私は スルーしない
いつもニコニコ穏やかで おおらかと言う印象の私ですが、小さい頃から周りの大人達をジーッと観察していて、すっかり耳年増な生意気に育っていた。
他人の特技や魅力を発見するのも大得意なんですが、時に荒々しい局面に立つのも厭わない頑強な自分もいる。
若い頃は、世間知らずで 何も言い返さないように私は見えたらしく、ぞんざいな態度を何だかよく受けた。
特に組織や役職を利用して 頭の悪い失礼な事を(マニュアル)上から堂々と言って来たら、キッチリ踵は返す。
私 「それ 言いますよ。だって 私が 言わなきゃ 何にも進まないし、誰も 何にも改善しないんでしょ」
眠っていた小さなジャンヌダルクが 勢いよく立ち上がって旗を振るのが心の中に見える。私の鼻息って すごい。

★ 病院でだって物申す
私を100%怒らす 言葉がある。
採血時(不慣れな若い甘ちゃんに多い?) 患者の差し出された腕を見て
看護師 「"採りにくい"って言われた事 ありますか?」
私 「1回も ありません。
でも今まで数百回も 採血して、そのフレーズを言う人の技術と意識の低さは重々わかってます。
もし自信がないのなら、他の人に代わってもらえますか?」
自分の実力不足を 無意識に患者のせいにする、この小狡いフレーズを軽々しく口にする看護師を 私は絶対に放置しない。相手は苦々しい顔で 私の問いかけに 何も聞こえなかったふりをする。
中学生の頃、近くの大学病院の下手くそな看護師に何回も何回も採血を失敗させられ「あら〜ごめんねぇ」両腕が痣だらけ真っ青になって、廊下で1人静かに耐え 涙を流した記憶がある。
目白のS病院には お相撲さんから未熟児まで 採血を一手に引き受ける、全く失敗しない寡黙なベテランの尼さん看護師がいた。あれこそ天才だった。
私はプロ意識の低い人が嫌い。それを誤魔化し鷹を括る人がもっとダメだ。

★ 世界の大バカ者とも 闘う
若き日の外国暮らしは、私の正義感めいたものの基礎を築いた。
「素敵な帽子ね」
「その髪型、私大好き」
知らない人にでも簡単に口に出して褒めるし、ダメもダメと伝える。私の怖いもの知らずは 場所を選ばない。日本人は英語が上手でも すぐ黙りこむので、つい当事者じゃないのに耐えきれず 私がスクッと立ち上がる。喧嘩になると英語が理路整然、スラスラ出て来る 不思議。相手を決して逃がさず、とっ捕まえて公衆の面前で 言い放つ。
私 「おいおい、お前だ。そこのお前だよ。お前どんな育ち方をしたら、そんな事が言えるんだ? 何、クリスチャンネーム持ってる?こりゃキリストも腰抜かすわね。あはは。
ね、自分を恥かしいって思わない?へぇ、きっと良い事あるわ。だって神様 ちゃんと今 見てたしね」
大抵まわりの外野が 味方する。
「いいぞ、やれ。ホントだ。
言ったれ、言ったれ〜!」
野次と拍手、指笛も頂戴したりする。
私ったら 恐ろしいほど野蛮で、ビックリするほどガラが悪い。幼い頃の不毛な兄妹喧嘩が土台になったかしら?
大人しげな日本の女にも、大暴れもん おります。皆さまどうぞ気をつけて。
★ 小学生女子達にもキッチリ
当時、我家は学校に近く 広い部屋に住んでいたので、よく子供達に開放していた。女の子が数人集まると(ウチの娘達は泣かないが)些細な、ほんのちょっとした事で 泣く子がいて、いつもいつも全てが中断する。小学生くらいの子供というのは、原因や成り行きよりも 単純に(目の前の)
「泣いてる子が 1番可哀想」
と思ってしまうのが 又ややこしい。
私 「いいですか 女たち!とにかく簡単に泣いてはいけない。まず歯を食いしばる。簡単に泣く女は いつまでたっても男に馬鹿にされる。良い事なんて1つもない。だから これからの女は
絶対に 泣かないっ!わかった?」
友達の母の急な熱弁に、ピュアな眼差しで全員、コクリと頷く。なんて可愛い。いつかわかれば それで良い。


★ 地方の観光案内カウンターで
私 「この道は通行可能ですか?」
担当 「わかりません」
私 「バスは頻繁に来ますか?」
担当 「繁忙期なので、わかりません」
私 「タクシーなら 展望台まで行けますか?」
担当 「タクシーで行けるか、タクシーに聞いてみないとわかりませんね」
私 「あの、この案内所って一体 何がわかるんですか?遠方から来る人達のために、もう少し努力して勉強なさらないと。あなた達が 何のためにここにいるのかわからない。お仕事ですよ」呆れてつい言う。
担当 「桜も紅葉もない時期なら、いつでも空いてて ゆっくり回れますよ」
って、それは通じませんよ。

お喋りが楽しい
★ 苦手な つまらなさ
暇だというA子をママ友達のランチに誘ったが、話が全くつまらない。近所に住むA子の家の長年壊れていた車庫の扉を ようやく新しくしたと言うので、まぁ普通に話を振ることに。
私 「ああいうのって、幾らくらいするもんなの?」
A子 「いや、それは ちょっと」
値段を…言わない。は??
私 「ウチに 車庫ないし、幾らであっても 羨ましくも妬ましくもないよ」
まぁ それだけじゃないが、相性もあるかな。誘う事はもうない。
私は面白話の収集癖もあり、悪口も自慢話も「えっ何?」胸がざわざわワクワク。変わり者にも自ら近づいていって 耳をピクピク側立てるタイプだ。
ありきたりな薄〜い会話をする人、
波も風も立てないのが美徳みたいな
個性も意見もない人との関係は、
時間の無駄、もう苦痛なのだ。

夫は寝室へ
★ 夫婦の会話
夫 「ボク頭が痛いからもう寝るね」
私の後ろの隙間を通って夫は寝室へ。翌日すっかり治って(自分で言った事も忘れて)起きて来たので
私 「頭どう?治った?」
夫 「え…何の事?」
私 「頭が痛いって言って 寝たから」
夫 「えええーっ!ママが!えーっ?
ボクの事を、心配してくれるの??
えーっ、ひゃあ ビックリしたぁ」
↑ ↑ ↑
( ̄(工) ̄)
私 「はっ?私って鬼なの?私は鬼じゃないし。普通に心配くらいするし」
全くひどい話だ。でも周りは大爆笑してたから、さもありなんな話なのかも。私ったら やだ、もう困るわぁ。
