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春は訪れたばかり

3/23 月曜日
 法律事務所にて色々話を終え、期日前投票に行きお昼ごはんを食べて買い物などをして夕方7時ごろ帰宅。なかなかハードな1日だったが偶然お休みで付き添ってくれた姉は、この時間まで出かけているのは珍しいかも、とぽつりと言った。義兄ぎけいは現在重い病気を患っており、毎日の食事も治療もなかなか落ち着かない日々を送っているので、看病をしている姉が自由になれる時間が少ない。いつでも必要なら連絡して、電話でもいい。姉なら苦手じゃないから。そんな曖昧な言葉しか言えない自分が情けない。力になりたい。大切な人。

 帰宅後、法律事務所に持参した書類などを元の場所に片付け、化粧も落としあとはゆっくりするー! と、パジャマに着替えスマホチェックをすると友人から2時くらいにLINE通知があった。しまったあああ! 外出時はオフラインなのだ。慌てて返事をすると「夕飯食べた?」と返信が来たので「今からだよー」と言った。本当はスーパーでお弁当を買っていたけど友人に会いたかったのでお弁当は冷蔵庫に入れる。友人も毎日多忙で数限りある月のお休みの日に連絡をくれるなんて嬉し過ぎる。笑って喋って楽しく食べよう。

3/24 火曜日
 昨夜は……夕飯後、ほんの少し友人宅にお邪魔する予定が朝6時半になった。500ml缶を2本いただき、後はお水にした。友人は同じくビールを何本か飲み、途中から日本酒をグラスに何杯も注いで飲んでいた。それでもほろ酔いなのですごい。テレビでかかっていたアニメや動物映像、ドラマなどを鑑賞しつつ色々お喋り。帰りはタクシーに乗り、車窓からすっかり明るくなった街並みを眺めた。

 タクシーを降りた後は、部屋までそーっと階段を上り、そーっと玄関を開け、上着も脱がずすぐにゴミ出し。いやー昨夜友人と出かける前にメイク落としをしていて良かった。テカテカの顔でびっくりドンキーに行ったのは自分でもびっくりだったが帰宅後が前述ぜんじゅつの通りなので、ゆったりできた。でも多分本当の疲労は明日だと判っている……。

3/25 水曜日
 うん、わかってた。来たよ疲れが。昨夜も目に疲労がしっかり出てしょぼしょぼして読みたい物がなかなか読めなくて老眼鏡をかけた上でも本の距離を離したり、スマホは拡大したりした。年をとるって、今まで自然にできたことがどんどん手こずるようになっていくことなんだな、と実感する(読むけどな)。
 午後になり、スマホを開くと西島(秀俊)さんのInstagramが更新されていた。おお、新作だ。瀬々敬久ぜぜたかひさ監督『存在のすべてを』(原作 / 塩田武士)。ついこの間公開が決定された『時には懺悔ざんげを』(原作 / 打海文三うつみぶんぞう)でも思ったがタイトルが個人的にとても好き。 

 とても観たかった昨年の映画『Dear Stranger / ディア・ストレンジャー』がミニシアター系の公開だったため、北見市では上映されなかったのが残念だったが今回は2作とも大きな配給会社だし共演者も一般に広く知られている方なので、色んな層が観たいと思う。いや、こんな書き方したら西島さんじゃだめかよ、みたいに思われてしまう。あと他の共演者はあかんのかいと思われてしまう。そうじゃないですすいません。
 しかし西島さん、この先も海外の作品に3作出演されており、既に撮影も済んでいる様子。すごいな。そんな勢いの西島さんと自分を比べるのはおかしいけれど心がけは参考にしたい。彼はいつだって夢を語る口調が非常に熱を帯び、明らかに実践しようという具体性を感じる。夢への具体性は重要だ。私もがんばる。書く。読む。そして観る。

3/26 木曜日
 上手に睡眠が摂れず体がどうにも変だった、が、お風呂に入ったら何となく整った。お風呂は偉大だ。面倒だったけど入って良かった。心身共に順調、という日の方が少ないけれど、少し休めば落ち着くので休み時間を大切にしよう。かと言ってあまり休んで部屋をじっと眺め過ぎるのもメンタルに良くない。もうすぐ4月に入り、外は徐々に暖かくなっていて今日はストーブも点けていない。微調整しながらこの部屋とももう少し仲良くなっていこう。そうすれば書きたいことや、やりたいことも思い浮かぶ、と信じる。春は訪れたばかりなのだ。

3/27 金曜日
 ゴミ出しラストウィーク。最近シマエナガが近所にいた、と情報誌で見たので、もしや見れるかも、とスマホも持参。あいにく曇天どんてんでエナガちゃんはおらず。またの機会を愉しみにしている。

 普段利用している本屋さんのポイントが貯まったので電子書籍と交換した。清野とおるさんの『壇蜜』という漫画。超面白い。清野さんは壇蜜さんの夫だ。絵に描かれた壇蜜さんも美しく、どこかホラーめいた姿なので普通に良いキャラクターになっている。壇蜜さんのエッセイは大好きで数冊読んでいる。礼儀正しく大胆なのに奥ゆかしい素敵なひと。

3/28 土曜日
 夕方、冷蔵庫を開けて豆腐がないことに気づいたため(個人的に欠かせない食材)そぅっと窓を覗き、周囲に人がそれほどいないのを確認してスーパーにゴー。不安障害の中で対人恐怖は未だに色濃く出ていて、外を歩くのが怖いので毎回緊張する。道路は陰になる所以外雪が溶けて歩きやすい。夕飯時の買い物には大体皆さん車を使っているのでそれほど徒歩の人とは出会わなかった。我ながら面倒な病を抱えているとは思う。でもここまで来たらもう完治とかは考えず知恵を絞って共存していくしかない。

3/29 日曜日
 今日は西島秀俊さんの誕生日。55歳になられた。おお、少しの間年齢がひとつ違いになる日だ(私は56歳)。おめでとうございます!
 私は割と若い頃から今で言う「推し活」が熱かった。初めての推しは初恋でもあるゴダイゴのタケカワユキヒデさん。名曲「ガンダーラ」を歌っていた頃初めてテレビで姿を目にして、小学生低学年ながら衝撃を受けた(かわいくて)。そして真田広之さん、大澤誉志幸さん、と順当にハンサムばかりファンになり、現在は西島さんである。
 ただ個人的に、段々熱量に変化が生じ、穏やかになった。何が何でも会いたい! 生で観たい! という感覚が減り、遠くから手を合わせながら応援している感じ。もちろん映画と違ってライブは行けないと申し訳ない気持ちにはなるが、それも体力などを考慮すると仕方ない。陰ながらCDなどを購入することで貢献こうけんできれば、と思っている。

 人様のおめでたい誕生日の話題のあとになんですが、ここでも何度かお話している母の介護を終えた数年前、私は自分の人生を既に晩年のように感じていて、もうあとの人生はいつ彼岸ひがんへと旅立ってもいいと思っていたので、今何とか1人暮らしを始め、今年も西島さんの誕生日を祝えているのが奇跡のように感じられる。

 


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😸 トップ画像は「Pixabay」より

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