次女_ 夜はお母様、朝はお姫様
32時間勤務を終えて帰ってきた日は、次女がずっとべったりです。
ご飯を食べている時は膝の上。
長男に勉強を教えている時も膝の上。
洗濯物を畳んでいる時は背中によじ登り、寝室へ行く時も「おんぶ!」。
「今日はずいぶん甘えん坊だなぁ」と思いながら、一緒に布団へ入ります。
暗い部屋で横になると、胸のあたりを小さな手が「トントントン」。
ぽにょぽにょの温かい手で、まるで心拍数に合わせるような絶妙なリズム。
「これは子ども達より先に寝ちゃうな……」
そう思っていると、小さな声で、
「今日も疲れたねー。早く寝てねー。」
と話しかけてくれました。
本当はまだ洗い物もあるし、明日の準備もしなきゃいけない。
「そのトントンは他の兄弟にお願いしたいなぁ」
なんて思っていたのですが、気が付けば時計は0時。
結局、この日は小さなお母様に寝かしつけられてしまいました😂
翌朝7時。
「ああぁぁぁあ!」
デスボイスのような叫び声が響きます。
もちろん犯人は次女。
私は他の子ども達の朝ごはんを作っていたので、そのまま様子を見ていると、我が家のフォローの達人・長男が、
「どうしたのー?」
と見に行ってくれました。
5分ほどして戻ってきた長男が、少し申し訳なさそうに一言。
「次女ちゃん、パパじゃないと起きないって。」
……いやいや。
さっきデスボイスで起きてたじゃない😅
寝室へ行くと、次女はニコニコしているのに目はぎゅっと閉じたまま。
「次女ちゃーん。」
と小さく声を掛けると、
「くー……くー……。」
今度は寝息の真似。
どうやら王子様が迎えに来るのを待っているお姫様らしい。
でも、王子様はどう考えても私のキャラじゃありません。そもそも顔が爬虫類系であだ名はラコステ🥺
だから今日も私は、
「ヒーッヒッヒッ。こりゃ可愛い子がいるでやんす。」
と前歯を剥き出しにして、下っ端の悪役になりきり、お姫様をリビングまでさらっていきます。
すると長男が優しく迎え入れてくれて、次女はそこでようやく目を覚ました”ふり”。
その様子を見ながら、
「王子様は長男の役だよねー😆」
と、毎朝ひとりで納得しています。
夜は小さなお母様。
朝は王子様を待つお姫様。
そんな次女のおかげで、我が家の朝と夜には、今日も小さなお芝居が欠かせません☺️
