海の向こうで起きたことは、日本と無関係ではない。
スペイン領セウタで、多くの移民が国境を越えようとし、少なくとも67人が亡くなったというニュースを見ました。
「スペインの移民問題」
そう片づけてしまえば、それまでです。
でも、このニュースを見ていて、私は別のことを考えていました。
私は今年、「ぶっちぎりセミナー」でこんな話をしています。
陸の時代から、海の時代へ。
これまで世界は、土地を奪い合う時代でした。
でも、これからは違います。
人、物流、エネルギー、情報…。
「海の道」をどう守り、どうつなぐのか。
そこが世界の争点になっていきます。
だから今回のニュースも、単なる移民問題ではなく、海と陸がぶつかる境界で起きた、一つの象徴的な出来事に見えました。
そして、もう一つ。
2026年は丙午です。
私は丙午を「運勢」として見るよりも、一つの時代の空気として見ています。
丙は、真昼の太陽。
隠れていたものを照らし出します。
つまり、新しい問題が突然生まれるというより、
以前からあった問題が、誰の目にも見えるようになる。
そんな一年です。
今回のニュースもそうでした。
経済的な困窮。
移民政策。
SNSに広がった誤情報。
人身売買組織。
どれも昨日始まった話ではありません。
積み重なってきたものが、一気に表へ出てきた。
だから私は、「移民問題が起きた」とは思いませんでした。
「今まで見えていなかったものが、見えるようになった。」
そう感じました。
会社も同じです。
突然、社員が辞めるわけではありません。
突然、組織が壊れるわけでもありません。
以前からあった違和感が、もう隠せなくなっただけ。
ニュースを見るたびに思います。
目の前の出来事だけを見るのではなく、
その出来事は、どんな流れの中で起きたのか。
そこまで見えてくると、世界の景色は少し変わります。
私は、そんな視点でニュースを読む時間が好きです。
