【書評】やっぱり宇宙はすごい
何億光年先の過去は明るいか
宇宙関連の本を探していて、本書に決めたのは魚豊さんが推薦文を書いていたから。
いちばん衝撃的だったのは私がブラックホールだと思っていた写真はブラックホールであってブラックホールではなかったということ。わかりやすくしようとした研究者の親切心を、ど素人の私は素直に受け止めすぎた結果の勘違い。だが、見た情報をそのまま知ったと思い込むんじゃなくて、深掘りしていくって大切なことだなと感じた出来事だった。
宇宙はすごい。しかし改めて思うのが宇宙もすごいがアインシュタインもやっぱりすごいということ。没後70年が経ってもなお、宇宙研究に深く関わっている存在でもある。
しかしそんな天才でも「不変の宇宙」に魅せられ宇宙が膨張していることは長年認めることはできなかった。天文学では発表された研究結果に反論などがあった場合、国立天文台は両方を公平に取り上げ、それぞれの主張を尊重する姿勢を見せている。この公平性こそが信頼性を高めることだし、正しい研究姿勢だと思う。
星を見る時、何億光年という単位の過去の光、または宇宙を見ていることになる。それは宇宙の始まりやもし地球外生命体がいるのなら、生命の誕生の起源を知ることができるかもしれない。それは私たち自身を知ることに繋がっているのだ。
また、更に詳しく天文学や宇宙ビジネスについて知りたいと思った方は、本書には著者が配信しているポッドキャストのQRコードがあるため、そこからの試聴もおすすめしたい。
https://www.sbcr.jp/product/4815628123/
『やっぱり宇宙はすごい』
著者:佐々木 亮
出版社:SBクリエイティブ
ISBN: 978-4-8156-2812-3
NDC : 440
