有能な上司の語彙 | 部下が動く側に回るとき、 何を言い、 何を言わないか
部下から見て「有能な上司」 は、 派手な動きをしません。 でも、 部下の側からは「この上司の下なら動ける」 と感じる。 違うのは、 上司の言葉のレパートリーです。 何を言わないか、 何を言うか。 その差が、 チームの成果を直接に決めています。
まず 5 行でまとめると
マネージャーが、 チームのエンゲージメント差の **70 %**を決めている (= Gallup 27 年・2700 万人分析)
才能あるマネージャーは、 平均的マネージャーより **48 %**高い利益を会社にもたらす
ところが、 マネージャー適性を持つのは 10 人に 1 人しかいない (= 同 Gallup)
日本のエンゲージド率 = 8 %。 世界平均 21 % の半分以下、 最低水準
部下が上司に最も期待するのは「意見に耳を傾ける」 = 49.7 %。 つまり、 言葉のレパートリーの問題
1. マネージャーが、 7 割を決めている
リーダーシップ研究の中で、 最も繰り返し引用される数字があります。
マネージャーは、 ビジネスユニット間のエンゲージメント差の 70 %を説明する。
これは Gallup が 2700 万人の従業員、 250 万のワークユニットを 20 年以上追跡した結論です (= 2015 State of the American Manager)。 チームのモチベーション、 離職率、 生産性、 業績 — 上司が誰かによって、 7 割が決まる。 同僚の質でも、 給与でも、 会社のブランドでも、 戦略でもなく、 目の前の上司が決定要因です。
そして、 才能あるマネージャーが率いるチームは、 平均的マネージャーが率いるチームより:
**48 %**高い利益
エンゲージド従業員を倍増できる企業は競合より **147 %**高い EPS
上位四分位ビジネスユニットは下位より、 収益性 +23 %、 生産性 +18 %、 欠勤率 -78 %、 安全事故率 -63 %
数字だけ並べると、 マネジメントの良し悪しが、 会社の業績そのものに直結することが分かります。

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