Threads副業に3連敗した会社員が、AIに「検死解剖」させたら本当の死因が見つかった話
先に成績表を貼っておきます
挑戦したアカウント: 3つ
期間: 2ヶ月
最終フォロワー: 12人
収益: 0円
支出: 教材代 24,800円
はい、大赤字です
「Threads×アフィリエイトで月5万」を目指して
2ヶ月で3つのアカウントを立ち上げて、3つとも看取りました
これはその供養…ではなくて、
3体まとめてAIに「検死解剖」させたら、
想像してた死因と全然違うものが出てきた、という話です
同じように「設計は完璧なのに、なぜか伸びない」人には
たぶん刺さると思う
1体目: 設計だけで死んだアカウント
1体目はX(旧Twitter)向けの、皮肉屋キャラのガジェット紹介アカウント
僕はこのアカウントのために
運用設計図、LP構成案、投稿例、収益ロードマップ、
そして「完全自動化マニュアル」まで書き上げました
……フォロワー0人の状態で、です
設計初日に自動化マニュアルを書いてるんですよ
店を開く前に、無人レジの導入計画を練ってる状態
で、結局ろくに投稿しないまま2週間で放棄
きっかけは「もっと良さそうな教材」を見つけて買ったこと(24,800円)
日記にはこう書いてありました
「失敗のためアーカイブへ。後日、要要因分析」
この「後日」が来たのは48日後です
AIに指摘されるまで、要因分析のこと自体を忘れてました
2体目: 3日で憤死したアカウント
2体目はThreadsで、ゆるい時短グッズ紹介キャラ
今度はちゃんと設計書に書いたんです
「最初の3日間はアフィリンク絶対禁止」
「投稿は1日1〜2回まで」
で、実際のログがこちら
3日間で85投稿
しかも深夜2時47分から3時00分の間に8連投という
どこからどう見ても機械の挙動が残ってました
(ツールで一括投稿してました。人間はこんな時間に毎分投稿しない)
当然リンクも貼りました。3日目に
結果、アカウントは沈黙
リーチはほぼゼロになり、7日で退場です
自分で書いたルールを、自分のツールで踏み抜いて死ぬ
文明の利器の使い方を完全に間違えてる
3体目: いちばん惜しくて、いちばん重症だったアカウント
3体目は本命でした
2体目の反省を全部盛り込んで、
PR表記の徹底、リンクはコメント欄、連投禁止、
「活動の80%は他の人へのリプライに使う」まで明文化した設計書
初投稿の自己紹介は、いいね7件
おっ、いけるかも
……そこから17日間、無投稿
何をしてたかというと、投稿を管理する自動化ツールを作ってました
スマホのLINEに投稿案が届いて、ボタン1つで承認できるやつ
(これ自体はちゃんと動く、我ながら良いシステムでした)
そして17日の沈黙のあと、取り戻すように4日で23投稿
うち35%にアフィリエイトリンク付き
Threadsのアルゴリズム側から見ると
「長期間放置→突然の連投→リンクだらけ」という
スパムBotの見本みたいな動きです
リーチは死に、その後リンクを全部封印して投稿を続けても回復せず
34日目、フォロワー12人でクローズしました
AIによる検死解剖: 死因は「努力不足」でも「ノウハウ不足」でもなかった
3体目を看取った日、
AIエージェントに過去2ヶ月の全ファイルを渡して頼みました
「励ましと一般論は要らない。死因の特定だけやって」
投稿ログのタイムスタンプ、設計書、日記、分析レポート、
全部横断して出てきた検死結果がこれです
死因: 「作る作業」が8割、「市場との接触」が2割になっていた
設計書・マニュアル・ツールは山ほど残っている
一方で、投稿・他人へのリプライ・数字の記録はスカスカ
極めつけは、自作した計測用のスプレッドシート
2ヶ月間、データが1行も入っていませんでした
つまり僕は2ヶ月間、
「SNS運用」をしていたつもりで
「SNS運用システムの開発」をしていたんです
設計図を書くのは楽しい。ツールは必ず完成する
でも投稿への反応は不確実だし、リプ回りは地味だし、数字の記録は退屈
だから手が、楽しくて確実な方に流れ続けた
耳が痛いどころか鼓膜が破れるかと思った
そしてもう1つ、3代全部に共通していた致命傷が
「使ってもいない商品を、作ったキャラが紹介していた」
実物の写真が1枚もない
カタログスペックの言い換えだけが並ぶタイムライン
そりゃ誰の指も止まらないわけです
で、どうするのか
検死の結果、僕は4体目をすぐには作らないことにしました
代わりに先にやったのが、
「二度とやらないこと10箇条」と「数値の撤退基準」を憲法として書面化すること
やる気は3回裏切られたので、もう信用しないことにしました
仕組みだけを信用します
ここから先は、その検死解剖の具体的な手順と、
出来上がった「憲法」の中身を全部公開します
AIにどんな指示を出して検死させたか(プロンプトの構造)
3代の死因を分解した「死因マトリクス」の作り方
二度とやらないこと10箇条(全文と、各条項の根拠になった失敗)
開設前チェックリスト10項目
「いつ撤退するか」を先に決める数値トリガー表
「これから始める人」より
「一度失敗して、なんでだろうと思ってる人」向けの内容です
1. AI検死解剖のやり方(プロンプト構造)
ポイントは、AIを「慰め役」ではなく「検死官」として起動することです
僕が使った指示の骨格を置いておきます
役割: あなたは私のSNS運用3連敗を検死解剖する分析エージェントです
励ましや一般論は不要。死因の特定と再発防止策だけを出してください
分析対象: (設計書・投稿ログ・日記・分析レポートのファイル一覧)
手順(この順で。いきなり結論を書かない):
1. 時系列復元 — 各アカウントの開始→意思決定→撤退をファイルの日付から復元
2. 設計比較表 — ペルソナ/導線/投稿の型/自動化度を3代並べる
3. 死因判定 — 全代共通の死因と、その代固有の死因を分ける
4. 学習曲線の評価 — 「直った失敗」と「繰り返した失敗」を分ける
※繰り返した方が本当の病巣
5. 反証チェック — 「そもそもこのジャンル自体が無理筋では?」も検討させる
ルール: 全ての主張に根拠ファイルを添付。事実と推測を分けるこのプロンプトの肝は手順4です
1回の失敗の反省は誰でもする
でも「3回分を並べて、直ってない方だけ抽出する」のは
人間がやると自己弁護が混ざって精度が落ちる作業で、
ここがAIに任せる価値のある部分です
あと手順5の「反証チェック」を入れないと、
AIは「あなたの手法は正しい、運用だけ直そう」と
続行前提の答えに寄っていきます
撤退の選択肢を最初からテーブルに載せておくのが大事
2. 死因マトリクスの作り方
縦軸に「コンセプト/コンテンツ/アルゴリズム/運用」の4分類、
横軸に各アカウントを置いて、
セルには必ず「根拠となるログ」を貼ります
感想ではなく証拠で埋めるのがルール
僕の場合、このマトリクスで初めて
「3列全部に同じ内容が書かれている行」= 3回繰り返した病巣
が視覚化されました
3. 二度とやらないこと10箇条(全文)
僕の実際の憲法から、そのまま載せます
各条項のあとの( )は、その条項が生まれた失敗です
開設後30日間、外部リンクを一切投稿しない(バフゼロでリンク35%→シャドウバン)
1時間に2本以上投稿しない。30日目までは1日3本まで(3日85投稿・深夜毎分連投)
使っていない物・体験していない事を投稿しない。実物写真が用意できない題材は扱わない(実物写真ゼロのカタログ投稿2ヶ月)
フックのテンプレ使い回し禁止。過去投稿と冒頭10文字が一致したらボツ(テンプレ集を代替わりで使い回してAI臭が遺伝)
計測ゼロの週を作らない。数字のない週次レビューは無効(計測シートが2ヶ月間0行)
運用開始から4週間、新規ツール開発を禁止(開設17日間をツール開発に使って沈黙した)
ルールを破るときは、破る前にルールを書面で改正する(「今日だけ」の逸脱が3代とも死因)
撤退トリガーが引かれたら48時間以内に判断。気分による延命禁止(3代とも撤退基準がなく、死は外部イベント任せだった)
新しい教材・手法に移る前に、現行の検死レポートを完成させる(要因分析を「後日」にして48日放置した)
運用は1日15分で回る設計にする。回らないなら自動化ではなく縮小(「全自動の夢」が過剰設計と放棄を3回生んだ)
4. 開設前チェックリスト
最初の30投稿分の「実体験・実物写真・実データ」が用意できるか一覧で確認
ペルソナは「実際の自分がやっていること」の延長か(演技は月単位で続かない)
実物写真を10枚、先に撮る
30日リンク禁止カレンダーを作る
撤退基準を開設日より前の日付で保存する
計測シートへの記録を1回リハーサルする
リプ回り対象10アカウントの通知をONにする
初週分の投稿7本を作り、AI臭チェックを通しておく
アカウントは作成後1〜2週間寝かせてから動かす
週次レビューの曜日をカレンダーに固定する
5. 撤退基準(数値トリガー表)
僕が次に使う実物です。数値は自分の状況に合わせて調整してください
大事なのは数値の正しさより「開設前に決めて、書面にしておく」こと
| 時点 | 指標 | トリガー | 処置 |
|---|---|---|---|
| 2週目 | 週間インプレッション | 1,000未満 | 投稿の型を全交換 |
| 4週目 | フォロワー | 50未満 | 48h以内に再設計 or クローズ判断 |
| 8週目 | フォロワー | 200未満 | クローズ(継続には書面の理由が必要) |
| 常時 | 平均いいね | 0.5未満が2週連続 | 72h冷却+ミニ検死 |
| 常時 | 週の運用時間 | 105分超が2週連続 | 運用を縮小する |
「撤退基準を決める=負けを認める」ではないです
むしろ逆で、基準がないと僕みたいに
ダラダラ延命して2ヶ月と24,800円を溶かすことになります
この失敗を潰すために作ったシステム
4回目は「気をつける」ではなく、破れない仕組みに変えました
戦略・制作・検閲をAI3部門に分けて、投稿前にリンク解禁日、投稿頻度、フックの重複、体験していないことを書いていないかを自動で確認します
人間がやるのはDiscordに届く承認カードを見て、出すか止めるか決めるだけ
結果も隠しません
フォロワー、インプレッション、売上を毎週日曜に公開して、この設計が本当に機能するか検証します
実績が出た段階で、AI3部門の構成と運用ルールをまとめた全設計図を別の記事にします
この無料記事が「失敗の記録」、次の記事が「同じ失敗を仕組みで防ぐ方法」です
おわりに
3連敗して分かったのは、
敗因分析って「気合いでやる反省会」だと絶対に自分に甘くなる、ということでした
ログは全部ディスクに残ってる
なら読むのはAIにやらせて、人間は判決だけ受け取ればいい
僕は4体目を作る前に、まずこの憲法を冷蔵庫に貼るところから始めます
(物理で貼るのがいちばん効く気がしてる)
同じ沼にいる人の、供養と参考になればうれしいです
質問があればコメントにどうぞ
検死されたい人いますか?
