イレウスチューブ管理・イレウスチューブ挿入介助のコツ
💡イレウスチューブってなに?
👉 イレウスチューブは、
お腹の中で腸が詰まってしまったとき(=イレウス=腸閉塞)に、
腸の中のガスや液体を抜いてラクにするための管だよ!
イメージで言うと、
「腸の掃除機」🧹みたいな感じ!
⸻
🔍どこから入れるの?
• 基本は鼻から入れて、
のど→胃→小腸まで進めていく!
• 最終的には小腸の奥の方まで届かせるよ。
(X線とか透視を使って位置を確認)
⸻
💥なんで入れるの?
腸閉塞になると…
• 腸が詰まって、ガスや液がパンパン💣
• お腹が張って、吐き気&腹痛やばい
• 腸が弱って、穴が空いちゃうリスクも!
👉 イレウスチューブで中の圧を抜いてあげると、
• 症状が和らぐ
• 手術を避けられるケースもある
• 腸の回復をサポートできる!
⸻
🚫禁忌(入れちゃダメな場合)
以下のときは注意❗
腸に穴が開いてる(穿孔)
管入れると悪化
強い腹膜炎
すぐ手術の可能性あり
絞扼性イレウス
血流止まってるから、緊急オペが先!
⚠️よくある合併症
誤嚥(ごえん)
胃にたまった内容物が気道に入る危険あり
鼻・咽頭の痛み
チューブが通るから
腸管穿孔(穴あき)
無理に入れたとき
消化管出血
腸が荒れてたら注意
チューブの閉塞
詰まって吸引できなくなることも
👀看護の観察ポイント
✅ ① チューブの位置確認
• X線やマーカーで確認。
• 移動・抜けてないか、定期的にチェック!
✅ ② 排液量・色・性状の観察
• ガス・液体がしっかり出てるか?
• 血が混じってないか?
• 急に減ったら閉塞のサイン!
✅ ③ バイタルとお腹の変化
• 発熱・腹痛の変化
• 腹部膨満が改善してるか?
• 排便やガスが出たらイイ感じ👍
✅ ④ 水分バランスと電解質
• 排液が多いと脱水&電解質異常に注意。
• 血圧や尿量もしっかり見る!
⸻
💬患者さんへの声かけのコツ
• 「鼻から管が入って違和感あると思うけど、腸を休ませるために必要なんです」
• 「たまった空気や液体を外に出して、お腹をラクにする管ですよ」
• 「具合が悪くなったり、お腹が痛くなったらすぐ教えてくださいね」
⸻
📌まとめ!
目的
イレウス(腸閉塞)の圧を下げて腸を回復させる
入れる場所
鼻から→胃→小腸
禁忌
穿孔・腹膜炎・絞扼など
合併症
誤嚥・穿孔・閉塞・痛み
看護
位置確認・排液観察・腹部変化・脱水対策
🟩① チューブ抜去の判断基準
チューブがちゃんと働いて、腸の状態が良くなってきたら抜去を考えるよ!
ざっくり言うと「腸が元気に動き出したか?」がカギ!
✅ 抜去の目安になるサイン
💩 ガス・便の排出あり
お尻からおなら or うんち出たら回復のサイン!
👂 腸の音が聞こえる
ゴロゴロ動いてたらOK!ただし、強すぎる音はNG(イレウス後期)
🧪 排液量が減ってくる
最初はドバドバでも、減ってくると腸が動き始めたサイン
🥼 腹痛・膨満感が改善
「お腹パンパンじゃなくなった」「痛くない」って言ってたら◎
🔬 レントゲンでガスの改善
腸の中に溜まってたガスが抜けて、スッキリしてきてる
👉 医師が「もう管いらなさそう」と判断したら抜去へGO!
⸻
🟦② チューブ挿入の流れ
イレウスチューブを入れるときのざっくり流れを紹介するね!
✨STEPごとのイメージ✨
1. 患者に説明 & 同意ゲット
→「鼻から管を入れて腸の圧を下げる治療です」って説明する。
2. 鼻からチューブ挿入スタート
→口→食道→胃へ。結構長い管!
3. 透視やX線で位置確認しながら、小腸まで進める
→胃→十二指腸→空腸と進ませる。
→先端にバルーンがついてて、水入れて広げることもあるよ。
4. 吸引開始!
→腸の中のガスや液体を外に出す!
5. 定期的にX線や腹部の状態チェック
→管の位置ずれてないか?腸の状態よくなってるか?を観察!
⸻
🟥③ イレウスの手術との違い
イレウスの治療は「保存的治療(チューブ)」と「手術」に分かれるよ!
比較ポイント
チューブ(保存的)
手術
🩺 適応
軽めのイレウス、閉塞してるけど血流OK
腸が壊死しそう、穿孔あり、絞扼(ねじれ)あり
⏱ 開始タイミング
まずこっちを試すことが多い
保存的で改善しなかったら or 緊急性あれば即手術
🛌 身体への負担
少ない(手術なし)
大きい(開腹 or 腹腔鏡)
📉 回復スピード
ゆっくり(数日様子見)
手術後は状態によるけど、安定すれば早いことも
💉 合併症
チューブの刺激、穿孔リスクあり
麻酔、感染、縫合不全など
🔑まとめの目安
状態
治療法
ガス溜まりだけ、腸が生きてる
チューブで様子見できる!
血流アウト・壊死・腹膜炎っぽい
手術しか勝たん!
👀看護師の観察ポイントまとめ
状態
何をみる?
チューブ中
排液・お腹の張り・ガス/便出たか
チューブ抜去判断
腸音・腹部症状・画像・排液の変化
手術後
傷口、バイタル、排便・排ガス、感染症状の有無など
🌀 イレウスチューブが進む理由:ざっくりいうと…
👉 腸の動き(=ぜん動運動)を利用してるから!
⸻
🧠 もうちょい詳しく!
🏃♂️「ぜん動運動」ってなに?
腸は、食べ物を奥へ送るために
「ギュッ、ギュッ、ギュッ」って波打つように動いてるよね。
これが ぜん動運動(peristalsis)!
この動きって、たとえるなら、
「腹筋ローラーを押し戻すような力」で、
中のものを先へ先へと押し出してるんだ。
⸻
🧵 イレウスチューブの構造の工夫もポイント!
イレウスチューブの先っぽには…
✅ **バルーン(風船)**がついてて、
✅ 水や空気を入れて 少し膨らませることで、
✅ 腸の内側に引っかかって、ぜん動運動で引っ張られやすくなるように作られてる!
つまり、「腸が勝手にチューブを飲み込んでくれる」って感じ!
⸻
💡進みにくい時はどうするの?
腸の動きが悪かったり、
チューブが引っかかったりすると止まっちゃうこともある。
そんなときは…
• ✅ 体位変換(寝返り)してみる
• ✅ 少しチューブ引っ張る→また腸に入るのを待つ
• ✅ X線透視で位置確認して、医師が調整する
って感じで対応するよ。
⸻
🧑⚕️看護ポイントまとめ
チューブの挿入長
自然に伸びてるかチェック
排液の量と性状
腸が動いて内容物が出てるか見る
腹部の状態
ガス溜まり改善してるか、痛み減ってるか
バルーンの管理
適切に膨らんでるか(誤って抜けないように)
🎯まとめ
🟢 イレウスチューブが進むのは…
➡️ 腸の「ぜん動運動」とチューブの構造(バルーン)を利用してるから!
🟠 「自然に進む」ってのがポイントで、基本的には腸のパワー任せ!
「イレウスチューブが腸の奥まで進むと、何が良いのか?」を初心者でもわかるように、若者言葉でわかりやすく解説しますね!
⸻
🎯ざっくり言うと…
イレウスチューブが進むと、「つまってる場所の近くまで届く」→「ガスや液体をしっかり吸える」→「腸が楽になる!」
って流れです✨
⸻
🔍もっと詳しく解説すると…
① 詰まりの「現場」に近づける
イレウス(=腸閉塞)って、腸がどっかでガチ詰まりしてて
ガスとか腸液がたまってパンパンにふくらんで苦しい状態。
👉 イレウスチューブがなるべく奥まで入ってくれれば、
その詰まりに近い位置から吸引できるってわけ!
⸻
② 奥からガス・液体を吸えるから、お腹がスッキリ!
• 腸の奥にたまったガスや腸液を吸い出すことで、
• 腸の中の圧が下がる!
• 結果として、痛みや吐き気がラクになるし、腸の血流も回復しやすくなる!
⸻
③ 腸の動き(ぜん動)も回復しやすくなる
腸がパンパンに張ってると、動きが止まっちゃうんだけど、
チューブで吸引して腸の中が軽くなると、腸が動き出すの!
つまり、腸が「本来のリズム」を取り戻してくる✨
⸻
④ 手術しなくて済むこともある!
チューブがしっかり奥まで届いて、
詰まりが自然に流れたり、腸が回復してきたりしたら…
➡️ 手術しなくてもイレウスが治ることもある!
これは超・大きいメリット。
⸻
🩺 看護ケアとセットで考えると…
吸引でお腹スッキリ
痛みや吐き気が軽くなる
腸が動きやすくなる
自然治癒のチャンスUP
お腹の張りが減る
呼吸や循環への負担も減る
手術を避けられるかも
身体へのダメージが減る
✅ まとめ
🎉 イレウスチューブが奥まで進むと、「詰まりの現場」に直接アプローチできる!
➡️ ガスや液体をしっかり吸引して、腸の圧力を下げて、症状がラクになって、治りやすくなる!
だから、ちゃんとチューブが進んでるかどうかの観察って、超・大事なんです😊
🚫【進まないときの対策】
イレウスチューブって、鼻から入れて胃を通って小腸まで送り込むんだけど、
うまく進まないことも全然ある。そんな時の対策はこんな感じ👇
⸻
🌀① 体位を工夫する(ポジショニング)
• 「右下にしてみる」とか「半腹臥位(はんふくがい)にする」ことで、
• 腸の中のカーブが緩くなってチューブが進みやすくなる。
➡️ これは一番簡単でよくやる方法!
⸻
🧘② 深呼吸してもらう・安静にする
• 緊張や腹圧(腹筋に力入ってる状態)でチューブが進まないことがある。
• 患者さんに「リラックスして深呼吸してね」と声かけ。
➡️ 呼吸やリラックスで腸が動きやすくなることも!
⸻
🩻③ 造影剤で位置を確認(透視下挿入)
• どうしても進まない時はX線透視で中の様子を見ながら入れることもある。
• 「造影剤」っていうお腹の中が映る液体を使うこともある。
⸻
🧴④ 液体で腸管の滑りをよくする
• 滑りが悪くて引っかかってるときは、生食やゼリータイプの潤滑剤を使うことも。
• ただし**穿孔リスク(腸に穴があく)**があるから慎重に!
⸻
💉⑤ 無理は禁物!→手術・内視鏡に切り替え
• どうしてもダメなときは、内視鏡で解除 or 手術にシフト。
• 無理に押し込むと腸が破れることもあるから注意⚠️
⸻
🧃【イレウスチューブの種類ごとの違い】
イレウスチューブにはいくつかタイプがあるよ!有名どころを紹介👇
W-チューブ(ダブルルーメン)
吸引と送気ができる2本構造。基本形
一般的なイレウス
サンデンチューブ
先端がソフトで腸を傷つけにくい
高齢者や腸がもろい人
イレウスゾンデ(長尺チューブ)
3m超えの長いやつ。S状結腸まで届くことも
遠位小腸イレウス
デコンプチューブ
積極的吸引はしない、減圧メイン
軽症 or 術後の予防目的
経鼻十二指腸チューブ
胃をバイパスして十二指腸から吸引
胃液逆流が問題なとき
👀 観察ポイント(進んでるかどうかチェック)
• 排液の量・性状:ちゃんと吸えてる?→茶色くなってきたら下部まで届いてる可能性あり
• 腹部の張りや音:ガス抜けた?腸の動き戻ってきた?
• X線写真:チューブの先端がどこにあるかを定期チェック!
⸻
✅ まとめ
進まない時
体位変換・深呼吸・造影透視・潤滑・無理しない!
チューブ種類
症状や部位、患者の状態に合わせて使い分け!
看護の役割
チューブの進み具合や排液、腹部症状を毎日しっかりチェック!
🌀 そもそも「減圧」って何?
「減圧」っていうのは、
お腹(腸)の中にたまりまくってる
• ガス(おならの元)
• 消化液(胃液・腸液)
• 食べ物のカス
…をチューブで吸い出すこと!
⸻
🤢 イレウスのとき、腸の中では何が起きてる?
イレウス(腸閉塞)は、
ざっくり言うと「腸が詰まって通れなくなる病気」。
⸻
詰まるとどうなるかっていうと…
ここから先は

看護技術
看護技術、手順だけ覚えて満足していませんか? このマガジンでは、清潔ケア・移乗・吸引・導尿・点滴管理・観察のコツなど、現場で必要な看護技…

物品
看護ケアで使う物品、「名前は知ってるけど使い方がわからない…」で終わっていませんか? このマガジンでは、処置・清潔ケア・排泄ケア・創傷ケ…

検査・処置・治療
検査・処置・治療の看護、なんとなくで対応していませんか? このマガジンでは、検査・処置・治療の前中後での注意点を、現場で必要な看護知識に…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
