創作の基礎はマーケティングから出来る!迷ったら読んで!
こんにちは、ポルリンです。
わたしは漫画家ですが、個人事業主でもあります。
会社員、商業、個人とやってきまして
クリエイターとして創作する上で一番大事なものは
マーケティングである!
という結論に至りました。
全てはマーケティングで説明できることがほとんどなので
こちらを無料で公開し、創作の糧とし、努力を正しい方向に向けていただければ幸いです。
絵の技術や物語の基礎などはここではやりませんのであしからず!
ですがそれ以上に役に立つはずです。
クリエイターである以上趣味ではなく創作で生計を立てることを目的としているはずなので、そのことを基準にお話いたします。
漫画家の目的は漫画を描くこと、ではなく
漫画を売ること
いやいやいや、面白い物をつくることでしょ!
面白ければ売れるから!
と思っている方がほとんどだと思います。
しかし考えてみてください。
何かを行う時は必ず目標をたてると思います。
漫画も最終的にエンディングを考えて描くはずです。
設定だけつくることを目的としてる人は少ないはずです。
漫画を作ってマネタイズ(現金化)する
どんな綺麗ごとを並べてもクリエイターで食べていくのであれば
ここに辿り着くはずです。
趣味ならこれはもちろん考えなくていいです。
ではマーケティングとはなんなのか?
それは
フローチャートをつくること
・漫画をつくる
↓
・漫画を売る
のフローチャートをどれだけ正確に作れるかです。
例としてアイスを作ったら売り場はスーパーかコンビニで夏に売るはずです。
家具屋や不動産屋の冬には売らないと思います。
漫画にも売る場所や時期などを考えると良いということです。
しかし現在漫画を販売する市場はこのマーケティングが出来ずらい環境状況です。なので数打てば当たる方式になってしまっています。
このフローチャートをもう少し細かくしていきましょう。
・漫画をつくる
どの層に向けているのか?
その層に興味があるものなのか?
コンセプトはなんなのか?
その興味はいつまで続くのか?
どのくらいのボリュームなのか?
満足するレベルはどの程度なのか?
↓
・予算と期間を決める
いつまでに出来るのか?
予算はどのくらいかかるのか?
※売値が決まっているならかけられる予算も決まってきます。
↓
・販売する
どこで販売するのか?
販売数の目安はどのくらいなのか?
その販売数に届くための広告や宣伝は?
継続可能なラインはどこなのか?
そしてここがマーケティングで一番重要で
これが出来なかったら売る行為自体しない方がいいまであります。
それは
フローチャートが上手くいかないときの修正
ここがマーケティングで一番大事なのですが
漫画市場において目標に到達しない時に修正出来る環境が少なすぎます。
なので一発博打勝負!みたいになっている訳です。
一発博打勝負にする時には綿密な計画が必要なことがわかりますでしょうか。
何となく面白そうだから何となく売れそう
でいい訳がないことがわかりますし
「出して見ないとわからない」
がどれだけ無責任な言葉かがわかりますね。
実際「出して見ないとわからない」は正解なのですが
それまでにどれだけのリサーチと施策が出来たかで勝負が決まります。
それは他の商品ではわかりやすいのですが、
漫画などの
夢を追う商売
では、この夢をだしに使われることが良くあるので見極めが大事です。
自分の大切な作品ですし、1作品つくるのに時間もかかります。
自分の時間は大切にしましょう。
さらにこのフローチャートを細かくします。
・漫画をつくる
※どの層に向けているのか?
面白い物であればどこに向けているとかないのでは?
と思うかもしれませんが単純に男性に向けているのか女性に向けているのかでも違います。男性だけで女性向けの作品を作ってもダメなことはわかりますよね。必ず女性の意見を聞く必要があります。また老人だけでキッズ向けのものをつくってもダメで必ずキッズの意見を聞く必要があります。
これだけでもリサーチが大事なことがわかります。
※その層に興味があるものなのか?
ではその層が本当に興味があるものはなんなのか調べたことがある人はどのくらいいるでしょうか。これは販売見込みにも関わることで大事なことです。ここがブレると架空の人達を販売見込みに加えて有りもしない売上を追うことになります。
※コンセプトはなんなのか?
これは競合が居ることを想定する必要があるということです。
簡単に言うとジャンプでワンピースがあるのに海賊マンガを更に出さないということと同義で、作品のコンセプトをしっかり決め、競合を避ける必要があります。これには大手か弱小かで戦い方は全く違うのはわかりますね。
大手はその圧倒的物量でごり押しすることが出来ますが、弱小ではその手が使えません。コンセプトは絞る必要があります。
※その興味はいつまで続くのか?
リサーチした時期にもよりますが、販売時期がいつかで戦略も変わってきてしまいます。簡単に言えば「ブーム」になるのですが
例えば「タピオカ屋」を経営しようとしたときに
ブーム中に出店できるのであればやるべきですが
ブーム中に出店できないのであればやめるべきです。
これは後の予算と期間にも響いてきます。
※どのくらいのボリュームなのか?
※満足するレベルはどの程度なのか?
これは予算と期間でお話します。
・予算と期間を決める
※いつまでに出来るのか?
※予算はどのくらいかかるのか?
上記の内容を踏まえたらどのくらいにするかを決めることが出来ます。
なんとなくの数字が危険なことがここでわかると思います。
良いネタがあっても時期によって盛り上がり盛り下がりがありますし
それに大きく影響されやすいのも商業の特徴です。
商業では特に爆発力が要求されるのでここを見誤ると加速することが出来ません。また予算に見合った制作内容でなければ今後続けられるかどうかにもかかってきます。続けられない要因はただ一つ
キャッシュアウト
予算が続かなければそれはそこでストップしてしまいます。
↓
・販売する
※どこで販売するのか?
販売層によってどこで売るかは大事です。
本は基本本屋かもしれませんが、その層が必ず本屋に行くとは限りません。
アプリで話数買いだけの人もいれば電子の人もいます。
どこに一番力を入れるべきなのかも作品ごとに本当は考えるべきです。
※販売数の目安はどのくらいなのか?
※その販売数に届くための広告や宣伝は?
※継続可能なラインはどこなのか?
これもまた上記のことを踏まえて、この作品の層に届く宣伝はどのようなものなのか、というのを考える必要があります。
宣伝をどこまでかけられるのかもここで決まるからです。
実際は?
ではこれを実際出来ているかどうか考えた時に
ほとんど出来ていないと考えて問題ありません。
いや、問題はありますね。
つまり商業にのらせるときはここにバッチリはまることを考えなければならないということです。
少なくともわたしが居たゲーム会社では上記のことをやってました。
自分がどんな作品を創作していきたいのかを考えた時に
これらのことを頭に入れておくと、闇雲に売ろうとするのがどれだけ危険かがわかると思います。
アイスを冬の家具屋で売るのではなく夏のコンビニで売るように考えましょう。
創作作家達の悩みはこの基礎をベースにすれば解決できるものが多いと思います。
例えば
・絵柄が決まらない
・どんなものを描けばいいのかわからない
これは初期の作家さんに多いのですが、自分の絵柄がまだ定まっておらずどんなものにすればよいのか悩んでいる人がいるでしょう。
その場合自分が作りたいものとそれに興味がある層が今何を見ているのかリサーチする必要があります。その絵柄を見てみるのが一番良いと思います。
絵柄だけでなく興味があるものがわかれば描くものも限定されてくるはずです。
また付き合う企業などもこれで決めることが出来るはずです。
販売するためのフローチャートを考えているのか
売るための根拠はあるのか、など曖昧な考えをしていないかどうかが
販売に大きく左右されます。
このようにクリエイターが悩んでいるほとんどをマーケティングのフローチャートに当てはめることで、創作の目安になることが多いです。
これをベースに楽しい創作活動が出来れば嬉しく思います!
事業の上で具体的にやっていることを有料記事で紹介しています。
