【今日の散歩】_「敷島公園の土俵を見て考えた。」
大相撲九州場所も本日十日目。
(*2025/11/18当時)
連日熱戦が繰り広げられている。
だからというわけでもないのだが
先日、敷島公園(群馬県前橋市)を散歩中に見かけた土俵。

実はこれまで近くを歩いていても
気が付かなかったのだが
松林の中ひっそりと佇んでいた。
それくらい風景に溶け込んでいた。
神事である相撲を行う場所だから
非日常空間であることは間違いない。
ALSOKぐんま総合スポーツセンターの相撲場は
相撲部屋スタイルだけど
こちらはきちんと四本柱の屋形付き。
その柱が斜めなのには意味があるのかな。
そういえば江戸時代の錦絵の土俵の柱も斜めだ。
方位を守る四神 (青龍・朱雀・白虎・玄武)の
青赤白黒4色を表した四房を
下げられるように斜めになっているのかな
大相撲の本場所は吊り天井だから
斜めの柱の名残はないので真相はよくわからない。
吊り天井といえば
先日のロンドン巡業にも持って行ったのかな
土俵の土も持っていったのかな
それはそれで大変だな… などとあれこれ考えた。
方位を守る四神といえば
四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天) もそうだ。
どちらも外来の信仰だから
きっとどこかしらで
神仏習合しているんだろうな
色とか姿形とか。
仏像の色は盛大に護摩を焚くこともあって
ほぼ全て煤けているから
もともとの色は青赤白黒かもしれないな。
青赤白黒といえば
庄司薫さんの連作小説の
薫くんシリーズのタイトルに… キリがない。
仏像のもともとの色といえば
興福寺の阿修羅像は真紅
新薬師寺の十二神将像はそれぞれ極彩色
中宮寺の半跏思惟像は肌…もとい
ペールオレンジだったことがわかっている。
どれも今観る印象とはだいぶ違う。
東大寺戒壇堂の四天王像なんて
今の塑像の地肌が剥き出しの白い姿だって
めちゃめちゃかっこいいのに
もしも青赤白黒4つの彩色がされていて
しかもそれが現代まで残っていたとしたら
どれだけかっこよかったことだろう。
日本ならではの美といえば
「わび」とか「さび」とか言うけれど
単にオリジナルが凄すぎて
メンテナンスの技術や手間
何より費用がなかっただけではないか
ということは
思っても
言ってはいけ…。
だからいけな…。
誰か止めてくれ(笑)。
(2025/11/18)
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