【カナリア諸島🇮🇨】テネリフェ島: 絶景トレッキング、秘境を歩く旅
こんにちは。発信初心者🔰カナリア🐤です。
今回の投稿は、先日12月初旬に行ったテネリフェ島北部、アナガ(Anaga)エリアでのトレッキングの紹介です。年中温暖な気候のテネリフェ島。海でも山でも時期を気にすることなくアウトドアを楽しむ事が出来ます。
青い空と心地の良い日差し、時にひんやりとした涼しい風でリフレッシュしながらトレッキングできるのも、テネリフェ島ならではの魅力です。
トレッキング愛好家、登山家、沢山の方々に訪れて欲しいスポットですが、日本からはとても遠い😭ので今回は雰囲気をお裾分けできたらと思います。
いつかどこかでどなたかのお役に立つことを願って✏️
$${\large\bf【テネリフェ島の秘境へ ―
絶景トレッキング】}$$
手つかずの自然が色濃く残るテネリフェ島北部。そこ広がるアナガエリアは、ユネスコ生物圏保護区にも指定され、太古の森と断崖の海岸線が織りなすダイナミックな風景で知られています。
そんなアナガの魅力を深く味わえるルートが、「Barranco de Afur(アフル渓谷)」と「Roque de Taborno(タボルノ岩峰)」を巡るトレッキングです。
私達は標高610mのタボルノの集落からスタートし、やがて山を降り、海岸に出ました。海岸に出た道を少し引き戻し、再度標高620m程のアルフ渓谷を巡って、スタート地点のタボルノ集落に戻る約5時間半のトレッキングとなりました。



7:50AM スタート:断崖の尾根を歩く爽快ルート
タボルノの村からスタート。ほどなくして、アナガを象徴する奇岩「Roque de Taborno」が目の前に姿を現し、海へと迫り出すような断崖のスケールに圧倒されます。

尾根を進むにつれ、大西洋の深いブルーと、雲が流れる山肌のコントラストが広がり絶景の連続。



陽射しが差すと岩壁が黄金色に輝き、天候が変われば霧の中に浮かぶ幻想的な風景も見られるなど、同じ場所でも時間によって表情が変わるのも魅力だそうです。今回は始終晴天の中のトレッキングでした。
10:10AM 急斜面の先に現れる“秘境の海”タマディテ海岸到着
途中写真を撮ったり、休憩しながら尾根をぐんぐん進んだ後は、その先に見える大西洋に向かって一気に下降していきます。道中では、切り立った谷間、断崖にへばりつくようにぽつりぽつりと点在する古い石造りの家々を目にします。これぞ「ポツンと一軒家」。文明とは切り離された景色を目にしながら、全身では海から吹き上げる風を感じます。
やがて眼下に現れるタマディテの海岸。標高600mから海岸まで降りてきたとはまさに感慨深いものです。この海岸、人の手はほとんど加わっておらず、石がごろごろと転がり、荒々しく白波が砕ける大西洋の迫力。海水浴場ではないので、目の前にはただただ広い海が広がります。

11:40 アフル渓谷をさか登る:緑深い渓谷歩きへ変化
アフル渓谷は、険しい斜面に張り付くように続く小道が特徴で、谷から海へと流れ落ちるような立体的な景観に思わず息を呑みます。渓谷と名がつくだけに、先ほどのタボルノ岩峰に比べると川があったり、湿地のような場所がところどころあったりで、深い緑を堪能できます。
アルフ渓谷は1時間弱のお散歩コースにもなっているようで、まったく観光地化されていないタボルノに比べてこちらのルートは犬を連れた方や、観光の方とすれ違う事が多かったです。


ひたすら山道を進むと集落が見えてきます。道路があり、観光バスも停まっているようです。ここにきて初めての「お店」がみえてきます。なんとなくお水の残りが気になっていたので、ここでお水を購入。
このお店「Casa José Cañón」といい、かつてはこの辺りの人々が暮らしや旅の必需品を手に入れたり、地元料理を食べたりできる“集いの場”だったそう。今も高齢となったオーナーがお店を開けてくださっていて、昔のように食事などは提供されてはいないものの、お水やスナックなどの軽食は購入できるようです。歴史や文化を感じられるその渋~い店内に一歩足を踏み入れられるだけでも思い出のひと時となりました。

12:40 タボルノへ戻るべく:海と山の絶景を締めくくりに
さて、かれこれ5時間ほど小休憩を挟みながらも歩き続け、そろそろ「もう十分」と思い始めた頃。このまま山道でスタート地点に戻るか、山中の車道を通ってスタートに戻るかの選択に迫られます。悩む間もなく、ショートカットの車道を選びラストスパートです。
お水を購入したアフルの休憩所から緩やかな登りを経て、再びタボルノの村を目指します。
道中振り返ると、スタートから降りてきた山、歩いてきた谷と海岸線が遠くに見え、自分の足で島の地形をたどってきた達成感がじわりと湧き上がります。



間違ってなければ、あと少しで来た場所に戻れるはず。周回ルートの特権は、スタート地点から出発の際と、戻る際には景色の見え方がまったく違う事。見下ろした景色が、今度は見上げる景色に変わる事。最後まで新しい道が続き、同じ景色を見る事がないので、最後まで目が離せません。
標高0m~600mの間を降りたり登ったり、大自然に囲まれて1️⃣断崖の尾根歩きから、2️⃣秘境の海岸、そして3️⃣緑深い渓谷歩き。この全部盛りを5時間強で堪能できるのはテネリフェ島の中でもアナガ(Anaga)エリアだけ。観光地化されていない“本物の自然”を体験したい人には、心からおすすめしたい冒険的なトレッキングです。
ちなみにスタートのタボルノからタマディテ海岸に降りるまでにすれ違った人はなんとゼロ!
13:30 ゴール🎉
朝車を停めた場所に無事に帰還。始終大自然に圧倒されながらの5時間強のトレッキングは大満足でした。
観光地として賑わうテネリフェ島ですが、ここでは集落や人家が現れる度に文明の利器を感じる程に、華やかさとはかけ離れた野性味あふれる大自然を堪能する事ができました。
いかがでしたでしょうか?
自然が好きな方には是非お勧めの場所です。日本からだと遠いですが、雰囲気だけでも伝われば幸いです🐤
いつかこの記事をみてトレッキングに出かけてくれる方がいると嬉しいです。
(行かれる方はハイカットの登山靴🥾をお勧めします)
