金利って結局何?3分でわかる、上がると生活がこう変わる話
元農家のFP、ぽんたです🌾
「また利上げしたってニュースで聞いたけど、自分には関係ある?」
あります。かなり関係あります。
住宅ローン、預金、物価、投資。 金利が上がると、私たちの生活のあちこちに影響が出ます。
でも難しい話はしません。 今日は、できるだけわかりやすく説明します。
金利って、そもそも何?
難しく考えなくて大丈夫です。
金利とは**「お金を借りたときに払うコスト」**のことです。
100万円を借りて、金利が1%なら、 1年後に1万円の利息を払って返す。これだけです。
逆に銀行にお金を預けると、銀行が利息を払ってくれます。
だから金利が上がると、こうなります。
借りている人 → 払う利息が増える(負担が増える)
預けている人 → もらえる利息が増える(お得になる)
この2つが同時に起きる。それが金利上昇です。
今、日本の金利はどこまで上がったのか
2026年6月16日、日本銀行が政策金利を1.0%に引き上げました。
1.0%という水準は、1995年以来約31年ぶりの高さです。
ここ2年の流れを見ると——
2024年3月:ゼロ金利・マイナス金利を解除
2024年7月:0.25%に引き上げ
2025年1月:0.5%に引き上げ
2025年12月:0.75%に引き上げ
2026年6月:1.0%に引き上げ ← 今ここ
わずか2年で、ゼロから1%まで上がりました。
さらに専門家の多くは、今後1.5〜2%程度まで上昇する可能性があると見ています。
「金利がない時代」が終わり、「金利がある時代」が戻ってきました。
金利が上がると生活はこう変わる
🏠 住宅ローンの返済が増える
変動金利でローンを組んでいる方は特に注意が必要です。
2026年4〜5月から多くの銀行が変動金利を引き上げました。 さらに今回の利上げを受けて、2026年10月に再び引き上げられる見込みです。
どれだけ増えるのか、具体的に見てみます。
借入3,000万円・残り30年の場合—— 金利が1%上昇すると、月々の返済額が約1.5万円増えます。 35年で計算すると、約617万円の負担増になります。
「たった1%」でも、長期では大きな差になります。
固定金利で借りている方は今の金利のまま変わりません。安心してください。
💰 預金の利息が増える
良いニュースもあります。
金利上昇で預金金利も上がっています。
メガバンクは2026年に入ってから普通預金金利を引き上げています。 まだ大きな金額ではありませんが、ネット銀行などはさらに高い金利を提示しています。
同じ100万円を預けるなら、少しでも金利が高い口座に置いた方がお得です。
預け先を見直す価値が出てきました。
📈 投資・株への影響
金利が上がると、株価が下がりやすくなる傾向があります。
企業の借入コストが増えて利益が減るからです。
でも、NISAで長期積み立てをしている方は気にしなくていいです。 短期の値動きに一喜一憂せず、続けることが大事です。
得する人・損する人
金利上昇で得する人・損する人を整理します。
得する人✅
預金が多い人(利息が増える) 固定金利でローンを組んでいる人(返済額が変わらない)
損する人❌
変動金利でローンを組んでいる人(返済額が増える) 借入が多い農業者・自営業者(経営コストが増える) これから住宅を買う人(金利が高い状態で借りることになる)
住宅ローンを抱える20〜30代は特に影響が大きく、 1世帯あたり年間約18万円の負担増になるケースもあるというデータがあります。
「自分はどっちか」を確認してみてください。
農業者・自営業者への影響
農業者・自営業者の方に特に伝えたいことがあります。
農業には機械・設備への大きな投資が必要です。 その借入の金利が上がると、経営を直撃します。
経営が苦しくなる理由の一つが、金利だったりします。
また農業者・自営業者には会社員と違って退職金も厚生年金もありません。 金利が上がって預金の利息が少し増えても、老後の備えには全然足りません。
だからこそ、NISAやiDeCoで自分で資産を作る仕組みが重要です。
今すぐできること3つ
「じゃあ何をすればいいのか」をシンプルにまとめます。
① 変動金利のローンを確認する
変動金利で借りている方は、今後も返済額が増える可能性があります。 固定金利への切り替えや繰上げ返済を検討してください。 ただし焦って動く必要はありません。FPや金融機関に相談してから判断を。
② 預け先を見直す
普通預金に置きっぱなしの方は、ネット銀行や定期預金を比較してみてください。 同じ預金でも、銀行によって金利に差が出てきています。
③ NISAで長期投資を続ける
金利が上がっても、長期でNISAに積み立てる戦略は変わりません。 農業者・自営業者こそ、自分で老後資産を作ることが重要です。
金利を理解することは、お金を守ることに直結します。
今日から、金利のニュースが少し違って見えるはずです🌾
※この記事は2026年7月時点の情報をもとにしています。 金利は常に変動します。 内容が必ずしも正確とは限りません。
畑で学んだことを、お金の話に変えて届け続けます🌾
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