【元米国駐在実録】ネイティブの『ハァ?』は怒ってない?聞き返すときに使えるフレーズ集5選
MyCraftBeerStoryと申します。
2018年から2024年までの6年間、
前職の会社の米国子会社で駐在勤務を経験しました。
今回はネイティブの英語が聞き取れなかった時に聞き返すフレーズ、リアクションについて筆者の経験を元に書いていきます。
日常生活の実践英語についての記事も書いてますのでご参照ください。
さて、筆者の英語力についてですが、TOEIC 965点ホルダーではありますが、TOEICの英語力だけでなく、業務中もバリバリ英語でこなし、全編英語での監査対応、行政査察対応、6年のうち1年間は英語で複数の現地業者を監督し、設備立ち上げを統括するプロジェクトマネージャーも経験しました。 プライベートでも米国人のお友達とビール片手に文化や政治経済について語ったりした経験もあります。帰国後は欧州技術者と日本人の客先との間で約1か月間にわたるプロジェクトの通訳も務めた経験もありますので、それなりに記事の信憑性は高いと思ってもらって問題ないかなと思います。
【聞き返すときのフレーズ5選】
1.“Pardon?”は本当に使わないのか?

日本の教科書英語では、相手の言ったことが聞き取れなかった時に
“Pardon?” とか “Pardon, me?”
と聞き返す、ということを習うと思います。
少なくとも筆者が中学生の時は英語の授業で習った記憶があります。
ところが、一般的に言われるのはこの”Pardon?”は昔の貴族のような身分の人が使っていたフレーズであって、
現代もしくはネイティブの日常会話では全く使われない、という通説があります。
ところが6年間現地で生活してみて生の英語に触れてみると、
この“Pardon?”はちょこちょこネイティブが使っているということが分かりました。
確かに頻度としては頻繁には登場しませんでしたが、全く使われてない、
という通説はどうも極論のようです。
会社では検査担当の白人のおばちゃんがよく目上の立場の人にこれを使って聞き返してるシーンをちよこちょこ見ました。私もこれで聞き返されたこともあります。ただいずれにしてもノンネイティブの日本人が積極的に使わなくてもいいフレーズかもしれません。
2. Sorry?

もっとも簡単でカジュアルに使えるのがこれだと思います。日本でも聞こえなかった仕草とともに『すいません』と言えば聞こえてなかったんだな、というのは伝わると思います。
Sorryの後にI couldn’t catch you/that. とか加えれば間違いないでしょう。
3. (Could you) say that again?

私はこれを良く使ってました。ネイティブもこれが多かったと思います。丁寧にいうとCould you をつけますが、別に聞こえてない顔をしてsay that again? だけでも通常の状況では全く問題ないです。フォーマルな場面ではCouldを付けた方がベターです。
4. What was that?

これはカジュアルなシーン、友達とか親しい同僚とかの間で『え?何だって?』的な感じで使ってました。
5. ハア!? (huh!?)

もはやリアクションですが、ネイティブと話してるとよく遭遇します。そう、あの日本語でもイライラした時などに使われる『ハァ?』そのものです。スペルは huh? のようです。
ハァ?意味わかんねえ、何言ってんだ?
のノリの、 『ハァ?』 です。
日本語的には強めのイライラ感を出したネガティブなニュアンスを持つ聞き返し方なので、最初『あれ?なんかまずいこと言ったかな?』みたいな気になるのですが、ネイティブ的にはどうも悪気は全くなく、単純に聞き返しているようです。ただしトーンによっては、日本語と同じネガティブなニュアンスを持つ聞き返し方でもあるようですので、トーンによって聞きわける必要があるようですね。
ですので、ある程度毎日会う同僚や飲み仲間、その他フレンドリーな接し方が出来る人には私も聞き取れないときに『ハァ?』と良く使ってました。
1番使ったかもしれません。だって、簡単ですからね。
もはや英語じゃないですから笑
Podcast聞きまくっている私が勝手に師匠と仰いでいるHapa英会話のJunさんが分かりやすく解説して下さっていました。
無難で万能なのはSay that againですかね。
ハァ?は図太くなってきたら全然使えます。
そう、図太さも重要なんですよね。
マイノリティなのですから図太く逞しく生きて行かないと。
【聞き取れなかった時の対応方法】
まず、上記に上げた聞き返す時のフレーズの他に覚えておかなければならないのは、聞き取れなかった理由によって対応方法が変わってくるということです。
単純にネイティブの英語が速すぎて聞き取れない場合
上記の聞き返し方フレーズを言うと、
大抵の場合また同じ速さで同じことを繰り返して言われます。
これではまた同じ言い方で聞き返しても永遠に同じスピードで返されるので
その時は
Could you say that again more slowly?
を加えると、『あ、速すぎて聞き取れないんだな』と理解してくれ、
次はゆっくり話してくれます。
もっと丁寧に言うなら
Could you say that again more slowly? I’m non native English speaker (またはI’m not good at English)
と言えば、英語得意じゃない、
母国語じゃないってことがわかってもらえると思います。
初めて出会う質問のパターンで意味が分からない、という場合
Could you (Can you) rephase it?
と言えばいいです。リフレーズ、つまり言い方変えてみてくれない?
ということです。すると違う言い方、聞き方になり、さらにもう少し深く何を聞きたいか、例えばこんなときはこうでしょ、ほら、で、みたいな
補足説明を入れてくれる展開に発展する場合もあります。
【必要な心構え】
前提として理解しておいた方がよいのは、
アメリカ人またはアメリカ在住の方々はどんな人種、見た目でも英語を話せると思っているフシがあります。日本人や東洋人の見た目でも英語ペラペラの人はざらにいますので、そういう認識なのかもしれません。
なので、こちらはそちらほど話せない、と伝えることでこちらの土俵に下がってもらうことはコミュニケーションをスムーズに進める一つの方法かもしれません。
ただし、英語がうまくない、ということを卑下する必要は全くありません。日本人以外人も米国に住んでいても英語を話せない人はいっぱいいます。
日本人が自己紹介の際に自虐的な笑いを狙ってか、自分の英語はレベルが低い、みたいなことを言う方を多く見てきましたが、アメリカ人やその他の方の反応はクスリとも笑いません。
自分を卑下することは全くメリットを生みません。
言語が苦手ということについて、笑う、という行為は失礼だと思っているんだと思います。堂々と私は英語が得意ではありません、と言い、そこに悪い気持ち、I'm sorryのようなフレーズを入れるのはやめましょう。

【とにかく自ら行動、主張することが重要】
アメリカでは(おそらく他の欧米諸国もだと思いますが)
黙っている=満足している
と認識されます。
なのでどんなことでも自信があろうがなかろうが、
間違っているかもしれないだろうが
とにかく発言する、主張することが大事です。
聞こえなかったら素直に堂々と もう一回言って、というべきなのです。
ちょっと本題と離れてしまいますが、
ある時、オンラインショップで靴を購入したことがありました。
ところが入れ違いだったのか在庫切れで商品が発送出来ない、
返金はこの電話番号のコールセンターに電話してくれ、
というメールが来ました。
電話はやはりハードルが高いので、何でそっちの手違いなのにこっちから電話しなきゃいけねんだよ、ブツブツ…と言いながらも
返金されないのは困るのでコールセンターに電話をしました。
コールセンターのお姉さんには何とか状況を伝えて、返金ではなく注文自体をキャンセルしとくからー、という対応をしてもらうことで決着しました。
とりあえず欲しい靴をゲットできなかったのは残念だったけど、注文キャンセルになって良かった…
と安心したのも束の間、しばらくしてサイトの注文履歴を見ると
確かに靴本体の注文はキャンセルされているのですが、
なんと送料だけが請求対象で残ってるではありませんか!!!
何でやねん!!!
と、即コールセンターに電話。
これまた同じオペレーターであるわけがないので
一から説明。送料請求も削除対応してもらいました。
在庫管理と注文受付の不備で一度購入を受け付けといてからの、
最後は送料だけ取ろうとする始末。
いや、悪意は絶対ないんですよね、ただそこまで目が、サービスが行き届かない。
もしこの時2回の電話をしていなかったら
商品は届かないどころか何も受け取りもしてないのに送料まで払わされた
可能性があったのかと思うと、日本の感覚では何で消費者がこんな仕打ちをされなければ、と思いかねないと思います。
でも、そんなもんなんですよ。日本以外の国って。
やはりこれおかしいでしょ!
ってしっかり主張しないとこの国では何事も進まないんだなって身をもって体感した瞬間でした。
他の諸外国がどう、ではなく、サービスの質や細部までこだわる、日本が特別なんだ、という心構えを持っておいた方が、海外での生活はより楽しめると思います。
【まとめ】
今回の記事では、ネイティブが本当に使う「聞き返すフレーズ」と、状況とカジュアル/フォーマルな場面に応じた使い分けを紹介しました。特に「ハァ!?」のように、教科書には載っていない表現をリアルな体験談とともにお届けできたかと思います。機会がありましたら、今日からぜひ、この記事で紹介したフレーズを実践してみてください。そして、もしもうまく聞き取れなくても、卑下することなく、自信をもって「もう一度言ってください」と伝えてみましょう。
こういったフレーズですが、その場で覚えたと思っても、いざ実戦の場面になるとなかなか口から出てこないものです。インプットは非常に大事ですが、それをアウトプットする場、いうなれば練習試合も大切です。
私は駐在中だけでなく、帰国後の今も下記オンライン英会話を使って継続しています。
何やら途中から脱線してしまいましたが、最後まで読んで頂けた方、ありがとうございました。
MyCraftBeerStory
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