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月曜に誰も来ない店が、3ヶ月後に平日も予約で埋まるようになった方法

金曜は断りの電話。月曜はスタッフと目が合う。

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金曜の夜、予約の電話を断っている。申し訳ございません、満席でして。
翌週の月曜、同じ店とは思えないくらい静かな店内で、スタッフと目が合った。お互い何も言わない。

飲食やってる人なら、この空気わかると思います。

去年の秋、都内で居酒屋を2店舗やっているオーナーから連絡がありました。

田中さん、月曜をなんとかしてくれ

聞けば、金曜土曜は常に満席。でも月曜火曜は売上が週末の3分の1以下。月曜限定で生ビール半額もやった。インスタで告知もした。それでも来ない。

何をやっても月曜だけは動かないんです

その気持ち、痛いほどわかります。僕はこの10年、飲食店だけに絞って集客をやってきました。見てきた店は500を超えます。同じ相談を何十回と受けてきた。

でも僕がそのオーナーに返したのは、たぶん想像と違う言葉です。

月曜は触らないでください

オーナーの顔、今でも覚えてます。
は? という顔。
そりゃそうですよね。月曜をなんとかしてくれと言ってるのに、触るなと返されたんだから。

でも3ヶ月後。この店は平日も予約で埋まるようになりました。月曜の売上は2.3倍。火曜も水曜も、週末の7割くらいまで上がった。

月曜には何もしていません。
本当に、何もしていない。

やったことは全部、週末に集中させただけです。



第1章 「平日を上げよう」が、店を壊していた

最初に言い切ります。

「平日の売上を上げよう」という発想そのものが、飲食店の集客を難しくしている原因です。

10年やってきて断言しますが、月曜限定キャンペーンで月曜の売上が安定した店を、僕は1軒も知りません。ゼロです。

理由はシンプルで、月曜限定の割引に来てくれるのは「安いから来る人」なんです。その人たちは火曜に定価では絶対に来ない。月曜だけ来て、月曜だけ安く食べて、それで終わり。

しかも厄介なのが、常連客の心理です。

「なんだ、月曜に行けば安いのか。じゃあ金曜に正規料金で行くの損じゃん」

こうなる。実際、あるラーメン店で月曜半額をやったら、金曜の客単価が1割落ちました。月曜の売上はちょっと上がったけど、週トータルの利益は減ってた。月曜を埋めようとして、金曜を壊してたんです。こういう店、本当に多い。

僕が見てきた平日が弱い店には、明確な共通点がありました。

常連客の比率が低い。

これに尽きます。

新規のお客さんは基本的に金曜か土曜に来ます。誰だって初めての店にわざわざ月曜は選ばない。だから新規頼みの店は、構造的に週末だけ忙しくなる。当たり前の話です。

新規客の獲得コストって、既存客にもう1回来てもらうコストの5倍かかるんです。これ、飲食業界でもほぼそのまま当てはまる。つまり平日を埋めるために新規を取りに行くのは、コスト5倍の戦い方をしてるということです。しんどいに決まってる。

逆に、常連客が多い店は曜日の波が小さい。常連は「あの店行こう」が先にあって、「じゃあ火曜空いてるからそこで」となる。曜日で選んでない。

僕が自分のクライアント数百店舗のデータを集計したとき、はっきり数字に出ました。

常連比率が40%を超えてる店は、平日売上が週末の65%以上。
常連比率が20%以下の店は、平日売上が週末の30%を切ってる。

倍以上の差です。

じゃあ常連を増やせばいい。それはその通り。でもどうやって? スタンプカード? LINE登録? もちろんそれもやります。でも、それだけじゃ足りない。

常連になるかどうかは、初回の体験でほぼ決まるからです。

第2章 正解は、週末を限界まで磨くこと

ここが一番伝えたいところです。

平日を埋めたいなら、平日を触るな。週末を最高の状態にしろ。

お客さんが「この店また来よう」と思う瞬間って、いつ生まれるか。

金曜の夜、友達4人で来て、料理がうまくて、店員の感じがよくて、帰り際に「ここいいね、また来よう」ってなった瞬間です。その記憶がある人は、2週間後にデートの店を選ぶとき、この店を思い出す。デートは何曜日か。火曜かもしれない。水曜かもしれない。

金曜に最高の体験をした人が、平日の予約を入れてくれる。

理屈で言うと当たり前なんですが、実際にやれてる店はほとんどない。なぜか。週末は放っておいても埋まるから。「満席だからOK」で終わらせてしまってる。

違います。満席は当たり前。そこからが勝負。

金曜に来た人が「火曜でもいいからまた行きたい」と思うくらいの体験を、意図的に設計する。これが僕の言う「週末をMAXにする」の意味です。

正直に言うと、僕もこの考え方にたどり着くまで時間がかかりました。独立して最初の3年は、僕も平日キャンペーンをクライアントに提案してた。月曜ハッピーアワー、火曜レディースデー。全部やりました。全部、3ヶ月で効果がなくなった。

あのとき、月曜の集客に使った時間と広告費を全部、週末の体験設計に回していたら。そう思うと今でも悔しい。

3ヶ月で平日売上2.3倍になった居酒屋の話

さっきのオーナーの店で、実際にやったことを話します。

僕がまず手をつけたのは、Googleマップの最適化と口コミの導線設計です。週末に来たお客さんが、最高のタイミングで口コミを書いてくれる仕組みを作った。

料理の見た目も変えました。1品だけ。味は一切触ってません。盛り付けだけ。「これ写真撮りたい」と思わせる1皿を作った。

週末の体験値を上げて、その体験が「口コミ」と「記憶」の両方で外に広がるようにした。

3ヶ月後の数字です。

Googleマップの順位は周辺エリアで14位から3位まで上がりました。口コミは月4件だったのが月22件に。来店の52%がGoogleマップ経由に変わった。

で、ここからが面白いんですが、平日の予約が勝手に増え始めた。

月曜割引はやっていません。キャンペーンも何もしていない。ただ、週末に来たお客さんの体験が変わって、「平日にもう1回行こう」と思ってくれるようになった。それだけです。

平日売上は3ヶ月で1.5倍。月曜だけ見ると2.3倍。

後日、このオーナーに言われた言葉が忘れられません。

月曜を触るなって言われたとき、正直ムカついた。でも今ならわかる。月曜をどうにかしようとしてた自分が間違ってた

この先で全部出します

ここまで読んでくれた方は、おそらくこう思ってるはずです。

「理屈はわかった。で、うちの店では具体的に何をすればいいの?」

ここから先で、僕が10年かけて積み上げてきたやり方を全部出します。3つの仕組みに分けて、手順レベルで書きました。

1つ目は、Googleマップで上位表示を取る方法。14位から1位にした実例をそのまま書いてます。MEOという言葉を知らなくても、この通りやれば動きます。

2つ目は、初回来店した人が2回目に来る確率を52%から78%に上げた仕掛け。スタンプカードでもLINEクーポンでもありません。もっと地味で、もっと強烈に効く方法です。飲食店だけで500店舗以上見てきた僕が、一番手応えを感じてるのがこれ。

3つ目は、リピートが自動で回る仕組み。一度設計したら、オーナーが何もしなくても予約が入り続ける状態の作り方。口コミが口コミを呼んで、来店が来店を生む。この循環を意図的に設計する手順を、全部書きました。

赤字だった店を黒字にした方法。Googleマップ14位から1位にした全手順。週末だけ忙しかった店が平日も予約で埋まるまでのプロセス。全部、この先にあります。

もうひとつだけ言わせてください。この記事に書いてあることは、広告費ゼロでできることばかりです。Googleマップも口コミ導線も、お金はかからない。かかるのは手間だけ。

でもその手間のかけ方を間違えると、いくら時間を使っても空回りする。正しい順番で、正しい場所に手間をかける。それだけで平日の景色は変わります。

この記事は、その「正しい順番」を1本にまとめたものです。


ここから先の内容

  • Googleマップ14位から1位にした全手順

  • 口コミが勝手に増える「レビュー導線設計」の実物

  • 常連化率52%から78%に変えた、来店後72時間の仕掛け

  • 写真1枚で来店率が変わる「メニュー写真の鉄則」5つ

  • 月額0円でできる予約循環の作り方

  • 平日売上2.3倍の居酒屋がやった施策を時系列で完全公開

  • すぐ使えるチェックリスト30項目


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