0507 空海彫刻の本尊自ら火災を飛んでかわす超厄除「薬王寺」(徳島県)
薬王寺のご利益
厄除け、病気平癒
薬王寺の360度ビュー
薬王寺について
厄除根本御祈願所として、日本全国で名を知られる厄除けの寺です。
行基が聖武天皇の勅願を受けて基になる寺を建立し、空海が平城上皇の勅命で本尊の厄除薬師如来を刻み開基しました。厄除けのパワースポットです。

空海自ら42歳の厄年に、厄除祈願で刻んだ薬師如来像、パワーが違うのも納得です。高野山真言宗の別格本山、四国八十八箇所霊場の第23番札所です。

「厄坂」は男坂42段、女坂33段、男女還暦厄坂は61段の石の階段です。
1段1段硬貨を供えながら登ることで厄を流す、独特な方法を取っています。
数百年続いている風習です。文化5年(1808)現在の姿に改修されました。

瑜祇塔は必須訪問ポイントで、寺のシンボルです。内部には薬師三尊や五智如来がまつられています。61段の還暦厄坂を登った先にあって、日和佐の町並みが一望できます。太平洋に注ぐ日和佐川も見えて素晴らしい展望です。

ラジウムを含んだ霊水(瑠璃の水)が湧き出す「肺大師」は、肺病など病に霊験あらたかです。祠の中に弘法大師の石像がまつられています。
弘法大師のパワーの湧水は祠の足元から枯れることなく湧き出しています。

「随求の鐘」は災厄消除の鐘です。真言を唱えて自分の年齢(数え年)の数だけ鐘をたたけば災いと罪が払われます。厄払いが徹底されていますね。

大師堂はビンテージゾーンで200年前の文政3年(1820)に建立され、弘法大師坐像、真言宗八祖坐像がまつられています。両横には300年前の享保9年(1724)に造られた持国天と毘沙門天像が脇士として安置されています。

(左の山麓にわずかに瑜祇塔が写っています)
仁王門は本瓦葺で200年近く前の天保6年(1835)に建立され、仁王像が境内の聖域を守るべくにらみを利かせ、邪悪なモノの侵入を防いでいます。

吉川英治や司馬遼太郎にちなんだ文学碑も点在し、展示物も多数あります。
春は桜と薬王寺の調和が目を楽しませてくれます。夜景も見事なものです。

日和佐川が太平洋に注いでいます。
スピリチュアルな伝承で、本尊薬師如来は文治4年(1188)の火災(本堂全焼)時に自ら発光しながら奥の院・玉厨子山へ飛び、後に再度発光しながら戻って厨子に入り自ら扉を閉じ、「後向き薬師」として秘仏となりました。
