「グレー」じゃなくて「ASD軽度」
「あなたはグレーゾーンですね」って言われた。
「診断はされないけど、そういう傾向はあるよ」みたいな意味。
福祉の世界には「グレーゾーン」っていう正式な枠はない。
結局は「NT(定型発達)カテゴリー」に入れられてしまって、支援の対象にもならない。
「グレー」っていう言葉は、
ASDの診断基準には至らない=ASDではない、っていう意味合いが強い。
むしろ、診断が下りていなくても、
「軽度ASD」という言い方のほうが、自分の感覚にしっくりくる。
だって、「グレー」が「性格」で片づけられるレベルじゃない。
たとえば、仮にASDの診断が90〜100ポイントだとしたら、
診断に届かない人が「80~89」くらいだとしたら、その人にもASDの特性は確かにある。
だったら、その人も、"グラデーション"として曖昧にするんじゃなくて、「軽度ASD」って明言してもいいと思うんだ。「79~70」でやっとグレーとか。笑。グレーの幅が広すぎて、頑張ってどうにかなるレベルとどうにもならないレベルもあるのかなと最近思う。
なぜそこまで言いたいかというと、
これは単なるラベルの問題じゃなくて、支援の有無にかかわることだから。
「あなたはグレーだから支援はありません」
そう言われた瞬間、どれだけの人が生きづらさを抱えながら取り残されてるんだろう。
だったら私は、「グレー」じゃなくて「ASD軽度」と言ってほしい。
そのほうが、自分自身も社会の中でも、ちゃんと“居場所”がある気がするから。
