拶状の書き方)
そのまま使える例文
プリントメイトでは、そのまま使える例文を多数ご用意しております。是非ご活用ください。
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