視覚障害エッセイ|心と体の声を大切に|見えない目は私のバロメーター
最近、ちょっと無理してたなって、あとから気づくことってありませんか。
そのときは大丈夫だと思っていても、
ふとしたタイミングで体に不調が出て、はじめて「ああ、無理してたんだな」って気づく。
体って、ちゃんと教えてくれているんですよね。
ただ、私たちがそれに気づけていないだけで。
最近、私はそれを改めて痛感させられています。

皆さんいつも私とハッピーお嬢のノートを読んでくださりありがとうございます。
奈津子@視覚障害の相談支援専門員です。
今日は「#身体についてのひとりごと」というテーマが、今の自分にとても重なったので、このことについて書いてみようと思います。
目の調子があまり良くないので、今日は少し短めです。

この3日ほど、左目の調子が良くありません。
目を使うと痛みが出て、涙が止まらなくなる。
そんな状態なので、
スマホやパソコンに触る時間を減らしたり、
どうせ画面は見えていないので、目をつむって操作したり。
できるだけ目を閉じている時間を増やして過ごしています。
目の調子が悪くなること自体は、これまでも何度もありました。
でも、こうなるたびに、
「ああ、ちょっとオーバーペースだったんだなぁ」と、毎回反省させられます。
こういうとき、私はすぐにわかります。
「ああ、ちょっと無理してたな」って。
最近の私は、少し忙しすぎました。
いろんなことが重なって、気づけば余裕のない日々。
きっとその疲れが、
いちばん弱い部分である“左目”に出てきたんだと思います。
私は、ぶどう膜炎と続発緑内障という病気があります。
炎症が起こり、それがきっかけで緑内障も発症しました。
これまでに左目は、何度も手術を繰り返してきました。
数えてみれば十数回になります。
その中で合併症も経験し、眼瞼下垂の手術も3回受けています。
その影響で、私は目をしっかり閉じることができません。
起きているときは意識して瞬きをしていますが、
寝ているときは目が開いたままになってしまうことも多く、
角膜に傷がついたり、潰瘍ができたりすることもあります。
ドライアイもあり、日常的に目薬を使ったり、テープで目を閉じたり。
いろいろ工夫はしているけれど、
体が疲れたり、目を酷使したりすると、どうしてもトラブルが起きやすい。
だから今の私にとって、
「目の調子」はそのまま“体の状態を教えてくれるサイン”になっています。
もともとのぶどう膜炎も、
看護師として忙しく働いていた時期に発症しました。
そのときも、目の違和感や体の不調は感じていたのに、
「まだ大丈夫」と思ってしまった。
忙しさに押されて、
自分の体の声を後回しにしてしまったことが、
結果的に悪化につながったのだと思います。
だからこそ今は、
体の声にきちんと耳を傾けることを大切にしています。
調子が悪いときは、無理をしない。
ちゃんと休む。
そう心がけてはいるけれど——
見えない生活は、どうしても負担が大きくなりがちで、
やりたいことと、無理のない範囲との間に差ができてしまう。
気づけば、またオーバーワークになっていることもあります。
今回の不調も、きっとそのサイン。
「少しペースを落としなさい」と、
左目が教えてくれているのかもしれません。
そう思うと、不調もただつらいだけのものではなくて、
自分を守るための大切なメッセージのようにも感じます。
だから私は、
この左目の声に、ちゃんと耳を傾けていきたい。
そして、少しだけでもいいから、
自分にやさしいペースで過ごしていこうと思います。
皆さんも、自分の体が出してくれている声に、
しっかり耳を傾けてあげてくださいね。
大切な体の声、どうか見逃さないであげてください。
そして私自身も、
自分の体の声を大切にしていきたいと思います。
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