18.BREITLING GENEVE|1940〜1950年代 ノンクロノグラフの魅力と価値
この記事は当店ショップの記事を再編集して掲載しています。
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アンティーク時計の世界において、ブライトリング=クロノグラフの名門というイメージは広く知られています。
しかし実は、1940年代から1950年代にかけて、ブライトリングは日常使用を想定したノンクロノグラフ(3針)モデルも数多く手がけていました。
本記事では、当店で取り扱う 「BREITLING GENEVE」表記のアンティーク手巻きモデルを例に、
・年代背景
・ムーブメントの特徴
・デザインとサイズ感
・現代における評価
を解説していきます。
1940〜1950年代のブライトリングとは?
ブライトリングは1884年、スイス・サンティミエで創業。20世紀前半から中盤にかけては、航空用クロノグラフや軍用時計の分野で評価を確立しました。

一方で、戦後の1940〜50年代には、
実用性を重視した3針モデル
スーツスタイルに合うドレスウォッチ
堅牢で整備性の高い手巻きムーブメント搭載機
といった、日常使いを意識した腕時計も展開しており、「BREITLING GENEVE」表記のモデルは、そうした流れの中で生まれたラインに位置づけられると言われています。
現在ではクロノグラフに比べ流通量が少なく、知る人ぞ知る存在となっています。
搭載ムーブメント|Unitas(ユニタス)手巻きキャリバー
本モデルに搭載されるのは、スイス製手巻きムーブメント Unitas(ユニタス)系キャリバー。

Unitasムーブメントの特徴
シンプルで堅牢な構造
メンテナンス性が高く、長期使用に適する
1940〜50年代に多くの名門ブランドが採用
アンティーク・ブライトリングの一部ドレスモデルにも採用実績があり、実用時計として非常に信頼性の高いムーブメントとして知られています。
現代でも部品供給や整備対応がしやすく、アンティーク初心者の方にもおすすめできる仕様です。
デザインと文字盤の魅力
文字盤はブラックを基調に、ゴールドトーンのインデックスを組み合わせたクラシカルなデザイン。

アラビア数字とバーインデックスの混在配置
6時位置のスモールセコンド
過度な装飾を排した端正なレイアウト
いかにも1940〜50年代らしい、実用性と上品さを両立したデザインが特徴です。
流行に左右されにくく、現代のカジュアルスタイルからフォーマルまで自然に馴染みます。
ケースサイズと装着感
ケース径は約 37.9mm。
1940〜50年代の腕時計としては比較的大型で、当時としては存在感のあるサイズ感です。一方で、ラグ形状やケース厚は抑えられており、実際に装着するとクラシックで上品な印象を保っています。
現代基準でも小さすぎることはなく、アンティーク時計として非常にバランスの取れたサイズです。

ケース素材について
本モデルは
ゴールドプレートケース
という、当時のスイス時計では一般的な構成。アンティークらしい風合いを楽しみながら、耐久性にも配慮された仕様となっています。
現代におけるアンティーク・ブライトリングの価値
現在のブライトリングはスポーツ・クロノグラフの印象が強いブランドですが、このようなノンクロノグラフのアンティークモデルは、
流通数が少ない
デザインが控えめで通好み
実用性が高い
という理由から、近年じわじわと再評価されています。
「人と被らないアンティーク時計を探している方」
「クロノグラフ以外のブライトリングを楽しみたい方」
には特におすすめできる一本です。

★アンティーク時計ショップ★マルコーニ777 店長
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※本記事はアンティーク市場に流通する歴史的個体について解説するものであり、各ブランド・商標権者との提携・承認関係はありません。本記事は筆者個人の研究・考察に基づくものです。
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