『サンセット・サンライズ』 みんな自分のことだけ考えればいいんだ
「こうゆう映画があったらいいのに」と思っていたような映画だった!!
田舎暮らしの魅力が伝わるような、田舎で暮らしてみたいと思っている人たちがそれをイメージできるような映画!!
そんな映画が出て嬉しいし、たくさんの人に観てほしいと思った!(泣)
最初この映画が出てきたとき「あっ絶対観よ」って思った。
ダイスキなくどかんの脚本と、ダイスキな菅田将暉が主演だったから(笑)
観てみると、予想以上に笑あり、涙もありで面白かった!
印象に残ってるシーン↓
1)「こんな田舎に」って言うのやめません? – もも
本当にそれ!って思った。
これは実体験になるんだけど、地方で住み込み農業していたとき、みんなに「こんな所もう飽きたでしょ」とか「東京戻りたいでしょ」とか言われて、「ぜんっぜんです☆」って何回も言ったけど伝わってる感じがしなかった。
多くの若者は田舎を出てしまうから「どうせこんなところ」って思ってしまうのかもだけど、町おこしするなら you have to be proud of your town だし、そこが好きって言って来てくれる人に対して失礼になりかねないとも思った。「どうせ・・・」っていう考え方をしていたら人も環境もしょんぼりしていっちゃうよ。
何より、本当に素敵な場所なんだから、「素敵でしょ」って胸を張って言ってもらいたいなってこのシーンを観て改めて思った。
2)「ただここに生まれただけなのに」 – もも
「ただここに生まれなかっただけなのに」 – 西尾
なんで生まれた場所が違うだけでこんなにもcomplicatedなんだろう、人って。
「外の人」とか「ウチの人」とか、「こっち側」とか「そっち側」とか。
みんなおんなじ人間なのに。みんな日本人だし、地球人だし、そんなに変わらないのにね。
3)「みんな自分のことだけ考えればいいんだ」– 義父
そうすればみんな幸せになれるかもしれない。
この言葉にはハッとさせらして、ジーンときた。確かにそうだな。人からの期待に応えようとして生きていくのは、はっきり言ってしまえば無駄!
人からの心配とか、哀れみとか、そういうのも全部ただのノイズでしかない。人はそれぞれ勝手に期待して、勝手に心配して、勝手に可哀想って思ったりしてるだけ。
だから自分も勝手に生きればいい!他の人の思いを想像していたらキリがないよ。みんな自分勝手してるんだから。本当は人生シンプル ☆ あれこれ考えて自分で複雑にしちゃってるだけなのかもしれないよ。
っていうメッセージとして受け取った!
最後のシーンで「3人がそれぞれ自分のことだけ考えてたらこうなりました☆」って言うところ、さいこう!血のつながらない娘と婿ができた義父。夫婦でもなく、兄弟でもないももとにしお。なんとも新しい家族の形。さいこう。
4)映画終盤にあの家で、ももと西尾が再開するシーン
ここはもうただ単にダイスキ(涙)
初対面のときは、警戒心MAXで「ディスタンスッ!!」ってしてたのに、最後はももから西尾に走ってとびつく。しかもさいこうの笑顔で(もものこんな笑顔がみれるなんて、なんかもう嬉しくて嬉しくて涙でてきた)!
最後に
サンセット・サンライズはタイムリーなテーマが満載!
震災、コロナ、地方の過疎化、空き家問題、高齢化・・・。どれも深刻な社会問題が伴ってはいるけど、くどかんのタッチで、リアルだけどポップに、泣けるけどコメディーとして描かれてるのが最高だった。さすがくどかん!って思った。
あとタイトルについて
観終わってから、タイトルいいなって思った。サンライズ・サンセットじゃないんだね。サンセットからのサンライズなんだね。これからも変わりゆく社会、そこに明るい未来を感じられた。新しい移住者、新しい町おこし、新しい家族の形。色々変化していくと思うけど、田舎は廃れてなんかいない。日本は廃れてなんかいない。そう希望を感じられるタイトルだなって思った!
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