勉強法を冷静に見つめよう
結局1教科にたくさん時間をかけるなら近道でも何でもなく、ただ近道として売り込まれた普通のことをやらされてるだけだよ、という話。
↑書くきっかけになった記事。この人の発信は超おすすめなので記事漁った方がいい
勉強法を見る時に注意すること
当然ですが、モチベーション管理とか習慣化が謳われた時点でその勉強法は近道でも何でもありません。その時点で多くの時間をかけて身につけさせようとしていて、そう身につけたとて特別その勉強法が優れているわけではありません。また、数十万払う個人指導の場合売り込まれているのは勉強法ではなくコーチング(管理)です。認知特性など難しい話を抜きにしても、個人の進捗度や各項目に対する理解度のバラつきでその人に合った勉強内容、内容によるその方法は変わります。
勉強法を求める人への処方箋
①時間がなく期限が決まっている
②周りの人(先生)のやり方では上手くいかない
③数ヶ月での大きな成長を求めている
④周りと差をつけたいと思っている
⑤頭が良い自認である初心者
⑥センスがあると思われている初心者
⑦効率的にやるのが好きな
⑧やることが予め決まってて欲しい
⑨再現性を求める
⑩成功までのオリジナルチャートを作りたい
⑪正しいやり方で自分の能力を計りたい
⑫ある程度やっていて伸び悩んでいる人
⑬失敗したくない人
サッと挙げるとこのくらいですが、問題なのはこれらの事項に5つ以上同時に当てはまることもあり得ることです。当てはまれば当てはまるほど必死さが増して視野狭窄になりますが、その目標は自分の人生に合ったものなのでしょうか?そのような事にも触れつつこれらに対する処方箋は大きく4つに分けられると思います。
基礎・基本は短期間でさらう
勉強法など調べずともどの分野にも基礎・基本書(受験向け)や入門書(学問向け)があるのはわかると思います。本当に切羽詰まってたり強い動機で始めるのならば数日以内に通読くらいは済ませましょう。とりあえず通読すること、初学者への講義タイプのものを選ぶのがコツです。「見たことあるかもしれない」という記憶と感覚を養うことから始めるのです。この養った感覚を定着させたり使えるようにするというのは永遠の課題かつコントロールが難しいものなので気にせずその後の事に当たりましょう。大手から個人まで技能の定着を完璧にコントロールできている人は存在しないです。どんな講座や指導だって、その過程が完璧に(例えば、事実として結果が90〜100%と謳われていたとしても)見えようとも、それは短い期間かつ少ない人数だから落ちぶれる人を引いていないか、最初から実績や素質ある人を引き抜く(指定校制度や入る前にテストを敷いているところ等)といった、結果的に上手く数字を調整して広告しているだけです。こういうのをマーケティングと言い、売ることを最上の目的としています。
3ヶ月程度で勉強廃人を目指す
勉強してこなかった人でも、適性があれば2〜3ヶ月経つ頃には休日は15〜18時間、学生なら10〜12時間、フルタイムなら2〜3時間、つまり可処分時間の9割を毎日捧げられるようになります。本気でちゃんと取り組んでも望むペースで成長できないことはザラにありますが、どのくらい着手しているかは適性と姿勢によるものです。適性と繰り返し言うのは、体が弱かったり怪我をしている場合は回復に時間と意識を割く事になるので勉強や仕事全振りみたいなことは無理です。
その計画(目標)自体を見直す
日本にいる限り公的機関へと自分を繋ぐ知識があれば受験や勉強に失敗したら家がなくなることはないのですが、そもそも失敗したら終わるような挑戦や目標を立ててはいけません。自分の成長曲線(ペース)なんて自分にも他人にもコントロールできないのですから、最終的にはその場凌ぎや運で乗り越えるか、乗り越えなくてもいいように回り道を考えてそちらで成功を目指すしかありません。そもそもほとんどの人が親(大人)も含めマーケティングや集団圧力に頭をやられているので、あなた自身に合った目標や人生を考えること自体が高度なことです。余程良い環境や名誉が得られる、閉塞的な地元や悪い親と物理的に距離を取れる等がないのであれば奨学金を借りてまで大学・専門学校に行かずとも、バイトしながら通信制で安くまたは時間をかけて単位、果てに学位を取れば良いです。経済状況により進路や正社員になる時期が変わるのは当然と言えましょう。大卒を取ることより先にフルタイムのデスクワークに就くための資格取得に時間とお金をかけた方がいい人もいるでしょう。大学が前提になると苦手なことをやって得られる益も少なく不安定、という地獄のような時間の使い方になってしまう人もいますからね。その辺は経済状況、周囲との関係性、体調次第です。無理な計画をして予想を超えて遥かに無理だったとしてもそれは当然ですし、それを気に病むことがあるとすれば現実的に自分の人生を考えられておらず、自分の周囲の状況も見えていないということです。
失敗したくない等
無理です。諦めましょう。どんなに才能があって要領の良い人でも、一定の境地に達すると結局痛み、苦しみ、失敗、喪失に対するメンタルゲーになります。自分はこんなにも躓いてるのにトントン拍子で進んでいく他人は存在しますが、生涯落ちぶれることも大変な思いをすることもない人はいません。他人を羨む自分視点では才能ある人の苦しむ姿を見る前に自分の視界から消えてしまうのでわかりづらいのです。しかし、我々が才能やセンス、要領が良いと考えている人たちも私たちよりも高い所で苦しんでいます。各々にとって一定の境地がどこからか、苦しい時期を何度迎えるかは不明ですが、自分の満足や他人の要求に応え続けて上へ上へと昇ろうとする限り苦労や失敗から逃れることはできません。自分にとって適度な生活を自分の力で支えられるようになるまでは失敗を糧にして頑張りましょう。
勉強法を調べる・考えるなら
勉強法は成長方法や計画というより、自分の生活スタイルに合わせたやり方を模索するために考えると良いと思います。各ケースごとに着手する内容と媒体と手法を考えて自分が慣れ親しみやすい形を目指すために勉強法を考えたり、必要(経験からくる悩み)に沿った対策を講じるために調べるのが良いと思います。時間を有効活用するために横になりながら勉強したいときはどうするか、机に向かうならどうするか、通勤・通学時はどうするか等、自分に実行可能なまでに細かく刻むのは重要なことです。そのために調べるなら有意義だとも思いますし、有効かどうか決まった期間で評価する必要も出てくるので行動も伴って良い影響があるでしょう。
それに対して他人から認められる成果を出すために調べると沼の始まりです。ほとんどの資格が実務をすると自分の実力を客観視するツールでしかないのでその資格があるから立派というわけでもないですし、就活等のアピールのために資格に悪戦苦闘しなければならないのなら繰り返しになりますが、自分の人生計画自体を見直した方が良いです。
