しじみハイになった話
1ヶ月間、咳で自宅療養していた記事を書きました。
その時、無性に飲みたくなったのが「しじみ汁」
家事もままならないので、お惣菜やインスタント食品を探していた時にふと手に取った味噌汁。
「そういえば、トキちゃん。美味しそうに飲んでたなぁ」
NHKの朝ドラ「ばけばけ」で、主人公トキが味噌汁を飲んだ後「はぁ〜」と声を出すシーン。
何度も出てくるので、このドラマを象徴すると言っても過言ではないでしょう。
例えば、「じぇじぇじぇ」みたいな。
まず手始めに「しじみ80個分入り」を買ってみました。
私は普段あまり味噌汁は飲みません。
具沢山で作った時だけ、野菜を食べるために飲むことにしていました。
テレビ番組で「具がない味噌汁は塩分を取るだけ」と言っていたからです。
久しぶりに飲んだ、しじみ汁。
「はぁぁぁ〜」
確かに出ちゃいますね、声。
それからは、昼と夜。必ず飲んでました。
処方されたクスリみたいに。
次に買ったのは「しじみ100個入り」
レベルアップに、ちょっとワクワク。
感想は……あまり変わらない。
もっと、しじみ成分が濃いものを探しましたが、インスタントでは100個が頭打ちなのでしょうか。見つかりません。
少し高いけど、ドライフードのものを買ってみようと手を伸ばした時、頭の中で声がしました。
「しじみ増し増しで、自分で作ってみたら?」
しじみって中毒性ありましたっけ?
こうなったら、しじみハイです。
この時は、体調も少し良くなってきてました。
生鮮食品売り場で「砂抜きしじみ」を手に取り不敵な笑いを浮かべる私。ぐふふ……
しじみが少し浸るくらいの水を入れて火をつけます。ゆっくり火を通すのが出汁をとるコツだったと、遠い記憶を呼び起こす。
しじみ汁は、いつ作ったのか思い出せないくらいだから。
しじみの口が開いて、水が白濁してきます。
味噌を溶いてネギを入れ、期待しながらの味見。
……薄い?
もっと、濃い出汁を期待していたのに、しじみだけでは足りないようです。
昆布だしの顆粒を足して出来上がり。

こんなに、しじみ入れてるのに、しじみ感が薄いなんて。
正直、インスタントの方が濃い。
子供の頃に飲んだのは、舌や喉に土っぽい貝の濃い味がしたような気がします。
作り方が違ったのでしょうか。
それに、たくさん入れるほど、貝がらから身を食べるのが面倒。
これ以降、憑き物が取れたように飲まなくなりました。
体が求めていたのでしょうか。なぞです。
急に、しじみ汁が飲みたくなったら、ご注意ください。ぐふふ……
