とめどなくうっすらと憂鬱症
4/6 月曜日
メンタルクリニックの日。医師と面談の際、開口一番「調子良くないですか?」と問われ、え? と思いつつぼんやり考えていると、どうもそのぼんやりが薬の影響もあるらしく、少し見直しをすることにした。フラッシュバックでもらった薬は強い効果はないもののお守りとして持っている分には良いとのことで新たな薬はなく、いつもの薬の一部を減らして一部を多くした。確かに最近ここにも書いている通り本当にぼんやりが酷かった。薬で改善されるなら嬉しい。何よりフラッシュバックが起こらなければいい。
クリニックを後にして、一緒に来てくれた姉とお買い物祭(と言ってもほとんど見るだけ)。タオルやコースターなど必要最低限の物を買うにとどめた。しかしショッピングとは結構な運動量だ。後半バテてしまい、スーパーのイートインコーナーで150円のアイスカフェモカを口にして一休みした。そして雑貨などを見ている最中、店内に流れる曲が心地良くて一緒に歌いたくなった。そう、歌いたい。部屋の音が聞こえまくりなので鼻歌も歌わないようにしているのでうずうずする。姉よ、次回はカラオケに行こうな。
4/7 火曜日
小雨がパラパラする朝。ゴミ出しを終えるともう一度ベッドに入った。昨日の疲労だ……。午後に起床すると顔がむくんでいた。体力低下がヤバい。とりあえず、椅子が手に入り、やっと床に足をつけ、正面を向くことができるようになったので、ここからこれまで足にかかった無駄な負担が軽減され、動きやすくなることを願う。うん、文章が硬いな。
夕飯の後、Xを見てたら止まらなくなった。私のフィードに流れて来るのは大抵もふもふとした動物やセクシーな美人、映画、本がほとんどを占め、露悪的だったり言葉遣いの荒いからかいのようなポストは迷わずブロックするが、そんな中を潜り抜け、私のフィードに到達してしまうポストに時折証拠も根拠もない教訓を語るものなどがあり、ふと、良い意味でも悪い意味でも雑誌のようだなと思った。
若い頃、雑誌が大好きで数ページだけに惹かれてとか、好きなひとが載ってるから、という、あらゆる軽い理由だけでポンポン雑誌を買っていた。表紙が気に入れば「プレイボーイ」なども(さすがに中身はそれほど興味なかった)。今のXは自動翻訳もついて、コミュニケーションもリアルタイムで判る分、雑誌のいいとこどりをしているように感じる。可愛い絵があり、洗練されたインテリアがあり、ファッションがある。たくさんのアマチュアライターは良い記事を書くひともいれば、よく判らない説教を語り出すひともいる。目に入れたくなければ先述のようにブロックしてしまえばいい。引用できるのも雑誌以上に手応えが瞬時に判るのでいいなと思う。
4/8 水曜日
昨夜、うまく睡眠が摂れなくて睡眠薬を半分に割って朝方に服用。しかし郵便物が届き、うちの郵便受けが小さいため入らなかったとのことで直接出なければならず起床。しかも住所はうちなのに宛先が違っていた。市役所からの大事な書類のようだったので書かれてある課に電話して受け取りに来てもらった。驚くほど平謝りされた。い、いえ、住所さえ直していただければ……はい。そんなこともあり、やはりこの日は薄ぼんやりと過ごす外なく、夕飯も昨夜の残りなどで済ませてなるべく心を落ち着かせ、早めにベッドに入った。
4/9 木曜日
今日はまあまあ眠れたかな、と思うが片脚が痛いのと(数か月合わない椅子に座っていたため)顔の皮膚が荒れていて目の下が殴られたような色になっていて意気消沈。結構こういうの気分がガチ下がりしますね……。
なかなか「いい気分」でいることは難しい。そしてそんな曖昧な感覚はいつもなら簡単な掃除すら別の日に見送ってしまう。良くない。汚部屋にはしたくない。とりあえずできることから、と思い洗濯。それだけ。本当は掃除機をかけたい。お風呂の排水口の掃除をしたい。でも避けてしまった。お隣からは掃除機をかける音や話し声が聞こえて、戸惑う。もう片方のお隣からはメールの届く音や電話の話し声。耳を塞ぐために聴く音楽はない。そんな聴き方はしたくない。耳栓が必要なのか? でもそうすると自分が出す音が近所にどのように伝わってしまうか判断できなくなる。こういうのが溜まって行くとどんどん気持ちが追い詰められるのは判っている。
落ち着け私。大丈夫だから。自分を責めなくていいよ。
そんなふうに自分の胸に手を当てて心に話しかけると、不思議と涙が出て来た。うん。まずは自分のケアをしよう。
4/10 金曜日
夕方から雨になるとの予報だったので重い腰(物理)を上げて銀行と買い物へ。どうにも気合いが入らない。気合いと言うか……なんだろう。淋しいとも違う。孤独とも違う。不安? 1人暮らしになってやっと自分に向き合えて、これまで苦手だったものを何故苦手なのか、と問う段階に来ている。サブスクにも入ってるし、映画もドラマも観たい作品はあるというのに感情を動かされるのが怖くてずっと観られなかった。多分幼少期から持っている何らかの障壁なんだろう。治療できるものならしたいがこの年だと付き合って行く方がいいのかな、とも思う。とにかく昨日から継いだ「自分を追い詰めない」ことを持続しよう。映画が1作でも観ることができたら恐怖に打ち勝った自分を誉めてあげよう。
4/11 土曜日
昨夜、映画『プリティ・リーサル』(2026年)鑑賞。すーごく面白かった。しかし昨日書いたように再生ボタンを押すまでに強い覚悟が必要だったため、鑑賞後、その面白さにテンションが上がったのと同時に「よく観たね! 良かったね!」という気持ちがごっちゃになって涙してしまった。ひとりになれたからこそこれだけ感情が爆発するんだと思う。喜怒哀楽と括れない言葉にできない感情。今自分の身に起こっていることすべてが生まれて初めてのような気がする。
4/12 日曜日
あっという間の日曜日。法律事務所の先生から電話が来て、慌ててビシッと姿勢を正した(寝てたから)。先生、日曜日にもお仕事してるんだ……。
何事かと思ったが裁判所に出頭とかではなく、先日伺った時に渡した資料に関する確認だった。朝から(午後だが)いきなり緊張モードに入ったが体が起きていなかったため、肩と首がグキッとなった。うん。攣った。
その後は、毛布を洗濯したり今月には髪を切りたいので、髪型を検索したりした。しかし何をしても微妙に憂鬱なのはなぜなんだろう。実はこんな性格なんだろうか。パトリック・モディアノの小説に登場する白黒ぶちの犬のように憂鬱症というものにでもなっているのだろうか。
※
今週は天候のせいか、
頭が重く常に耳の中に水が入ったような状態でした。
こういうのは月曜日になったからってリセットされるものではないと思いますが、治ってくれたらいいなあ。
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※ トップ画像は「Pixabay」より。
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