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子どもの介護で増えた出費|それでも払ってよかったと思えた理由【FP1級ワーママのつぶやき/家庭・ワーママの悩み編】

先日、介護についての記事を投稿したところ、想像以上に多くの反響をいただきました。
それだけ「介護」というテーマに関心を持っている方が多いのだと、改めて感じています。

私自身、これまでに経験してきた介護は二つあります。
一つは義理の母の病気による介護、そしてもう一つは子どもの介護です。

今回は、その中でも「子どもの介護」についてお話ししたいと思います。

長男が保育園に通っていた頃、園での定期的なチェックの中で、理学療法士さんから「足の動きが少し不自然」と指摘を受けました。
もともとつま先立ちで歩く癖があり、最初は個性の一つだと思っていたのですが、詳しく見てもらった結果、ふくらはぎの筋肉の伸縮に課題があることが分かりました。

リハビリも試しましたが大きな改善は見られず、最終的に手術を決断しました。

この判断にはとても悩みました。
指摘がなければ気づかなかったかもしれないこと、そして手術が本当に必要なのかどうか——何度も考えた末の決断でした。

当時、長男はまだ幼く、さらに次男は生後6ヶ月。
授乳中の時期でもあり、家族全体でどう乗り越えるかを考える必要がありました。

手術の際には数日間の入院が必要でしたが、
パパと次男は病院の近くのビジネスホテルに連泊するという選択をしました。
次男は病室に入れないため、入り口で抱っこ紐ごと交換しながら、パパも長男の顔を見に来てくれました。

当然、その分の宿泊費はかかります。
ですが、離れて不安な時間を過ごすよりも、できるだけ近くで支え合える環境を優先しました。

結果的に、この判断はとても良かったと感じています。
家族それぞれの不安を少しでも和らげることができ、精神的な負担を軽減することにつながりました。

手術後は、しばらく足を固定する生活となり、
・お風呂は一人で入れない
・移動は車椅子
・保育園にも通えない
という日々が続きました。

子どもにとって、それまで当たり前にできていたことが急にできなくなるのは、大きなストレスです。
そしてそれを支える家族側にも、想像以上の負担がかかります。

私自身も気をつけていたつもりでしたが、
余裕のなさからくるイライラや不安が、知らないうちに伝わってしまっていたかもしれません。

だからこそ大切だと感じたのは、「完璧を求めないこと」でした。

いつも通りの生活ができないのは当然のこと。
であれば発想を変えて、

・できないことを責めない
・できる範囲で楽しみを増やす
・家事は無理をせず手を抜く
・食事も外部サービスを頼る

といった工夫を意識的に取り入れました。

正直、出費は増えます。
今回のような宿泊費も含めて、想定外の支出はどうしても発生します。

ですがその費用は「贅沢」ではなく、
家族全体の心と生活を守るための必要経費だと感じています。

結果として、我が家の介護期間は比較的短く、
今では元気に走り回る姿を見ることができています。

ただ、この経験を通して強く感じたのは、
介護は「特別な誰かのものではない」ということです。

子どもであっても、事故やケガ、病気によって、
突然「支えが必要な状態」になることは珍しくありません。

だからこそ大切なのは、
介護を受ける側だけでなく、支える側も無理をしすぎない環境をつくること。

すべてを完璧にやろうとせず、
頼れるものには頼り、少しでも心に余白を持つこと。

その積み重ねが、結果的により良いサポートにつながるのではないかと感じています。

同じように、いま介護に向き合っている方の
ほんの少しでも気持ちが軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

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