次女_明け方の真っ暗な部屋で「怖いもの談義」
朝5時。
天気が悪くはまだ部屋の中は薄暗い状態でした。
「パピー……」
何度か呼ばれていたらしいです。
小さな声に起こされて、少しずつ頭が働き始めます。
そういえば今日は、次女と二人で寝ていたんでした。
「何の音ー?」
次女に言われて耳を澄ますと、確かに遠くで雷が鳴っているようでした。
「何だと思う?」
そう聞くと、
「でんしゃー」
と答えます。
いやいや、たぶん雷だと分かっているでしょう😅
「雷だって分かってるでしょ?」
すると次女は、
「怖いから言いたくない」
なるほどー。
怖いものの名前を言うのも、ちょっと怖いらしいです。
「次女ちゃんは、他にも怖いものあるのー?」
何気なく聞いてみました。
すると、
「山ー」
山?
山に行くといっぱい歩かされるのが嫌なのかな。
「何でー?」
「クマー」
ああ。
そういえば、この前岡山に行ったとき、鬼ノ城に登りました。
そのとき子ども達が、
「熊が出たら怖い」
なんて話していました。
子どもの記憶って、ちゃんと残っているんだなーと感心します。
「あと、オバケー」
そういえば、以前山でハイキングした時に、幽霊も最後には山に登って天国に行くんだ、なんて話をしたことがありました。
そんなことまで覚えているのかー。
「へびー」
山でマムシやヤマカガシの危険性について話もしました。
「毒カエルー」
山で長男が爬虫類について、得意げに知識を披露していたこともありました。
次女の「怖いものリスト」は、我が家の最近の出来事でどんどん埋まっていきます。
そして、
「カブトガニー」
……ん?
カブトガニ?
それ、山関係ないよね?山関係の怖い話してたと思ったんですが。
話が飛んだのかな。
いや、そういえば先日、岡山でカブトガニ博物館にも行きました。
大きなカブトガニの模型を見て、次女は怖がっていました。
なるほど。
記憶の引き出しから、今度はカブトガニが出てきたらしいです。
「カブトガニは人食べるでしょー」
……初耳です😅
誰だ。
誰がそんな恐ろしい知識を次女に植え付けた。
ここは父親として、きちんと訂正しておかなければならないです。
「カブトガニは人を食べないよー」
すると次女。
「見たよー。カブトガニが顔に飛んでくるの」
……。
どこで?
それは怖い。
父親でも夢に出てきそうだ😂
「どこで見たの?」
「動画ー」
動画でした。
ヤバい動画を作る人がいたもんだ。
娘を怖がらせる奴、許すまじ😤
「大丈夫よー。カブトガニさんは優しいから襲ってこないよー」
そう言って、何とか次女を安心させます。

腕がわしゃわしゃ動きます😆
すると今度は、好きなご飯の話になった。
雷から始まって、山、熊、オバケ、蛇、毒ガエル、カブトガニ。
朝5時から、なかなか濃い話である。
そして、しばらくして朝ご飯を食べてさせていると、ふと思い出した。
「……そのカブトガニ、エイリアンじゃね?」
そういえば昔、プレデターだか何だかと戦っている映画を見た記憶があります。
次女がまだ2歳くらいの頃だったような気がします。
もしかすると、あの「カブトガニが顔に飛んでくる」という記憶は、最近見た動画ではなく、もっと昔に見た何かの映像なのかもしれないです。
もちろん、ただの記憶違いかもしれないです。
子どもの記憶なんて、大人が思っている以上に不思議ですよね。
見たもの、聞いたもの、怖かったもの。
それらが頭の中で混ざり合って、いつの間にか一つの物語になっているのかもしれないです。
でも、ちょっと気になります🧐
次女は、いったいどこまで昔のことを覚えているんだろう。
今度、少しずつ聞いてみようと思います。過去の写真を見ながら何聞こうと考える楽しみができました☺️
きっとまた、予想もしない答えが返ってくるんだろうなー😁
子どもの記憶をたどっているつもりが、いつの間にか父親のほうが記憶を掘り起こされています。
そんな朝5時の親子の会話でした☺️
